「DIAMOND☆DOGSを次世代に」、『White Valentine Show 2025 connect』東山義久(上) | アイデアニュース

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「DIAMOND☆DOGSを次世代に」、『White Valentine Show 2025 connect』東山義久(上)

筆者: 達花和月 更新日: 2025年3月22日

DIAMOND☆DOGSの『White Valentine Show 2025 connect』が、2025年3月26日(水)から3月30日(日)まで東京・博品館劇場で上演されます。2025年に5名の新メンバーが加入し「DIAMOND☆DOGS Team Novel」と命名された新チームが誕生しました。現メンバーを「DIAMOND☆DOGS Team Original」として、「第3章」の新たな歴史がスタートします。

出演は、「Team Original」東山義久さん、中塚皓平さん、和田泰右さん、咲山類さん、廣瀬真平さん、Homerさん、「Team Novel」矢崎諒さん、井川拓哉さん、角野楓真さん、三瓶賢人さん、高橋永遠さんの皆さんです。

アイデアニュースでは、リーダーである東山義久さんにインタビューしました。インタビューは上下に分けてお届けします。「上」ではタイトルに込められた思いと作品の構成、「Team Novel」という新チームの誕生やオーディションのことなどについて伺った内容を紹介します。「下」では再始動についてメンバーで話し合ったこと、東山さんの活動の原動力、昨年『BOLERO -最終章-』で共演された三浦宏規さんのこと、ダンスへの思いなどについてお話ししてくださった内容と、お客さまへのメッセージを紹介します。

東山義久さん=撮影・NORI
東山義久さん=撮影・NORI

――タイトルの「connect」に込めた思いを教えてください。

DIAMOND☆DOGSの「第3章」スタートの一番大きな見どころでもありますが、昨年6月からオーディションを開催して、今回「Team Novel」という形で、20歳から28歳ぐらいまでの若い新しいメンバー5名が入りました。今まで7人で活動してきて、1人卒業したらまた1人入ってという感じでしたが、今回は、もう丸ごと若返らせるというか、DIAMOND☆DOGSが新しい組織作りをしていこうと「次世代に繋げる」という意味を込めて、「第3章」のスタートにふさわしい題名として「connect」にしました。

DIAMOND☆DOGSは「Cruising Show」、「Dinner Show」、「LIVE」など、いろいろなステージをやってきました。その中でも、特にお客さまが喜んでくださるこの「Valentine Show」は、一部にちょっとした歌と踊りでのストーリーがあって、二部はライブパートでお客さまと一緒に盛り上がっていける構成なので、暖かい3月にちょうどいいんじゃないかと思っています。

――一部のストーリーは、どんな内容になりそうですか?

今回は作・演出をHomerに任せて、彼が僕らへ指示を出す形で進めています。歌と踊りだけで台詞がないので、といって説明的にしすぎてもと、そのあたり難しいんですが、僕が本や手紙を書いて、そこに書かれてある僕の中から出てくる喜怒哀楽いろいろな感情を、「Team Novel」の5人プラス「Team Original」の5名の10人で表現していきます。1人の男の中の「感情」を踊りと歌で表現して、また1人の人間に戻っていく……それがDIAMOND☆DOGSの始まりだ、みたいなものを作ろうとしています(笑)。

僕が核となる人物ではあるんですけど、そこから喜怒哀楽、僕の中にあるいろんな感情を「Team Novel」の1人1人がそれぞれを体現し、「Team Original」が支えて、パフォーマンスとして見せるナンバーを繋いでいこうと考えています。

――東山さんが演じる役の喜怒哀楽の中には、ご自身の経験がモチーフになったものが織り交ぜられそうですか?

僕自身、この「第3章」という作品そのものを、ひとつの大きな区切りとして迎えようと思っています。僕が経験してきたことが、そのままDIAMOND☆DOGSの歴史でもあると思うので、この「喜怒哀楽」の中で「こんなことあったな、あんなことあったな」ということを、一緒に作っているメンバーとも共有していけたらいいなと思っています。

――ストーリーにDIAMOND☆DOGSの歴史が反映されれば、長く応援していらっしゃる方とも共有できるかもしれないですね。

そうですね。20周年の『Le Pont de l’Espoir(ル・ポン・ド・レスポワール)』(2023年)で、僕の個人的な思い入れは出し切った感はあるんです。でも今回は、リハーサルから本番に向けての間に今までのDIAMOND☆DOGSの形も変わると思うので、この間にいろいろな意思を “connect” していければいいんじゃないかと思っているんです。この「喜怒哀楽」、そのどこかだけででも、ご覧になるファンの方々にも片鱗を感じ取っていただけるような作品として作りたいです。

――作・演出担当は、持ち回りですか?

今回は「やってみないか」ともちかけました。ちょうど2年前に(DIAMOND☆DOGSの活動を)1回休止しようとなったときに、休止期間には何をしたいのかという話をして、メンバーそれぞれ、和田泰右は社長業に専念する必要があり、僕は僕でやりたいこともあった。そんな中でHomerは、もちろんダンサーとしてのスキルも高いんですけど、振り付けとか、コンサートの演出、ステージングだったりを主にやっていきたい、ということも一つあったんです。いつもは僕が企画して、Homerには支えてもらっていたんですけど、今回は新しい「第3章」の一作目というともありまして。今年1月のニューイヤーライブ(Happy New Year Live2025 「The Beginning」)で「Team Novel」をお披露目しましたが、そのときの構成をHomerがやったということからの流れで「3月の公演、一度全部やってみては」と(笑)。みんなが新しい気持ちでスタートをしていて、いい空気です。

――作・演出を担当されると決まったときの、Homerさんの様子はいかがでしたか?

「いいんですか? やらせていただきます!」と。やっぱり創ることも好きな人間ですから。オーディションをして、メンバーが集まった暁にはお披露目もして、3月に博品館劇場さんでこういうことをしようということまでは、1年ぐらい前には決まっていたんです。だから、年明けからいきなり「作・演出やって」と言ったわけではないんです(笑)。

全体というか、たたき台の中の一番の責任者であって、「リーダーはこっち降りてきてください。こういう感じです」とか、「ここは中塚さん、和田さんお願いします」みたいな感じで役割を振って、あくまで中心となって「こういう世界観でいきたい」ということの「舵を取る」ということなので、もちろん全員で作っていますよ。

――二部のライブパートはどんな内容になりそうですか?

DIAMOND☆DOGSがスタートした2003年から、今までのBGMや楽曲ナンバーを合わせると1000曲近くあるんです。今回新しい楽曲もあるんですけど、基本的には、すごく昔メンバーが作った楽曲をリメイクして、今の新しいメンバーでお届けするものや、またお客さまと盛り上がれるような定番の曲ももちろんあります。僕らが慣れ親しんだ振り付けを、あえて自分たちで全て変えようと「Novel」に振り付けてもらったところなどもあって新鮮で、僕はすごく「第3章」の理想的なセットリストだなと感じています。いつもバックで支えてくれる4人のバンドも一緒に、総勢15名でのライブパートを予定しています。

――曲は何曲くらいを予定されていますか?

1幕もので、一部、二部になっているんですけど、一部が10曲ぐらいで、二部のライブパートが12~13曲ぐらいになりそうです。

――「第3章」では「Team Original」と「Team Novel」の2チーム体制ですが、基本的にはチーム単位で構成されるのでしょうか?

分類は「Original」と「Novel」という形にしていますが、今回の公演に関して言えば基本的には11人でDIAMOND☆DOGSです。それぞれが11分の1で見せられるといいなと思っています。一部に関しては、特に「Novel」の5人を中心に置いて、僕たち「Original」がサポートするような形の演目になっていくと思います。

――「Team Novel」の皆さんは、1月のLIVEでお披露目でしたが、いかがでしたか?

毎年やらせていただいている「新宿ReNY」でのニューイヤーライブで、Novelのみんなの、DIAMOND☆DOGSのメンバーとしてお披露目をさせていただいたんですけど、あれはLIVEで、MCなどで人となりを知ってもらうために開催しました。今回は博品館劇場さんということで、劇場の「作品」として、彼ら(「Team Novel」)が、ただ楽しくかっこよく踊るんじゃなくて、ストーリーと役がある中で踊って歌ってという、また違うアプローチからのパフォーマンスになります。

――これまでの作品では、バチッと格好良く決めるシーンの中に、スパイスのようにちょっと笑いを誘うようなシーンもありました。

今回もありますよ!(笑)。今日もちょっとそれを創作するところなんです。ああいうのがこの舞台の、お客さまが喜んでくださるポイントのひとつになっていると思うので。

――「こんなに格好良い人たちが、こんなこともするの!?」といったギャップに、ファンとしては親しみを感じたりします。

どっちかと言うと、そっちの方をやりたい方なので、僕。放っておくとそちらに逃げがちになっちゃいますけど(笑)。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、「Team Novel」という新チームの誕生やオーディションなどについて伺ったインタビュー前半の全文と写真を掲載しています。23日掲載予定のインタビュー「下」では、再始動についてメンバーで話し合ったこと、東山さんの活動の原動力、昨年『BOLERO -最終章-』で共演された三浦宏規さんのこと、ダンスへの思いなどについてお話ししてくださった内容やお客さまへのメッセージなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■20年以上続く、DIAMOND☆DOGS。グループのスタイルを和田が「守っていきたい」と

■踊ったり歌ったり、ショーも提案するDIAMOND☆DOGS。「第3章」では違ったアプローチも

■「Novel」のメンバーは、ライブ活動を通して舞台の経験値を積む予定。裾野を広げる動きを

■「キラキラ、ギラギラ」している5人が、オーディションを経て Team Novleのメンバーに

<DIAMOND☆DOGS『White Valentine Show 2025 connect』>
【東京公演】2025年3月26日(水)~3月30日(日) 博品館劇場
公式サイト
https://www.hakuhinkan.co.jp/theater/archives/event/pr_2025_03_26

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東山義久さん=撮影・NORI
東山義久さん=撮影・NORI

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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 遠方の友人を誘って観たお芝居との出会いをきっかけとして演劇沼の住人に。ミュージカルからストレートプレイ、狂言ほか、さまざまな作品を観劇するうち、不思議なご縁でライターに。自らの仕事を語る舞台関係者の“熱”に、ワクワクドキドキを感じる日々。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. たまごやき より:

    東山さんの今回の舞台に対する熱い思いや、DIAMOND☆DOGSを次世代に繋げようとする強い意志を感じて、きっと今しか見る事ができない公演になるのだろうな期待が高まりました。

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