2017年8月10日より東京芸術劇場シアターウエストで上演されるAKA Company 第2回公演『SHE LOVES ME』に主演する木暮真一郎さんのインタビュー後半です。有料会員限定部分には、『王家の紋章』のウナス役についてや、昨年結成されたミュージカル俳優4名による男性ヴォーカルユニット「Adam’s」などについて語ってくださった内容を掲載しています。
――ミュージカルナンバーについてお伺いします。作品としては30曲程ありますが、楽曲を聴いてみていかがでしたか?
いやー! 結構曲があるんです。楽しいですね! 結構全体的に作品にマッチしていて。可愛らしい曲が多くて、耳馴染みが良いというか。わかりやすくポップで、聴いていて楽しいと思いますよ。
――Music Theatre Internatinalにアップされている音源を聴くと、60年代頃の懐かしい雰囲気を感じました。ジョージの持ち歌はいかがですか?
あー、懐かしい雰囲気。そうですね、僕はすごい好きな感じでしたね。ジョージの歌はソロが3曲くらいあって、あとはデュエットがちょこっとあったりとか。
――デュエットはアマリアとですね。
今、歌稽古でちょっとやってるんですけど、でも普通のデュエットって感じじゃあないです(笑)。
――と、いうと?
アマリアがまくし立てているのを、「落ち着いてよ!」みたいなのとか(笑)。その辺もやっぱり、ラブコメディだとは思うんですけど、作品を通してあんまりラブシーンとかもなく。だから本当に可愛らしい感じで。「もー、2人早くくっついちゃいなよ!」って言いたくなるみたいな(笑)。
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<有料会員限定部分の小見出し>
■たぶんお互い意識はしてないですけど、「本当は好きなんじゃないの?」っていう感じ
■『王家の紋章』で大先輩方と共演。今思うと、なんて贅沢な時間だったんだろうって
■「Adam’s」は落ち着いた雰囲気は保ちつつも…、皆バラバラなので(笑)すごい楽しい!
■自分とかけ離れた役に興味があります。『エリザベート』のルキーニ役は、いつか演ってみたい
<AKA Comapny 第2回公演『SHE LOVES ME』>
【東京公演】2017年8月10日(木)~8月13日(日) 東京芸術劇場シアターウエスト
公式サイト http://katashima-office.com/shelovesme
<関連リンク>
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■たぶんお互い意識はしてないですけど、「本当は好きなんじゃないの?」っていう感じ
――観客的にもじれったいと感じるのかもしれませんね(笑)。作品のタイトルからして『SHE LOVES ME』で「ジョージ、貴方はどうなの?」って聞きたくなります(笑)。
「I LOVE YOU」じゃないですから(笑)。「彼女、僕のこと好きなんだー!」ですから(笑)。
――ジョージはいつの間に「SHE LOVES ME」って意識したんでしょうね。最初は侃々諤々なのに(笑)
ホントになんか。まぁ、それも見ようによっては、イチャつきにも見えなくもないと思いますけど(笑)。いわゆる少女漫画とかである「本当は好きなんじゃないの?」っていう感じが。たぶんお互い意識はしてないですけど、結構そういう要素もあると思います。
――顔を会わせる度に、コイツって思いながらも。
なんかやっぱり気になっちゃう。
――気になるから、突っかかっていっちゃう。そんな感じの2人なんですね。ラストまでに甘い雰囲気になれるのか否か…(笑)。
そ~んな…(笑)。その辺もたぶん、可愛らしくなると思います(笑)。そんなに甘々とはしてないです。どっちかって言うとキュンキュン系です。
■『王家の紋章』で大先輩方と共演。今思うと、なんて贅沢な時間だったんだろうって
――これまでのご出演作品につきまして、昨年の『王家の紋章』(2016年8月)で舞台デビューされて、続いて『スカーレット・ピンパーネル』(2016年10月~11月)、『アイランド』(2017年1月)、『王家の紋章』再演(2017年4月~5月)、そして今回の『SHE LOVES ME』と、大きな作品が続いていらっしゃいます。
ありがたいですね、本当に。
――つい先日までご出演されていた『王家の紋章』につきまして、ウナス役を頂いたときのお気持ちはいかがでしたか?
最初、漫画自体を詳しくは知らなかったので、まず、その「ウナスって、どういう役なんだろう?」って思って調べたら、まぁ、やっぱり「おかっぱ」っていうのが衝撃的で(笑)。おかっぱになるんだ!っていうのが一番最初にありました。
――外見がインパクトありますね(笑)。さらにエジプト人ということで、役作りでのヴィジュアルは大変だったのでは?
スタンダードなメイクもまだ初めてなのに、まず最初から黒塗りで。基本もわからないうちから応用編みたいな感じでした(笑)。
――初舞台はいかがでしたか?
これがデビューだったので、その作品で主演の浦井健治さんや、ミュージカル界の重鎮山口祐一郎さん。本当に大先輩方と共演できたっていうのが、今思うとなんて贅沢な時間だったんだろうって思いますね。
――再演は公演期間も長く、シングルキャストとしてそこを乗り越えられたご経験もひとつの財産ですね。
そうですね。
■「Adam’s」は落ち着いた雰囲気は保ちつつも…、皆バラバラなので(笑)すごい楽しい!
――昨年結成されたミュージカル俳優4名による男性ヴォーカルユニット「Adam’s」についてお伺いします。木暮さんは東京音楽大学ご出身ですが、ご専攻は声楽でいらっしゃいますか?
声楽も勉強はしてましたけど、専攻ではないです。
――結成当時のお気持ちをお聞かせ下さい。
すごい楽しみでしたね。そのちょっと前から3人(上原理生さん、山田元さん、大田翔さん)と交流があって、空気感が似てるんですよ。わりと皆、なんというか…「イケイケ系」ではないというか(笑)。理生さんも、結構あのワイルドな面も保ちつつも意外と素朴な感じも持っていらして。他の2人もそうですけど、なんか、わりと落ち着いている。4人で居ても落ち着く感じがして。
――今年2月の「Adam’s First Live」を拝見しましたが、本当に皆さん個性が粒立っていらっしゃって!
そうです!で、なんか落ち着いた雰囲気はそれぞれ保ちつつも…、皆バラバラなので(笑)すごい楽しい!
――なので拝見していても非常に面白いなと。皆さんの個性がそれぞれバラエティで、これはどこに行くのかしら?って(笑)かと思うと、歌い出すとカチッと綺麗にはまって。そのギャップがたまらないなと思いました。
ありがとうございます(笑)。
■自分とかけ離れた役に興味があります。『エリザベート』のルキーニ役は、いつか演ってみたい
――俳優、木暮真一郎さんとして、今後どんな作品・役に取り組んでみたいですか?
ウナスとかジョージもそうですけど、僕自身の要素と「役」がわりと親しい等身大の役を公演で演じさせて貰っていたので、ちょっと離れたところの役所も興味がありますね。どうなるのか自分でも全然わからないですが、今後機会があったら自分とちょっとかけ離れた役を演ってみたいです。具体的なところで、『エリザベート』のルキーニ役がすごい好きなので、いつか演ってみたいですね。
――それはすごく楽しみです!それでは、お客様に向けて一言お願いします。
本当に作品自体が可愛らしくて、ポップな感じなので気張らずに、楽しんでいただける作品だと思います。観劇後はホッコリと。まぁ、夏ですけど(笑)、温かい気持ちになるハートウォーミングな作品です。そこは保証します。曲も、作品も素晴らしいです!
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素敵なインタビューありがとうございます!
Adam’sで木暮さんのことを知ったので、Adam’sについてのお話が聞けて嬉しいです。
これからの活躍がとても楽しみです!