メンバー全員が歯科医師免許を持ち医療との両立のため顔を伏せて活動中の4人組ボーカルグループ『GReeeeN』の話を元に製作された映画「キセキ -あの日のソビト-」を初舞台化した音楽劇『キセキ -あの日のソビト-』が2021年10月22日(金)、紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで開幕しました。東京公演は11月7日(日)までで、その後、11月11日(木)から11月12日(金)まで大阪の COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで上演されます。出演は、崎山つばさ、立石俊樹、太田将熙、岸本勇太、里中将道、大石敦士、朝倉ふゆな、遠山景織子、羽場裕一、ほかのみなさんです。10月22日に行われた初日公演直前のゲネプロの一部をアイデアニュース独自撮影の動画で、囲み取材の様子をテキストで紹介します(取材・撮影:渡辺美知子さん)。
<ストーリー>
厳格な父・誠一(羽場裕一)の反対を押し切って音楽の道に進んだJIN(崎山つばさ)。メジャーデビューするもなかなか思うようにいかない。あるとき、父の期待に応え歯科医を目指していた弟のHIDE(立石俊樹)とその仲間navi(太田将熙)、92(岸本勇太)、SOH(里中将道)らに音楽の才能があることに気付き、彼らに自分の夢を託す。そして、歯科医を目指しつつ音楽も諦めたくないということを父に言い出せない彼らは、顔を出さずにCDデビューしようと考えるが…。
<囲み取材より>
ーー今回の舞台の見どころについて。
崎山:GReeeeNさんの『キセキ』ができるまでの物語を描いています。こうやって実際に「人」がGReeeeNさんとしてみなさんの前に現れるのは初めてのことになるので、演劇とライブとドキュメンタリーを観ているような作品になると思います。そこに注目してもらいたいです。
立石:GReeeeNさんの物語を知ってる方にも、知らない方にもぜひ知ってもらいたいと思いますし、この作品を通じて初心や青春時代を思い出したり、背中を押してもらえたりする瞬間があるので、どこか自分と重なったりして背中を押せる瞬間があると思うのでよろしくお願いします。
太田:GReeeeNさんの色んな名曲を僕らが披露させてもらえるのはすごく光栄なことだなと思いますし、最大限にリスペクトをしつつ僕らなりの表現ができたらなと思います。
岸本:僕ら役者がどういう風にGReeeeNさんを体現するのかというのが最大の魅力じゃないかなと思っています。
里中:映画では描かれていない個々の心情などが映画に比べて深く描かれているので、一人ひとりの思いに注目して観てほしいです。
ーー劇中の好きなセリフやシーンがあったら教えてください。
里中:4人の友情や、仲の良さ、頼もしさが伝わればいいなと思っています。
岸本:歌唱シーンはメンバーみんなと目があって、楽しくやっているところは実際のGReeeeNさんたちもそうなんじゃないかなって思います。
太田:『キセキ』を歌唱してるシーンが泣きそうになるくらいグッとくるし、自分たちの音楽が誰かに届いていると感じられるシーンで、すごく好きです。
立石:ぶつかりあったときに、ようやく出てくる本音のシーンがJINさんとHIDEにあって、今まで知らなかったお兄ちゃんの思いを知れる瞬間が特に好きです。
崎山:オープニングで全キャストが出てきて、舞台ならではの演出もありますし、GReeeeNさんの楽曲を使って一人一人が弾けていて、1番好きなシーンです。
ーー今回の座組の雰囲気やエピソードは?
太田:普段からメンバーと連絡を取り合っていて、グループLINEに、里中くんが毎晩ボイスメセージを送ってきていて、笑わせてせてくれています(笑)。
崎山:仲睦まじい姿を見て、ほっこりしました。
岸本:全員で共演するのは初めてで、1カ月とは思えないくらい、「こんなに距離が縮まるんだ」というぐらい、安心感しかないです。
立石:初めて会った時は、正直どうしようかと思ってました。
里中:としくんが安心感を抱いてるのがすごく伝わる(笑)。
ーーファンのみなさまにメッセージをお願いします。
里中:元気とか勇気とか、いろんな思いを観ていただいて、感じていただけたらなと思います。よろしくお願いします。
岸本:成功とか失敗とかあると思うんですけれど、挑戦することの大事さ、そしてそこにある過程ががすごく大事だと思うので、この公演を通して、挑戦する人、何かためらっている人に、1つでも前向きになれることが響いたらいいなと思っています。
太田:GReeeeNさんを支えているJINさんという、とても重要なプロデューサーさんがいることを知って、自分たちも誰かに支えられていると思うし、同時にJINさんがGReeeeNさんの音楽に救われたように、誰かが誰かを救っているということが、見に来てくださった方に伝わればいいなと思っています。
立石:僕自身が今までの人生の中でたくさん不安だったり進路に迷ったりしたときに支えられたアーティストさんを演じられるということで、HIDEさんの言葉を借りると「どストレートなもの」を届けたいです。本当に嘘偽りなく、この舞台を楽しんで、みなさんに全身全霊で伝えて行けたらいいなと思いますのでよろしくお願いします。
崎山:映画が公開されたのが2017年で、そこからまた環境がガラッと変わっているというところが大きなポイントかなと思っています。その時に夢を追いかけていた人と、今この状況で夢を追いかけている人では状況が変わっていると思うけど、それでも夢に向かってがんばってほしいという伝えたい思いは変わらないので、今やることの意味、今演劇でできることの意味を背負って届けたいなと思います。演劇の「キセキ」みたいなものが、観た人に届けばいいなという思いでやらせていただきます。
<音楽劇『キセキ -あの日のソビト-』>
【東京公演】2021年10月22日(金)~11月7日(日) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
【大阪公演】2021年11月11日(木)~11月12日(金) COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール
公式サイト:
https://kisekistage.com/
<キャスト>
JIN役:崎山つばさ
HIDE役:立石俊樹
navi役:太田将熙
92役:岸本勇太
SOH役:里中将道
売野役:大石敦士
結衣役:朝倉ふゆな
珠美役:遠山景織子
誠一役:羽場裕一
ダンサー(五十音順):荒川湧太、宇田川太雅、加藤木風舞、武中隆之介
<スタッフ>
原作:映画『キセキ -あの日のソビト-』
脚本・演出:吉谷晃太朗
音楽:tak
振付:伊藤今人(梅棒)
美術:土岐 研一
照明:加藤学(ブルーモーメント)
音響:谷井貞仁(ステージオフィス)
ヘアメイク:西村裕司(earch)
衣装:高山良昭(ヒカリトカゲ)
歌唱指導:水野里香
演出助手:國重直也
現場制作:アンデム
舞台監督:林和宏(H9plus)
制作:ポリゴンマジック
主催:音楽劇キセキ製作委員会
<チケット>
全席指定9,500円(税込)
イープラス(e+)
https://eplus.jp/kiseki-stage/
チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/kiseki-stage/
ローソンチケット
https://l-tike.com/kiseki-stage/
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楽天チケット
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