「二期会」創立70周年記念名作オペラ祭の第2弾、J.シュトラウスⅡ世作曲のオペレッタ『こうもり』が、2021年11月25日(木)に日生劇場で開幕。11月28日(日)まで上演されます。指揮は、名古屋フィルハーモニー交響楽団正指揮者、神奈川フィルハーモニー管弦楽団常任指揮者で、人気、実力とも若手筆頭株の川瀬賢太郎さんで、東京二期会初登場となります。出演者は、ファルケ役の宮本益光さん・加耒徹さん、ロザリンデ役の幸田浩子さん・木下美穂子さんなど東京二期会を代表する人気スター歌手が集結し、看守フロッシュ役は『レ・ミゼラブル』『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』など数々のミュージカルで活躍している森公美子さん。公演は2017年の上演時に続いて、台詞は日本語、歌は原語「ドイツ語」での上演で、台詞部分では字幕を見る必要がなく舞台に集中できるため、オペレッタならではの芝居の妙を堪能しつつ、オリジナルの音楽の魅力も失われないスタイルです。
演出は、チューリッヒ歌劇場総裁で世界的に著名なアンドレアス・ホモキさん。印象に残る大きなシャンデリア、シックな木製家具やソファ、そしてエレガントな衣裳などオーセンティックな舞台美術でありながら、ステージ上の展開は、現代的でスタイリッシュ。クラシックとモダンが見事に融合したプロダクションとなっています。
こちらは開幕前に行われたゲネプロの一部を、アイデアニュースの独自撮影で、15秒間の映像にしたものです(音は出ません)。
<ものがたり>
舞台は19 世紀爛熟のウィーン。銀行家アイゼンシュタインは役人を殴った罪で収監される晩、悪友ファルケの誘いでオルロフスキー公爵の夜会へ出かける。そこではアイゼンシュタイン、妻ロザリンデ、小間使いアデーレ、刑務所長フランク…誰もが身分を偽って宴を愉しんでいる。朝になってアイゼンシュタインが監獄へ出向くと、本人と誤って収監されていたのは昔の妻の恋人アルフレード。アイゼンシュタイン邸から収監されたと聞いて、夫は妻をなじるが、夜会でせしめた彼の浮気の証拠を見せるロザリンデが一枚上手。しかし「全てはシャンパンの泡のせい」と、大団円となる。
<〈二期会名作オペラ祭〉NISSAY OPERA 2021提携 J.シュトラウスII世作曲オペレッタ『こうもり』>
【東京公演】2021年11月25日(木)から11月28日(日) 日生劇場
公式サイト:
http://www.nikikai21.net/blog/2021/11/24-9795.html
<スタッフ>
指揮:川瀬賢太郎
演出:アンドレアス・ホモキ
舞台美術:ヴォルフガング・グスマン
照明:フランク・エヴィン
合唱指揮:根本卓也
演出助手:上原真希
舞台監督:幸泉浩司
公演監督:加賀清孝
<キャスト>
【2021年11月25日(木)と11月27日(土)】
アイゼンシュタイン:又吉秀樹
ロザリンデ:幸田浩子
フランク:斉木健詞
オルロフスキー:郷家暁子
アルフレード:澤原行正
ファルケ:宮本益光
ブリント:髙梨英次郎
アデーレ:高橋維
イダ:渡邊史
フロッシュ:森公美子
【2021年11月26日(金)と11月28日(日)】
アイゼンシュタイン:小林啓倫
ロザリンデ:木下美穂子
フランク:杉浦隆大
オルロフスキー:成田伊美
アルフレード:金山京介
ファルケ:加耒徹
ブリント:大川信之
アデーレ:雨笠佳奈
イダ:内山侑紀
フロッシュ:森公美子
合唱:二期会合唱団
管弦楽:東京交響楽団
<チケット>
一般:
S席¥12,000 A席¥10,000 B席¥8,000 C席¥6,000(予定販売数終了) 学生席¥2,000
愛好会会員:
S席¥11,000 A席¥9,000 B席¥8,000 C席¥6,000(予定販売数終了) 学生席¥2,000
チケットスペース
https://www.ints.co.jp/
03-3234-9999
二期会チケットセンター
http://www.nikikai.net/ticket/index.html
03-3796-1831 平日10:00~18:00/土曜10:00~15:00/日・祝休業
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