「シャワーを浴びながらふと考える」、音楽劇『コーカサスの白墨の輪』平間壮一(下) | アイデアニュース

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「シャワーを浴びながらふと考える」、音楽劇『コーカサスの白墨の輪』平間壮一(下)

筆者: 岩村美佳 更新日: 2026年3月11日

音楽劇『コーカサスの白墨の輪』が2026年3月12日(木)から、30日(月)まで世田谷パブリックシアターで、4月11日(土)と12日(日)に兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで、4月18日(土)と19日(日)に岡山芸術創造劇場 ハレノワ 中劇場で、4月24日(金)と25日(土)に鳥栖市民文化会館 大ホール(佐賀)で、5月2日(土)に春日井市民会館(愛知)で上演されます。

シモン役を演じる平間壮一さんのインタビュー後編です。「下」ではシモン役についてのお話、答えのないことを考えるのがお好きだというお話、この作品に向き合いながら「人間とは」「世界の平和とは」ということをまた考えるようになったというお話や、考えることが大切だという思いなどをお話ししてくださった内容と、お客さまへのメッセージを紹介します。

平間壮一さん=撮影・岩村美佳
平間壮一さん=撮影・岩村美佳

(※稽古開始前に取材しました)

ーー平間さんが演じられるシモン役について、考えていらっしゃることはありますか?

これからですが、稽古の中で変わっていければいいかなと思うのは、やはり母性とか、そういうものはどうしても自分の中にはないんです。この役に限らず、多分どんな役であれ、男性役である限り、計り知れない母性愛や母親とか、想像しても想像しきれないようなところがあると思うのですが、今回の作品では、そういうところにも触れていくのだろうなと思っています。晴ちゃんがそういうところで、いろいろ悩んで苦しんでいく姿を観たときに、自分がどうなっていくのかなと。

だから、「こうしよう」というよりは、見ることを大事にしようと思っています。それが見えたときに、自分が何を感じるのか。子どもがいるという経験をしたことがないので、多分味わったことのない感情が来るのだろうなと思っています。母親から受ける愛とはまた違いますから、何を感じるんだろうという真っさらな気持ちでいます。

女性は強いんだろうなという想像はしています。一方で、「男としてこうありたい」みたいなものも、あるわけじゃないですか。でもみんな、奥さんとかを前にすると、恥ずかしかったりするんですよね。「こうありたい」というところを、あまりできないから。

ーー平間さんは、すごく俯瞰的にいろいろなことをご覧になってますよね。地球のいろんな動きを見ている、みたいな。

それが良くないんですよ(笑)。

ーーその中に入っていくとなると、結構大変じゃないですか?

大変ですよね。波に飲まれた風を演じることができたらいいのにと思ったことは、何回もあります。熱くなっている荒波の中に入らなきゃいけない時ってあるじゃないですか。だけどどうしたってふわぁっと観ているから、「みんなは荒波にしてるな」みたいな。でもそこに入らなきゃいけない時が、やっぱり難しいなという、自分の課題ですね。

ーーお話を伺っていて、以前MCをさせていただいた廣瀬友祐さんのイベントに、平間さんがゲスト出演された時のことを思い出しました。すごく自由で、すごく考えてるのか、感じているのかわからなくて。平間さんの言葉とか、興味津々になりますね。

ヒロくん(廣瀬さん)のイベントの時の、何も考えてない状態が、一番ラクで楽しい時期ですね。作品とか人とかが関わってくると、考えが止まらなくなります。かといって、理論的な感じで進めるのはちょっと苦手だったりするんですよ。

でも、哲学っぽく考えたり、答えのないことを考えたりすることは好きです。言葉を持ち合わせていないから、自分が思っていることを相手に伝えるのは難しいんだなと。だから芝居をやっているのだと思います。

人の言葉を借りて誰かに伝えるというのは、自分の中ではすごく助かってます。きっと僕が脚本書いたら訳わからないことになります。気持ちとか感情とかはわかるなと思いながらやってますね。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、この作品に向き合いながら「人間とは」「世界の平和とは」ということをまた考えるようになったというお話や、考えることが大切だという思いをお話ししてくださった内容やお客さまへのメッセージなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■悪役にならないと次のヒーローにはなれないんだなと、シャワーを浴びながらふと思った

■「知らない人たちのことまでも考えた行動を、自分はできているのだろうか?」と思ったり

■流れに沿って物事を考える人もいるんだなと、永田崇人くんに突っ込まれて初めて知った

■「世界の幸せ」はどうにもならないかも。だとしても、考えることがやっぱり大事だと思う

<音楽劇『コーカサスの白墨の輪』>
【東京公演】2026年3月12日(木)〜3月30日(月) 世田谷パブリックシアター
【兵庫公演】2026年4月11日(土)〜4月12日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
【岡山公演】2026年4月18日(土)〜4月19日(日) 岡山芸術創造劇場 ハレノワ 中劇場
【佐賀公演】2026年4月24日(金)〜4月25日(土) 鳥栖市民文化会館 大ホール
【愛知公演】2026年5月2日(土)〜5月3日(日・祝) 春日井市民会館
公式サイト
https://setagaya-pt.jp/stage/25041/

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平間壮一さん=撮影・岩村美佳
平間壮一さん=撮影・岩村美佳

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<筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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