「壮大に、幅広い音像で届ける“シンフォニック”」、『Konishi Ryosei Hall Concert 2025 Museum vol.3 -S-』小西遼生(下) | アイデアニュース

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「壮大に、幅広い音像で届ける“シンフォニック”」、『Konishi Ryosei Hall Concert 2025 Museum vol.3 -S-』小西遼生(下)

筆者: 岩村美佳 更新日: 2025年7月18日

小西遼生さんが、2025年8月9日(土)に、『Konishi Ryosei Hall Concert 2025 Museum vol.3 -S- 』をHakuju Hallで開催します。第一部は「Sound Sketch(サウンドスケッチ)」、第二部は「Symphonic(シンフォニック)」と題し、同じメンバーで、テイストも構成も全く異なるコンサートを作り上げます。アイデアニュースのインタビュー後編では、第二部の「シンフォニック」のコンセプトについてのお話、読者やお客さまにお伝えしておきたいメッセージ、小西さんが出演されていた『ボニー&クライド』、出演が発表された『バグダッド・カフェ』『メリー・ポピンズ』について伺った内容などを紹介します。

小西遼生さん
小西遼生さん

――聴いた人それぞれに、いろいろなサウンドスケッチが生まれそうですね。二部の「シンフォニック」についてはいかがですか?

「シンフォニック」はシンプルに調和や厚み、音の重なりによって広がる楽曲の世界観をより壮大に感じてもらいたいというコンセプトですね。弦カルテットに加えて、今回、オールラウンダーのリードプレイヤーに出演していただくことが出来て、力強いサックスの響きやフルートなどのクラシカルで優しい音色がさらに音楽のスケールを豊かに広げてくれると思います。

ボリュームという点でも一部と二部は変わると思います。一部は、例えば本当にミニマムな音、少数の楽器だけで奏でる曲もあったり、意外な楽器の組み合わせでの演奏なども考えています。一部は生音がすごくよく響く会場の特性を生かしたミニマムな演奏から、全員でボリューミーに演奏する楽曲もあります。対して二部は全体を通して壮大に、幅広い音像でお届けしようと思ってます。そしてクラシカルなホールだからと言って美しい楽曲だけではなく、盛り上がって頂ける曲もガツンとやるつもりです。新しく準備してる楽曲も意外にブルースロックっぽい曲だったりするし。 

――このフライヤーのビジュアルから、ロックは想像がつかなかったです。

意外と、そういう曲を弦アレンジにすると格好いいんですよ。以前開催したライブの映像などを見返してみても、激しめな曲やリズミカルな曲をカルテットがすごく楽しそうに弾いていて、そうしたアグレッシブな曲は弦の音域の広さが曲に厚みを持たせてくれて迫力があってとても格好いいんですよね。 

――コンサートに関して、皆さんにお伝えしておきたいことはありますか?

1日限りのコンサートです。ひと夏の思い出を一緒に作りましょう!これまで僕のライブに来たことがない方も、今回はカバー曲やミュージカルの楽曲もやるよという点で興味を持って頂けると嬉しいですね。幅広い楽曲で異なる2つのコンサートを、素晴らしいミュージシャンと共に響きの良いホールでお届けしますので、お祭りに行ったり花火に行ったりするように、今年の夏の特別な思い出にして頂けるようなコンサートにしたいと思います。あと僕個人的には、なかなか聴くことの出来ないサヌカイトの音色がホールで味わえるというのも楽しみにして頂きたいなと。 

――今回、貴重な楽器の音も聴けるということですね。

サヌカイトはその名前の通り、讃岐で生まれた楽器だそうですが、1300万年以上前に生まれた岩石で出来た楽器です。 そんな悠久の音と楽曲の融合はとても珍しいですし面白いと思います。是非体感しにいらしてください。 

ーーミュージカルの活動についても少し伺わせてください。ミュージカル『ボニー&クライド』にご出演されましたが、いかがでしたか? SNSでの発信などでも、小西さんご自身もすごく楽しかったのかなと感じました。

フランク・ワイルドホーンさんの当たり作品という印象で良曲が多く、音楽の力で作品が彩られていたので、稽古場からカンパニー全体が楽しんで作品作りをしてましたね。

(柿澤)勇人とぴろし(矢崎広さん)のダブルクライドの兄貴でしたが、ふたりとも以前からよく知っていますし、それぞれの色の違いやそれぞれの良さを引き出せるポジションでもあったので、二人と芝居している中でのセッション感がとても楽しかったですね。 

※アイデアニュース有料会員限定部分には、小西さんが出演されていた『ボニー&クライド』、出演が発表された『バグダッド・カフェ』『メリー・ポピンズ』について伺った内容などインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■『ボニー&クライド』の兄弟愛や夫婦愛は。説明のない部分の絆をしっかりと描けた

■映画『バグダッド・カフェ』のルディ・コックスは初老だが、ミュージカルでは年齢設定なし

■「コーリング・ユー」のボブ・テルソンさんの多彩で華やかな楽曲。キャッチーな作品に

■『メリー・ポピンズ』のジョージ・バンクス役。今の年齢で出会えたのが嬉しい

<『Konishi Ryosei Hall Concert 2025 Museum vol.3 -S-』>
【東京公演】2025年8月9日(土) Hakuju Hall(ハクジュホール)
《第一部 -Sound Sketch-》15:45開演
​《第二部 -Symphonic-》19:15開演
公式サイト
https://konishiryosei.com/contents/956675

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    小西遼生さん
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    <筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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    1. ロゼ より:

      サイン入りチェキの応募のすぐ上にある笑顔の写真が1番好きです。

      シンフォニックのお話、ボニクラのお話にバグダッドカフェのお話
      今だからこそ聞ける心構え、夫婦愛を築く、兄弟愛は今までの関係からの表現、なるほど思える内容。
      終わった作品についても丁寧にインタビューしてくださってありがとうございます。

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