2024年7月30日（火）と31日（水）に心斎橋PARCO 14F SPACE14で、8月19日（月）から21日（水）まで渋谷 CBGKシブゲキ!!で、『廣瀬友祐 talk event – Honesty -』を開催される、俳優活動15周年を迎えた廣瀬友祐さんのインタビュー後編です。「下」では、ゲストの海宝直人さん、谷口賢志さん、平間壮一さん、松下優也さん、柚希礼音さんについてのお話と、お客さまへのメッセージを紹介します。

ーーゲストの方について、続いて海宝直人さんについてはいかがですか？

 なおちゃん（海宝さん）は、この方々の中で一番よくご飯に行きますね。

――以前取材させていただいた、村井成仁さんとの対談で、「3人で旅行に行きたい」とおっしゃっていましたね。

旅行はまだ行けていませんが、この間3人でご飯を食べに行きました。

――それは本当に仲よしですね。

なおちゃんね……もうちょっと化けの皮を剝がしたいですよね。

――おお！

僕の持論ですが、子役からやっている人、小さい時からこの世界に携わっている人は、変な人が多いんです。変な人が多いというか、みんな変な人なんです。それはそうだなと思うのは、いろんな感情や子供時代に自然の流れで、普通に……普通というのが難しいですが、育って感じて生まれてくるような感情や思いみたいなものを、まだそれが整っていない段階で、大人たちに囲まれて、お芝居というもので、ある意味嘘をつくような表現を求められたり、その中で制作現場における汚い大人の言動行動みたいなものに触れてきている。

子役から芸歴が長い俳優の中で言うと、海宝直人という人が、僕の感性ですが一番面白くて、中でもまともで（笑）、でもちゃんと人間らしい擦れた部分というか、それがあるから、僕も下手したらそう思われている可能性がありますが、もっとダサいところを知りたいですね。ご飯とか一緒に行かせてもらって、ぶっちゃけトークとかする中で、大いに感じてはいるところで、だから好きなんですが、もっとダサいところや可愛いところを出したいですね。

――谷口賢志さんはいかがでしょうか？

谷口賢志さんは、僕がミュージカルに挑戦する前からよくご一緒させていただいていた方です。僕の初主演舞台は、中目黒のキンケロ・シアターで上演した、男だけの『ロミオ＆ジュリエット』だったんですが、その時に神父役でした。賢志さんは僕の俳優人生において、たくさんの人たちとのいろんな縁を結んでくれた人なんですよね。俳優としてとても信頼しています。

――いろんな方のインタビューをさせていただくときに、谷口さんのお名前が出てきます。「彼がいるから大丈夫、信頼しているから」と、よくお名前を伺うんですよ。

そうですよね。懐が深いというか、賢志さんは自分をよく知っていると思うんです。「自分はこういう人間だから、人と対峙するためにはこういうことをしなきゃいけない」ということを体当たりでしてこられた人で、信用できる人です。逆に言うと、嘘をついている時はすぐに分かります。頼りにもしていますし、信用しすぎないようにはしています。

舞台やお芝居を好きになった時代から僕を知っている人で、15年のうち10年をミュージカルだとすると、その前の5年を知っている人なので、他の方々からは聞けない話が聞けると思います。やっぱり僕がお芝居を好きになった時に周りにいた人、僕も体育会系ですし、昔ながらというのか、「かっこいいとは何ぞや？」という、今の僕の核になっている時代を一緒に生きた先輩なので、僕が思う「かっこいい」が詰まった人です。

――平間壮一さんはいかがでしょうか？

そうちゃんとの共演は、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』と『音楽劇「クラウディア」 Produced by 地球ゴージャス』です。ふたりとも言わずもがな、何か共鳴している部分ががあるんだろうなと、勝手にお互いが思っている気がする人です。

――ふたりとも明確に言わないのに、すごく気持ちが通じ合っている。そんなことを『クラウディア』の時におっしゃっていましたね。

そんな感じがロミジュリの時にもありましたし、言わないけど何か思っていることが同じ矢印だったりするのは、これはもう感覚でしかありませんよね。

――平間さんマーキューシオと、廣瀬さんティボルトが揃った時のロミジュリ大好きでした。「闇」しかありませんでしたね。

「闇」は、僕にとってはとても必要で、やっぱり闇が多い俳優は好みです。そういう意味でそうちゃんは常に幸せそうじゃないのが大好きです。幸せだとは思いますが、幸せそうじゃない。僕もそうですが、そうちゃんも人としょっちゅうご飯に行くようなタイプではないと思います。そうちゃんはダンスが好きなので、ジャンルの違う方たちとの交流はあると思いますが。

思い出としては、ロミジュリの千穐楽が終わって、住んでいるところが近かったので、晴香（木下晴香さん）とそうちゃんと3人でカラオケに行きました。千穐楽が終わって、皆さんとの打ち上げがあって、その後に、帰る先が近かったから、『カラオケに行こう』と3人で行ったことはよく覚えています。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、松下優也さん、柚希礼音さんについてのお話と、お客さまへのメッセージなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

＜有料会員限定部分の小見出し＞（有料会員限定部分はこのページの下に出てきます）

■松下優也くんの、アーティストと俳優としての「融合させている割合」が好き

■「自分のやりたい表現」を貫き通した中で、今を迎えている松下優也をリスペクト

■柚希さんとの『ラヴ・レターズ』は、一度きりの公演を存分に味わえた時間

■「正直に」というニュアンスも込めている。普段は聞けない話も聞けるのでは

＜『廣瀬友祐 talk event – Honesty -』＞
【大阪公演】2024年7⽉30⽇（⽕）〜7月31 日（⽔）　⼼斎橋 PARCO 14F SPACE14
【東京公演】2024年8⽉19日（⽉）〜8月21日（⽔）　渋⾕ CBGK シブゲキ!!
公式サイト
http://hiroseyusuke15th.com

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※廣瀬友祐さんの写真1カットとサイン色紙を、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは8月28日（水）です（このプレゼントの募集は終了しました）。有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。