2026年3月12日(木)にシアター1010(シアターセンジュ)で、「日韓の才能が響き合う愛とミュージカルの饗宴」をコンセプトに『Gift of Love Songs & Musicals』が開催されます。上原理生さん、川島ケイジさん、中田凌多さん、LENさん、キム・ドンワン(Kim Dongwan)さんが出演されます。上原さん、中田さん、LENさんのインタビュー後編です。「下」では、お互いについて聞きたいこと、中田さんが初めてご覧になったミュージカルのこと、LENさんが感じる日本・韓国・ブロードウェイミュージカルの印象の違い、日本のオリジナルミュージカルという観点で『ある男』を振り返っての上原さんの思いなどを伺った内容と、お客さまへのメッセージを紹介します。

ーーこの機会にお互い、聞いてみたいことはありますか?
中田:舞台の前のルーティンってありますか?
上原:ルーティン? 劇場に入ってからってこと?
中田:朝起きてから……。
上原:開演の5時間半前に起きる。大体起きて3時間して声を出すというルーティンがあって。それはもう、本番があろうがなかろうが。なので、劇場に入って小1時間は声を出しをしているかな。
ーー3時間経ってから声を出されるんですね。それはなぜですか?
上原:体が目覚めてから起き上がって、3時間ぐらいすると喉が起きてくるんですよ。立ち上がるのにそれぐらい時間がかかるんです。起き抜けで「バーン」とは出ないですよね。というか、やっちゃダメ。「バーン」は、だんだん体が温まってきて、喉が温まってきたというところでやります。たまに起き抜けでも出る人もいるかもしれないですが、僕はそうではないので。
ーーLENさんはいかがですか?
LEN:僕も本番の時は、喉に一番いいのが寝ることなので、7時間ぐらいは寝ます。でも前日はやっぱり寝れないっていうか、ドキドキするし、緊張感もちょっとあるから、あんまり寝れないのですが、無理矢理に寝よう!とします。
上原:確かに。
LEN:寝ないと声がガラガラになるから。
上原:ルーティンといえば確かにそうかも。
LEN:特にルーティンというわけではないですが、やっぱり必ず寝ますね。
上原:何時に声を出したいから、その3時間前に起きるとか、そこから7時間か8時間睡眠を確保したいと思ったら、じゃあ何時に寝ようとか。逆算しますね。すごくめんどくさいです。
ーー若さに任せて声を出しだらダメということですね。
上原:若いうちは良いんですよ! 勢いだけでいけるところがあるから。僕も昔はそうでした。でも歳を重ねるとそうはいきません。
LEN:そうなんですよね。
上原:できなくなるから、いかにリカバリーをするかケアをするか。中田くんはまだ大丈夫。
LEN:回復が遅いですよね。
上原:そうそう、時間を要する。20代の頃って、昼夜2回公演やった後、次の日も昼公演があるのに、みんなで飲みに行ったりしていました。帰って寝て、起きて、また公演やって、また飲みに行くみたいな。
LEN:そうですよ。でも、最近打ち上げがないんですよね。
上原:何時には帰ろうみたいな。
LEN:帰れないと。次の日が大変で(笑)。
上原:次の日のダメージ。若い時って逆に、よくそれでできていたなとびっくりするぐらい。全然違います。
LEN:体力と力があるから。
上原:本当そう。でも若い時にそれをやっていてよかった。中田くんは、ミュージカルが好きだと言っていたけれど、きっかけは何かあったんですか?
中田:もともとディズニーが好きで。
上原:ああ!そうなんだ!
中田:子どもの頃は、ずっとディズニー作品を見ていました、一番好きなのが、『ハイスクール・ミュージカル』。小学校の時から好きで、ずっとそれを見ていました。そこがきっかけですね。中学生の時に初めて劇団四季を拝見して、群馬県出身なんですが、そこからちょこちょこ東京にミュージカルを観に行ったりするようになりました。
上原:じゃあ、着実に今、夢の階段を。
中田:はい、ありがたいことに。
上原:キラキラしてる。
ーー今の20代の方々は、小さい頃からミュージカルがあった世代ですね。
上原:そうか。身近な存在だったんですかね。
LEN:お二人は、韓国のミュージカルを観たことはありますか? あったら何が一番良かったですか? あと、韓国の食べ物は何が好きか気になります!
上原:この間ライブビューイングで韓国ミュージカルを観ました。
ーー映画館で上映していますね。
上原:『マリー・アントワネット』を観させていただいて、コメントも出させてもらったんです。僕もオルレアン公を演っていたので。
中田:僕も観ました。
上原:本当に? やっぱり上手いよね。歌のレベルも高いし、芝居も。
中田:最初のマリー・アントワネットが処刑される前の裁判みたいなところやばいですよね。
上原:すっごい良かった。どんどん高まっていく緊迫感がすごくて。
中田:韓国のミュージカルって、日本よりも感情表現が大きいじゃないですか。だからその悲劇のシーンになった時の訴えかけ方がすごくて。
上原:すごいよね。これ日本やばいなと思って。
LEN:僕もミュージカルが好きで、特に比較しながら見るのが好きです。同じ作品を日本、韓国、アメリカのバージョンとで比べてみるんだけど、やっぱりそれぞれに特徴があって。例えば韓国だと、全体的なストーリーよりナンバー中心の感じが多くて。ナンバーですごく力を入れて、アレンジもすごく迫力があるというか。
日本だと、全体的なストーリーというか、芝居の演技が上手いというか。ストーリーが分かりやすいのは日本のバージョンでした。韓国は一旦一曲歌ったら「うわぁ!」ってなって、それがだんだんと続いて、「うわぁ!」「うわぁ!」「で、どんな話だったっけ!?」みたいな。『ジキル&ハイド』を韓国バージョンで初めて観た時は、そういう気持ちでしたね。例えば雷が鳴るときにめちゃくちゃ大きい音でブワンって鳴ると、みんなが「ウォー!」って。そのくらい大きい音がするんですよ。
『ジキル&ハイド』では、僕は「Alive」が好きなんですが、日本版を観ている時、「あれ、いつ歌ったっけ?」という感じになりました。それは、悪いところではなくて、演技の中に歌が入っていて、本当にナチュラルだなと思ったんです。こういうストーリーですということをきちんと見せてくれるんです。そしてやっぱり、日本バージョンは、アンサンブルがすごいんですよね。バランスがやばすぎですよ。
※アイデアニュース有料会員限定部分には、LENさんが感じる日本・韓国・ブロードウェイミュージカルの印象の違い、日本のオリジナルミュージカルという観点で『ある男』を振り返っての上原さんの思いを伺った内容やお客さまへのメッセージなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)
■LEN:ブロードウェイは、本当に自然な感じで歌う。韓国は、声楽の基本の歌い方で歌っている
■上原:セリフで緊張感を見せる構造の方が、ドラマが深く伝わる場合もあるのではと感じる
■上原:LENくんが話してくれたように、物語のドラマを見せるって、すごく大事だなと
■中田:大切な人を思いながら聴いて 上原:それぞれのジャンルの良さ LEN:新鮮な音楽を
<『Gift of Love Songs & Musicals』>
【東京公演】2026年3月12日(木) シアター1010(シアターセンジュ)
公式サイト
http://www.jpma-jazz.or.jp/concert/2603/260312_1.html
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