2016年6月8日に東京の東急シアターオーブで「JIM BEAM presents ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』」が開幕します。アイデアニュースに新たに1人のライターが加わり、この公演レポートを書いてくださることになりました。橋本は2013年の2度目の来日公演を観ていますので、少しだけ事前に紹介したいと思います。
「ドリームガールズ」は、1981年にブロードウェイで初演され1982年のトニー賞6部門を受賞。2006年にはビヨンセ、エディ・マーフィらが出演して映画化され、エフィー・ホワイト役のジェニファー・ハドソンがアカデミー賞の助演女優賞を受賞しています。
私が観たのは、2回目の来日公演(東京は東急シアターオーブ、大阪はフェスティバルホール)となった2013年の舞台。当時、私が知人に出した感想メールには「エフィー役の Charity Dawson の歌う And I Am Telling You I’m Not Going は、すごかったです。幕間に観客らが『あんな風に毎日歌って大丈夫なのかな?』と驚いていました」と書かれていました。(もしかすると私が観た回にエフィー役で登場したのは代役の Lydia Warr だったかもしれませんが、確認できませんでした)
このミュージカルの登場人物の1人「エフィー・ホワイト」は、抜群の歌唱力を持つもののビジュアル的には他のメンバーの方が評価が高いということでメインボーカルから外される役。そして、迫力ある歌声で、この舞台を最後まで引っ張ってゆきます。だから何といっても歌唱力が必要で、大柄な女性が力強く歌います。なかでも1幕最後の「And I Am Telling You I’m Not Going」を歌い上げるには、本当に、とんでもない力が必要です。
そして、今回の来日公演でエフィーを演じるのは、2009年にニューヨークのアポロシアターで上演されたロバート・ロングボトム演出・振付版でエフィー役となり、2010年5月の初来日公演(Bunkamuraオーチャードホール)でもエフィー役をつとめたモヤ・アンジェラ。アポロシアター・オリジナルキャストのモヤが、再び日本で大迫力の歌声を鳴り響かせてくれることでしょう。
<JIM BEAM presents ブロードウェイ・ミュージカル「ドリームガールズ」>
【東京公演】2016年6月8日(水)~6月26日(日) 東急シアターオーブ (渋谷ヒカリエ11F)
お問い合わせ Bunkamura 03-3477-3244 、ローソンチケット 0570-000-407
公式ホームページ ⇒http://www.dreamgirls2016.com