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進化するハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」、今回もやっぱり引き込まれた

筆者: 中本 千晶 更新日: 2016年11月17日

 

「週刊少年ジャンプ」にて連載中のバレーボール漫画「ハイキュー!!」を舞台化した作品、「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“烏野、復活!”」が、2016年10月28日より東京・岩手・福岡・大阪の4都市で公演中です。2015年11月に初演、2016年4月に再演、そして今回の新作。人気の2.5次元系舞台「ハイキュー!!」の東京公演を、フリージャーナリストの中本千晶さんに紹介していただきます。

 

 

 

■2.5次元であろうとなかろうと、良い舞台は良いし、つまらないものはつまらない

 

じつは私、すっかり舞台版「ハイキュー!」のファンになってしまっている。

 

この作品は「週刊少年ジャンプ」の人気連載漫画を舞台化したものだから、今流行りの「2.5次元舞台」ということになる。もともとこの作品の存在を知ったのも、2.5次元系の舞台に詳しい人に「最近のオススメは?」と聞いたとき、これだと即答されたのがきっかけだった。ちょうど1年前の今頃だったと思う。その時は観に行けなかったが、今年の4月に再演されたときにさっそく観て、ハマってしまったのだった。

 

最近は「2.5次元舞台」と「それ以外」の間に線引きをして「2.5次元舞台」をいろいろな意味で特別視してしまったりするが、そんな線引きはいずれ意味をなさなくなってしまうに違いない。2.5次元であろうとなかろうと、良い舞台は良いし、つまらないものはつまらない。そして、たとえ原作を知らなくても、舞台としてのクオリティが高ければ十分に楽しめる。そんなシンプルな結論に落ち着くのだと確信させてくれたのがこの作品だった(この辺り、つい最近発売となった拙著『宝塚歌劇に誘う7つの扉』でも触れたので良かったらご覧ください)。

 

バレーボールを舞台上でどう見せるのかにも注目だ=Ⓒ古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会 Photo by Shunsuke Watabe

バレーボールを舞台上でどう見せるのかにも注目だ=Ⓒ古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会 Photo by Shunsuke Watabe

 

 

■かつては強豪として知られていた高校バレー部をめぐる物語

 

かつては強豪として知られていた宮城県の烏野(からすの)高校バレー部。そこに2人の風変わりな新入部員が入ってくるところから物語は始まる。ひとりは、抜群の運動能力と人懐っこさ、そしてバレーが好き!という気持ちだけは誰にも負けない日向翔陽(須賀健太)。もうひとりは「コート上の王様」の異名を取る天才セッターだが、じつは心を閉ざしている影山飛雄(木村達成)だ。最初は反発しあう2人だったが、やがて強い信頼関係で結ばれた名コンビとなっていく。同時に、バラバラだったバレー部のメンバーも一人また一人と戻ってくる。いよいよ強豪復活への第一歩か??

 

名コンビとなっていく日向(後)と影山(前)=Ⓒ古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会 Photo by Shunsuke Watabe

名コンビとなっていく日向(後)と影山(前)=Ⓒ古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会 Photo by Shunsuke Watabe

 

 

■第二弾となる今回は、強豪時代の因縁のライバル校との練習試合から

 

……というところまでが、昨年11月に初演された第一弾で描かれていた。そして、第二弾となる今回は「烏野、復活!」のサブタイトルが付き、強豪時代の因縁のライバル校、音駒(ねこま)高校との練習試合から始まる。その名も「ゴミ捨て場の決戦」というだけあって、開演前の舞台上には古い家具やら自転車やらギターやらが山積みされている。八百屋の舞台の中央には丸いセリがあり、これが傾斜を変えながらぐるぐる回るという仕掛けだ。

 

 

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<有料会員限定部分の小見出し>

 

■気鋭の才能が結集した舞台はスタイリッシュで、現代劇を彷彿とさせる進行

 

■目を見張る映像使い。バレーボールの試合を、あの手この手で舞台上で表現

 

■気恥ずかしくなるような「名言」を正々堂々とセリフで言ってくれるのもお楽しみの一つ

 

■2回戦の伊達工業戦は、さながらダンス対決の趣き。振付は「左 HIDALI」の笹尾功

 

■役者に対する賞賛というよりは、まるでスポーツ観戦の客席のような拍手喝采

 

■まるで連続ドラマの第2回目を見終わった時のようなワクワクした気持ち

 

 

<ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“烏野、復活!”>
【東京公演】2016年10月28日(金)~11月6日(日)AiiA 2.5 Theater Tokyo
【岩手公演】2016年11月12日(土)~13日(日)田園ホール 矢巾町文化会館
【福岡公演】2016年11月17日(木)~20日(日)キャナルシティ劇場
【大阪公演】2016年11月24日(木)~27日(日)梅田芸術劇場 メインホール
【東京凱旋公演】2016年12月1日(木)~4日(日)AiiA 2.5 Theater Tokyo
【ライブビューイング】2016年12月4日(日)18:00開演 全国47都道府県の映画館

 

 

<関連サイト>
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“烏野、復活!”
http://www.engeki-haikyu.com/
ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」“烏野、復活!”ライブビューイング
http://www.toho.co.jp/theater/ve/engeki-haikyu/
須賀健太twitter
https://twitter.com/suga_kenta1019?lang=ja
木村達成officialsite
https://twitter.com/tk_officialsite

 

Ⓒ古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会 Photo by Shunsuke Watabe

Ⓒ古舘春一/集英社・ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」製作委員会 Photo by Shunsuke Watabe

 

 

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<筆者プロフィール>中本千晶(なかもと・ちあき)/フリージャーナリスト。兵庫県生まれ、山口県育ち。東京大学法学部卒業後、株式会社リクルートに勤務ののち独立。舞台芸術、とりわけ宝塚歌劇に深い関心を寄せ、独自の視点で分析し続けている。宝塚歌劇関係の著作に『宝塚歌劇に誘(いざな)う7つの扉』『宝塚歌劇は「愛」をどう描いてきたか』(いずれも東京堂出版)など。「日経MJ」「朝日新聞デジタル」でも、舞台関連の記事を執筆中。NHK文化センター講師、早稲田大学非常勤講師。⇒中本千晶さんの記事一覧は、こちら

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