「作品に贈られた拍手が嬉しかった」、『KAI SHOUMA Anniversary 10 YEARS』甲斐翔真(上) | アイデアニュース

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「作品に贈られた拍手が嬉しかった」、『KAI SHOUMA Anniversary 10 YEARS』甲斐翔真(上)

筆者: 岩村美佳 更新日: 2026年1月1日

2026年2月27日(金)から3月1日(日)まで、ヒューリックホール東京で、甲斐翔真さんのデビュー10周年を記念して開催されるライブ『KAI SHOUMA Anniversary 10 YEARS』が開催されます。これまでに出演された作品や、ご自身が大好きな作品などから選曲された楽曲が届けられます。甲斐さんは『仮面ライダーエグゼイド』のパラド役で2016年にデビューし、2020年には応募総数2,461名のオーディションを勝ち抜き、『デスノート THE MUSICAL』の夜神月役で初舞台にして初主演を務めました。その後もミュージカル『RENT』のロジャー役、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のロミオ役、ミュージカル『エリザベート』のルドルフ役、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のクリスチャン役、ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』のローラ役、ミュージカル『マタ・ハリ』のアルマン役など、数々の役でミュージカル界を席巻しています。

アイデアニュースでは、甲斐さんにインタビューしました。インタビューは上下に分けてお届けします。「上」では、今回のライブへの思い、「音」が好きだというお話、サッカーをされていた頃から変わらない考え方、『October Sky – 遠い空の向こうに』の拍手に感じたことなどについてお話ししてくださった内容をご紹介します。「下」では、芝居をシュレッダーにかけるというお話、技術や芝居についての考え方、「心」が重要だというお話、皆さんの10年だというメッセージなどを紹介します。

甲斐翔真さん=撮影・岩村美佳
甲斐翔真さん=撮影・岩村美佳

ーー10周年おめでとうございます。アイデアニュースには、2021年1月掲載『マリー・アントワネット』の際に初めてご登場頂きまして、2022年5月『クラウディア』、2024年9月『billboard classics KAI SHOUMA Orchestra Concert 2024』、2025年2月『キンキー・ブーツ』と、ご登場いただきました。2021年に初のミュージカルコンサート(『KAI SHOUMA MUSICAL CONCERT on Christmas Day 2021』)を開催されたことを思い出したのですが、今回開催のヒューリックホールのすぐ近くのホールでしたね。

懐かしいです。5年経つんですね。

ーーデビュー10周年の記念に、今回はライブを開催するということで、どのような思いでいらっしゃいますか?

僕は10年のうち半分はミュージカルではなく、映像を中心に活動していたので、今回は「ミュージカルコンサート」と銘打たずに開催したいと思っています。『仮面ライダー』から始まり、映像作品、ハンサムライブなど、今までの活動の軌跡があり、僕の10年間はミュージカルが全てではないんですよね。ミュージカルに出演する前から応援してくださっている方々もいらっしゃいますし、今回はライブとして構成したいと考えています。

僕のことを10年間応援してくれている方、そして、最近僕のことを認識してくださった方、応援してくださった方でも、10年前はそんなことをしていたんだとか、そういうことを思っていただけるくらいの幅広さでやれたらいいなと思っています。

ーーコンサートではなく、ライブというところにも思いがありますか?

バンドで歌いたくて。コンサートだと、すこし畏まったイメージにみなさんもなると思うんですけど、ライブとして開催し、生で近くでお祭り騒ぎしたいという思いがありますね。

ーーどんな曲が入ってきそうでしょうか?

10年間を意識して選曲したいです。僕自身が楽しめそうなことをやって、皆さんと一緒にこの10年の節目を祝いたいという思いです。

ーー今回のライブに向けて、お客様にお伝えしたいことはありますか?

応援してくださる方がいないと、僕もお仕事をやっていけないので。誰かに届かないとすごく虚しいじゃないですか。僕を安心させてくださる「応援しているよ」と言ってくださってる方々は、僕が自由でいられる理由というか、本当に頭が上がりません。皆さんのおかげでいろいろな経験をさせていただいているということをお伝えしたいです。だからこそ一緒に祝いたいですし、感謝をお伝えしたいというのが、一番真ん中にある気持ちですね。

ーー昨年はフルオーケストラとコンサートをされて、甲斐さんはオーケストラが大好きですし、きっと至福の時間だっただろうと思うのですが、今回はバンドで開催されたいということですよね。そのあたりをもう少し伺えますか?

もう少し砕けたというか。オーケストラだとちょっと改まりますし、聴いてる側も静かに聴きたいじゃないですか。今回は、お客さまに参加してほしいという思いがあります。ミュージカルのファンの皆さんは結構落ち着いて聴かれる方が多いと思うのですが、一緒に楽しんでほしいんです。僕だけが楽しむのではなくて。そういう意味でライブという形にしたいです。生の空気を一緒に共有できるのはライブだからこそかなと。

ーーバンドでというところにも、こだわっていらっしゃるんですね。バンドで歌うときならではの面白さはありますか?

バンドは気持ちがいいです! 音圧というか、低音というか、ドンドンと体に乗る感じというか。ライブ感というか、臨場感みたいなところを、僕自身もとても楽しみにしていますし、やはり大きい音でしか得られない音圧ってあると思うんです。そこはやはりバンドの良さですね。

ーーあんなにオーケストラが好きでいらして、さらにバンドの音圧もお好きなんですね。

音が好きなんですよね。音の持っている力というか、時に繊細に美しく、時にたくましく、強く。そこを楽しむのが好きです。

ーー音がお好きなのは、昔からですか?

音というものが……例えばイントロドンとか、一音目で分かります。

ーーすごいですね!

何というか……音の記憶力が強いです。

ーー特技ですね。子どもの頃からですか?

はい。例えばアニメとか、その声優さんを知らなくても声だけで、「あの役の人の声だな」とすぐ分かります。

ーー例えば「声に色がついているように聞こえる」という能力というわけではなく、記憶なのでしょうか?

記憶ですね。でも暗記ものという意味での記憶力ではなく、音や視覚など五感で覚えるんです。ただ覚えるとなるとすごく苦手なのですが、セリフなども言葉にして録音すると、長ゼリフでも1日で覚えられます。とにかく「音」なんですよ。

ーー才能ですね。視覚でも覚えられるんですか?

視覚と音を合わせると、より覚えやすくなります。声が聞こえるというか、顔が浮かぶというか。顔を見ると声も浮かぶというか。

ーー日常生活でもそうですか?

そうですね。人間でいうと声というのが全ての答えなんですよ。感情が出ているから。

ーー栗山さんみたいですね。「役の声を探すのが稽古場」という栗山さんの言葉を聞いたことがありますが、そんな感じですか?

声を読み取る力みたいなものがあります。「絶対に嘘を言っているな」という声と、「本当に思ってくれているんだな」という声とか。

ーーそうすると、舞台上でも相手の様子を感じる力がきっと強いですよね?

感じることもあります。「あ、今日はあまり調子がよくないのかな」とかも。プラス方向ももちろんですし、だからこそ、それを感じ取ってそこに乗っかりに行くこともあります。

ーー甲斐さんがミュージカル界に現れて、すぐに頭角を表されて、先輩方と対等に渡り合っていることに納得するというか、答え合わせができました。その才能がおありだから、どんな経験の方とご一緒されても、そこに嘘がないんでしょうね。

知ったかぶりはしないですね。本当のことを言ってくれた時に、そこに乗っかれるかどうかなんですよ。会話とは、全てそういうものだと思います。会話力がなくても、どこに真意があるかというのを見抜いて、そこに乗ってきてくれた人って嬉しいじゃないですか。「そこに引っかかってくれるんだ!」みたいな。そういうことです。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、サッカーをされていた頃から変わらない考え方、『October Sky – 遠い空の向こうに』の拍手に感じたことについてお話ししてくださった内容などインタビュー前半の全文と写真を掲載しています。インタビュー「下」では、芝居をシュレッダーにかけるというお話、技術や芝居についての考え方、「心」が重要だというお話、皆さんの10年だというメッセージなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■スロースターターだといつも言われるが、最初から100%できていたら嘘になると思っている

■お客さんが来てくださって初めて、真実が生まれる。役者同士も、そこで初めて本当の心が見える

■サッカーも舞台も、僕の真ん中にあるものは変わらない。いろいろな職業をやってみたいという思いも

■『October Sky – 遠い空の向こうに』の時、「この作品が素晴らしかった」という拍手が嬉しかった

<『KAI SHOUMA Anniversary 10 YEARS』>
【東京公演】2026年2月27日(金)〜3月1日(日) ヒューリックホール東京
公式サイト
https://www.amuse.co.jp/topics/2025/12/_10_kai_shouma_anniversary_10_years.html

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甲斐翔真さん=撮影・岩村美佳
甲斐翔真さん=撮影・岩村美佳
甲斐翔真さん=撮影・岩村美佳
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<筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. あさ より:

    信念や根本の考え方は変わらず、新しいものに出会うたびにしっかり吸収されて自分のものにされているのだなぁと感じるインタビューでした。甲斐さんの生まれ持った才能にも驚きです!天性の才と経験が積み重なった10周年ライブが、ますます楽しみになりました!

  2. ゆか より:

    いつも読み応えのある記事ありがとうございます!翔真くんの音への感性すごい才能だなと思います☺️翔真くん個人のイベントの雰囲気や空間がすごく好きなので、生まれ持った才能や感性と努力でどんなライブ空間が作られるのか今から楽しみで仕方ないです!✨️次の記事も楽しみにしてます!

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