1986年に初演され、1996年には稲垣吾郎さん、2003年には高橋一生さんが主人公のツトムを演じた、横内謙介さんの初期の名作戯曲『夜曲 放火魔ツトムの優しい夜』が、『音楽劇「夜曲」nocturn』となって、2017年12月14日(木)から12月18日(月)東京芸術劇場プレイハウスで上演されることが、10月21日に発表されました。
主人公の放火魔ツトム役に映画・テレビ・ドラマで活躍する川村陽介さん、謎の少女サヨ役を乃木坂46のメンバー・井上小百合さんが演じます。さらに、元宝塚歌劇団の娘役トップの蒼乃夕妃さん、今秋、ミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』にも出演する藤田玲さん、舞台に留まらず映画・ドラマ・アニメの吹き替えなど女優として幅広く活動する山下容莉枝さんらが集まって横内戯曲の名作を音楽劇に昇華させます。演出は西田大輔さん。音楽はYOSHIZUMIさんが担当します。
<ストーリー>
新聞勧誘員のツトムは放火魔だ。彼は廃屋となった古びた幼稚園に放火をし、そこでサヨという少女と出会う。サヨはツトムが放火した晩には必ず現れる不思議な少女で、顔は知っていたものの、話すのは初めてだった。ツトムが幼稚園を放火したことをなぜか喜ぶサヨ。すると、放火をきっかけに700年前の人間たちが現代に次々と蘇ってくる……。
<キャストコメント>
【川村陽介】『夜曲』の登場人物は、皆それぞれがドロドロとした内面を持っています。現代と過去が時空を超えて、その感情が入り混じって進んで行くストーリーに引き込まれます。この不思議な世界を、自分が演じるツトムを通して、皆様に感じてお楽しみいただきたいと思います。劇場でお待ちしております。
【井上小百合(乃木坂46)】ヒロイン、サヨは、とても繊細で複雑な味わいのある役だなという印象を受けました。人間の内面的な部分など、感情表現が非常に難しいとは思いますが、同時に歌や殺陣の魅力が加わることで、どんな作品になるのか楽しみでもあります。また、舞台初日が自分の誕生日ということもあり、サヨちゃんという素敵な誕生日プレゼントを貰ったような運命も感じています。
【蒼乃夕妃】今回夜曲に参加出来て光栄です。もともとストレートプレイだったものを音楽劇にするという事で、とてもダイナミックなものになるのではないかと、楽しみにしています。千代と偽千代という、外見は同じでも中身が違う二役と言うのは初めてなのでチャレンジという気持ちで挑みたいと思っています。皆様是非観にいらして下さい。
【山下容莉枝】ワー! 面白い台本! そして懐かしい感覚。私の心もほうき星に乗ってハタチに戻ったような…そしたら緊張してきた。稽古場に行くのがとても楽しみです。
<音楽劇「夜曲」nocturn>
【東京公演】2017年12月14日(木)~12月18日(月) 東京芸術劇場プレイハウス
料金:前売 10,500円(全席指定・税込)
当日 11,000円(全席指定・税込)
主催者先行発売:10月28日(土)00:00~11月4日(土)23:59
※お申込み方法は公式ツイッターにて後日詳細発表
公式ツイッター:@nocturnapi
公式サイト:http://jnapi-yakyoku.com/