DIAMOND☆DOGSの『White Valentine Show 2025 connect』が、2025年3月26日(水)から3月30日(日)まで東京・博品館劇場で上演されます。2025年に5名の新メンバーが加入し「DIAMOND☆DOGS Team Novel」と命名された新チームが誕生しました。現メンバーを「DIAMOND☆DOGS Team Original」として、「第3章」の新たな歴史がスタートします。
アイデアニュースでは、リーダーの東山義久さんにインタビューしました。インタビューの後編をお届けします。「下」では、再始動についてメンバーで話し合ったこと、東山さんの活動の原動力、昨年『BOLERO -最終章-』で共演された三浦宏規さんのこと、ダンスへの思いなどについてお話ししてくださった内容と、お客さまへのメッセージを紹介します。

――2023年11月からの活動休止経ての「第3章」ですが、現在の再始動のイメージは、お休みに入る前に既にあったのでしょうか?
DIAMOND☆DOGSが20周年を迎えたときは、僕の場合はコロナ禍を経験して、「エンターテイメントの中で、DIAMOND☆DOGS、ひいては自分自身に何ができるんだろう」ということも、すごく考えさせられた20周年だったんです。DIAMOND☆DOGSとして活動していくということも、この20年でやりきったつもりでいて、次は新しく自分がそこで培ったこと、勉強させてもらって身につけた経験を、僕がDIAMOND☆DOGSの代表として「外のいろんな舞台に出て、どんな可能性があるのかを知りたい」という、一番の思いがありました。そのときには和田(和田泰右さん)がこういう形で代表(2023年に「株式会社ミュージックギャラリー・ヒロ」代表取締役社長に就任)になることも決まっていたんですよね。
20周年が終わってすぐ、今の「Team Original」メンバーが集まってミーティングしたときに、彼(和田さん)が「もう1回再始動するために、力を貸してほしい。一緒に『第3章』として作って行きませんか?」と言ってくれたんです。それがすごく嬉しかったですね。だから、終わってすぐぐらいにはもう再始動のことはもちろん考えていました。
でも時期については、まだぼんやりしてました。「来年(2024年)?」って言ったら「始動早すぎひん?」ってなるなとか。今でもちょっと早いなと思うんですけど…。でも、人がだいぶ様変わりしていますし、1人減ったから、もう1人入れて7人でスタートという、これまでの形とは、今回は違いますから。
――第一線で、常に活動を続けていらっしゃる、東山さんの尽きぬ情熱の原動力、源はなんでしょう?
ありきたりな言葉で言うと、本当に応援してくださるファンとお客さまのためにという思いです。それももちろんなんですけど……。22歳のときは僕1人だったんですけど、26歳からDIAMOND☆DOGSを始めて、そのときに7人いたメンバーの中で、もうずっと20年やっているのは僕だけなんです。でも、その26歳のときに出会った仲間たち、そこからまた出会って別れた仲間たちが、もう今20人近くいるんですよね。その彼らが今、外ですごく頑張っているんです。
シルク・ドゥ・ソレイユに出演した人がいたり、海外でも活躍するダンサーだったり、振付家の最前線であったり、歌手として一流になったり、音楽を作っていたり。今いるメンバーだけではなく、かつてのメンバーも、今でも僕のことを「リーダー」って言うんですよ。なんかそういうことが僕の原動力というか、「かっこ悪いところを見せられないな」というのがありますね。僕ができないことは彼らが全部できるので、「だったら、彼らができないことを、僕がやんなきゃ」って。
一番は「DIAMOND☆DOGSでやってることは、スゲェんだぞ!」ということを僕が代表して、DIAMOND☆DOGS以外の舞台をやったときに、見せつけようと思っています。そして、それをDIAMOND☆DOGSのファンが見てくれたときに「私はすごい人を応援している!」と思ってもらえたらなと。
それだけで、やってきてよかったなと思えますね。ファンの方々にはいろいろな景色を見せてあげたいし、いろいろな劇場に連れていってあげたいと思っているんです。今は「Novel」がいるので、僕や他のメンバーが先頭に立って、様々な舞台に出て「ここ(DIAMOND☆DOGS)にいたら、この人みたいになれるんだ」みたいなことにもなればいいなと。「そういう先輩がいたらいいな」と逆に僕自身が思うんです。そういうことが、僕の一番の、続けてこられた原動力かなと思います。
――DIAMOND☆DOGSのメンバーと、そしてファンの存在が原動力なのですね。
ありきたりで気持ち悪いかもしれないですけど、本当に僕にとっては、「メンバーが全て」ですね。メンバーと、僕たちを応援してくださるお客さま、ファン。最初はダンスしかやっていませんでしたが、「歌えたら、もうちょっと違うところに連れて行けるな」と思ったりしたんです。歌が特に好きというわけではないですが、例えば僕は昨年初めて1人で「COTTON CLUB」でライブとディナーショー(東山義久 芸能25周年&バースデー記念ライブ『Sparkling Ying 〜25th Anniversary〜』、東山義久 X’mas Dinner Show『Christmas Ying』)をしたんですよ。あれは踊りだけやっていたらできなかったでしょうね。踊る場所じゃないから(笑)。
――そうですね(笑)。
やっぱり今のファンも、ダンスが好きで僕を応援してくださった人たちも、僕が行かないと、「COTTON CLUB」に一生行く機会もなかったかもしれないじゃないですか。「こういう世界もあるんだよ」って教えられるのは、僕が歌をちょっとだけ勉強したからだなと思うし、なんかそういう意味でも逆に、お客さまに僕を育てていただいているなと思います。
※アイデアニュース有料会員限定部分には、昨年『BOLERO -最終章-』で共演された三浦宏規さんのこと、ダンスへの思いなどについてお話ししてくださった内容やお客さまへのメッセージなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)
■永久に踊れるわけではないという思いも込めて、もう1回『BOLERO』をやりたいと話した
■『BOLERO』の次の展開を三浦宏規くんに期待。「新しいダンス公演を、宏規中心で作ってね」と
■終わった後の、お客さまの拍手。暗転の中、キャストも舞台上で叫んでいた昨年の『BOLERO』
■必ず、新生DIAMOND☆DOGSを「この先も応援していきたいな」と思えるような作品に
<DIAMOND☆DOGS『White Valentine Show 2025 connect』>
【東京公演】2025年3月26日(水)~3月30日(日) 博品館劇場
公式サイト
https://www.hakuhinkan.co.jp/theater/archives/event/pr_2025_03_26
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※東山義久さんの写真1カットとサイン色紙を、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは4月22日(火)です。有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。

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