ミュージカル『破果』が、2026年3月7日(土)から3月22日(日)まで、新国立劇場 中劇場で、3月27日(金)から3月29日(日)まで、梅田芸術劇場 メインホールで、4月4日(土)と4月5日(日)に久留米シティプラザ ザ・グランドホールで上演されます。トウ役の浦井さんのインタビュー後編です。「下」では、花總さんからの指名でトウ役を演じることへの思いや、役のこと、次に出演される『最強のふたり』で川平慈英さんとご一緒されること、板垣恭一さんからのご提案などについてのお話と、お客さまへのメッセージを紹介します。

ーー『破果』でトウ役を演じることにも、きっと全てが繋がっているんでしょうね。
繋がっていますよね。花總さんが「浦井くんで」と言ってくださったのも光栄の極みです。
ーーご指名があったということですね。おふたりは作品でご一緒されるのは初めてですから、花總さんから名前があがったというのは、すごいですよね。
何かあったんでしょうね。トウという役に対するイメージもやはりおありだと思うので、それが浦井だったという。
ーー花總さんから、トウ役でご一緒したいというオファーがあったことについては、率直にどんな感想ですか?
嬉しかったのはもちろん、トップスターさんとしてずっと見てきた方ですし、『エリザベート』を拝見させていただいた時に、立ち上がれないくらい感動した経験をしているので、花總さんとの共演は緊張もしますけど、あれだけラフに「健ちゃん」って呼んでくれて、「花ちゃんって呼んで」って言ってくださる気さくさというか、人をリラックスさせて環境を整える座長としての器というものが、自然体でできてしまう人だと思うんです。それを花總さんから感じますから。
その花總さんが、「浦井くん、タッグ組もうよ」と言ってくださるとなると、もう返事はひとつしかないですし、花總さんもご自身のキャリアの中で、60代の女殺し屋というところに挑まれますし、自分も日本初演の『破果』の中で、なかなかないような役柄の設定ですから、トウという役を演じられる機会を得られたのは大きいと思います。
ーー『破果』の原作や台本や音楽などに触れられている中で、「このトウという役が自分に来たのはここかな」と思われるところはありますか?
トウは、自分の家族を殺した爪角への復讐心で動いているのですが、爪角に対して、どこか家族の面影を見ていたり、憧れに似た何かを思っているんです。それは恋愛ではないかもしれない、人としての何かというもので、最後のとどめの瞬間に何かが動いたというのがトウだと思うんです。
それを受けて、爪角がトウに向けた最後の一手があって……というのが最後のシーンだと思うんですが、その関係性ってすごく人間を表現していたり、人生の儚さと尊さを体現できるようなシーンになっていると思います。人生の縮図というか、こういう思いを最後に抱けたら、もしくは抱くということは、人間誰しもあるよね、あり得るよね、ときっとなると思います。花總さんとそれを作れるのは、やはりすごくすごく光栄なことです。
ーーその次にはミュージカル『最強のふたり』が控えていますね。名作映画が初めてミュージカルになるということで、川平慈英さんがドリス役、浦井さんがフィリップ役ですね。
川平さんと再びご一緒します。演出の板垣(恭一)さんが、役をトレードしたいと提案してくださいました。
ーー確かに、逆なんだと驚きました。
最初は、年齢的にも川平さんがフィリップ、僕がドリスで検討していたんですよ。でも、板垣さんがいろいろ考えてくださって、逆じゃないかと。具体的には、今はまだ板垣さんの頭の中にしかないと思いますが。でも実際に映画を観てみると、確実に川平さんの方が、やはりドリス役に合っていると思いました。
※アイデアニュース有料会員限定部分には、次に出演される『最強のふたり』で川平慈英さんとご一緒されることについてのお話やお客さまへのメッセージなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)
■『シャーロックホームズ〜アンダーソン家の秘密〜』を演出された板垣さん。フィリップの葛藤を浦井にと
■川平さんのドリスは、『ビッグ・フィッシュ』のエドワードという役にも通ずるものがあるかも
■『破果』『最強のふたり』で先輩から学べることを学んで、次に還元していける2026年にしたい
■トウはとても素敵な役。役との出会いというものは、役が呼んでくれた奇跡だなと思っている
<ミュージカル『破果』>
【東京公演】2026年3月7日(土)~3月22日(日) 新国立劇場 中劇場
【大阪公演】2026年3月27日(金)~3月29日(日) 梅田芸術劇場 メインホール
【福岡公演】2026年4月4日(土)~4月5日(日) 久留米シティプラザ ザ・グランドホール
公式サイト
https://musical-pagwa.jp
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