ミュージカル『破果』が、2026年3月7日(土)から3月22日(日)まで、新国立劇場 中劇場で、3月27日(金)から3月29日(日)まで、梅田芸術劇場 メインホールで、4月4日(土)と4月5日(日)に久留米シティプラザ ザ・グランドホールで上演されます。主演の女殺し屋「爪角(チョガク)役は、花總まりさんです。多数のミュージカルに出演し、多様な人物を演じてきた花總さんが、今回初めての殺し屋役で、激しい殺陣・アクションに挑戦します。また、かつて家族を殺した「爪角」に復讐を誓う青年「トウ」役は、同じくミュージカル界の第一線を走り続ける浦井健治さんです。花總さんと浦井さんは本作が初めての本格ミュージカルの共演となります。そして、中山優馬さん、熊谷彩春さん、武田真治さんなど個性豊かなみなさんが出演されます。
原作は、韓国文学史上、前例のない“60代女性の殺し屋”を主人公に据え、ベストセラーとなった小説『破果』(著:ク・ビョンモ)です。ニューヨークタイムズによる「注目すべき本100選」にも選定され日本だけではなく世界13ヵ国で翻訳され世界中で読まれています。斬新で切なく、そして力強い物語が韓国でミュージカル化されました。2024年3月に初演を迎え、演出イ・ジナさん(『ジーザス・クライスト・スーパースター』他)、音楽イ・ナヨンさん(『Next To Normal』他、台本チャン・へジョンさん、イ・ジナさんら実力派クリエイターが集結し、観客の心を揺さぶる傑作として大きな反響を呼びました。命あるものの温もりに目覚めたとき、彼女の“人生最後の死闘”が幕を開けます。
<STORY>
人生のほとんどをプロの暗殺者として生きてきた爪角(チョガク)。超一流の暗殺者であった彼女も年を重ね、身体の衰えから引退を決意する。今まで守るべきモノを作らず独りで生きてきたが、捨てられていた老犬や心を開いて接してくる近所の家族など気がつけば守りたいモノができていた。喜怒哀楽とは無縁の孤独な人生を送るつもりが、他人の痛みを感じるようになりいつしか心にぬくもりを求めるようになっていく…そんな中、過去の記憶から突如現れた、爪角に復讐を誓った者が現れ、心を許した近所の子供を連れ去った…人生で初めて誰かのために戦うことを決意した彼女に待ち受けるものとは?!
アイデアニュースでは、トウ役の浦井さんにインタビューしました。インタビューは上下に分けてお届けします。「上」では、作品の出演が決まった時の思い、韓国ミュージカルへの思いや交流、ご自身のこれまでの活動を振り返る中での栗山民也さんとのお話、出会ってこられたみなさまへの思いなどについてお話ししてくださった内容を紹介します。「下」では、花總さんからの指名でトウ役を演じることへの思いや、役のこと、次に出演される『最強のふたり』で川平慈英さんとご一緒されること、板垣恭一さんからのご提案などについてのお話と、お客さまへのメッセージを紹介します。

ーーミュージカル『破果』へのご出演について、今感じていることをお聞かせください。
まずは、とても良い座組だなと思いました。花總さんが爪角(チョガク)を演じることが決まった上でトウ役に浦井をとお話をくださって、そして、中山優馬さん、武田真治さんがいてくださる。想像以上の適材適所だと思いますし、化学反応が必ず起こるだろうと思います。
「日本版の『破果』をみんなで新しく創作して、花開かせていくようにやっていただいて構いません」と、韓国版の演出イ・ジナさんが言ってくださっているので、すごく豊かで、刺激的な創作現場になる環境が整っています。
日本のオリジナルミュージカルを韓国に持っていくことも目標ではありますが、これまでにも韓国のミュージカルにたくさん関わらせていただいている身としては、今回も日本初演キャストとして、みんなで作れることがすごく幸せです。
ーー確かに浦井さんは、韓国の作品にご出演されたり、韓国の演出家の方とご一緒されたり、ご縁が多いですよね。
そうですね。日本で韓国ミュージカルが上演される機会も多いですし、日本のお客様が韓国へ観劇に行ったり、推し活も含めて、韓国を感じる時が多いですよね。逆に、デスノート(『デスノート THE MUSICAL』)は日本から韓国へ、さらには同時期に日本と韓国で上演していたり。韓国のリューク役の方が、公演中で翌日は自身の本番も控えている中来日して、日本版を観に来てくださったりもしました。
ーーすごいですね!
実は、韓国のボイトレの先生が一緒なんですが、その先生の話になって、前回のレムを演じたパク・ヘナさんや、(井上)芳雄さんの話にもなりました。みんなが繋がっていて、『笑う男』のグウィンプレン役や、『デスノート』の夜神月役、『キングアーサー』など、浦井健治という名前を知ってくださっているんです。信じられない環境だなと思います。
そのボイトレの先生も繋いでくださったのは、『キングアーサー』などで、ルピナさんの通訳をしていたテイさんという方で、先日の日韓のイベントの時にも司会をされていました。
ーー「Musical Celebration 2025『Japan★Korea -The Echoes-』」ですね。
すごく親身になって、親しみを込めて関わってくださって、そういう方々が周りにいるからこそ、こういう状況に恵まれているなと感じていますし、日本と韓国のエンタメの文化の交流は、きっとますます活性化していくだろうなと思います。
韓国の大学路という場所に行くと、小劇場がいっぱい並んでいて、新しい作品がどんどん生み出されています。『破果』もそうです。そういう演劇空間というか、創作の環境、土台に触れると、もっともっと頑張らなければという気持ちにもなります。
日本で韓国ミュージカルと触れ合っていると、日韓の交流がずっと続いていると感じますし、そこを目標にしている方々もいるでしょうから、これからの出会いもすごく楽しみです。
これから出会った時に、自分がみなさんと一緒に何を作れるのか。鮮度を持った役者でありたいですし、いまは様々な環境でいい刺激をもらい続けています。
※アイデアニュース有料会員限定部分には、韓国ミュージカルへの思いや交流、ご自身のこれまでの活動を振り返る中での栗山民也さんとのお話、出会ってこられたみなさまへの思いについてお話ししてくださった内容などインタビュー前半の全文と写真を掲載しています。インタビュー「下」では、花總さんからの指名でトウ役を演じることへの思いや、役のこと、次に出演される『最強のふたり』で川平慈英さんとご一緒されること、板垣恭一さんからのご提案についてのお話やお客さまへのメッセージなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)
■出会いもあれば、別れもある。現実と演劇がリンクすることもあって、不思議だなと
■「リュークの視点からデスノートという世界を見たら、最後こうなのでは」という演劇的な処方
■一挙手一投足、第一声から最後一音まで、リュークに対して演出がつけられた『デスノート』
■韓国のミュージカルグッズの、4つの作品が描かれている切手。その中の3作に関わってきた
<ミュージカル『破果』>
【東京公演】2026年3月7日(土)~3月22日(日) 新国立劇場 中劇場
【大阪公演】2026年3月27日(金)~3月29日(日) 梅田芸術劇場 メインホール
【福岡公演】2026年4月4日(土)~4月5日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
公式サイト
https://musical-pagwa.jp
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どぎもを抜かれるリュークでした。浦井さんの表現の深さに感動をいただくばかりです。
今後の作品も楽しみです。