那須高原のてっぺんにある小さな診療所の“山医者”こと鯛山先生を通して、古き良き日本を描いた舞台『本日も休診』が、2021年11月12日(金)から11月28日(日)まで、明治座で上演されることになり、8月12日、ビジュアルと出演者の詳細が発表されました。原作の「田舎医者シリーズ」は、故・森繁久彌さん主演のテレビドラマでも知られ、ユーモアに満ちた私小説的な短編は「医療もの」の枠を越えて、今も多くの支持を集めています。鯛山先生を演じるは柄本明さん、その妻・テル子役は明治座初出演となる花總まりさん、若い巡査の柴田役は渡辺大輔さんが演じます。
<STORY>
時は昭和、高度経済成長期の頃。那須高原のてっぺんにある診療所には今日も「本日休診」の札が下がっている。診療所の主は見川鯛山センセイ。時々コワいがとびきり美人な年下の奥さん・テル子に支えられ、医療に身を捧げ…てはいない。釣り好きで本業なんかそっちのけ、喧嘩友達の茶畠巡査たちにはヤブ医者と馬鹿にされている。一方、診療所に集まるのはお調子者のホテルの主人・楠田や変わり者の農家・蚕吉などベテラン看護婦の宮本さんも手を焼くおかしな連中ばかり。田植えの季節、若い柴田巡査が駐在所に赴任し、東京から来た香織も診療所の仲間に加わった。田舎の町にも新しい風が吹き、やがて夏へ、秋から冬へ。次々起こる騒動の中、センセイは那須の大自然のように人々に寄り添う…。
<原作の見川鯛山とは>
その生涯を地域医療に捧げ、地元の人々を愛し、愛された医師・作家の見川鯛山(本名・見川泰山)。1942年無医村であった那須高原で「見川医院」を開業すると、貧しい人々に心を寄せ、熱心に往診を続ける。一方で、作家・獅子文六との出会いを機に文筆業を開始し、1964年刊の『田舎医者』を皮切りに、雑誌連載をまとめた書籍を多数出版。1979年には、田舎医者シリーズを原案にした人情味あふれるテレビドラマが故・森繁久彌主演で放映。素朴で大らかなユーモアに満ちた私小説的な短編は「医療もの」の枠を越え、今なお多くの支持を集めている。
<舞台『本日も休診』>
【東京公演】2021年11月12日(金)11月~28日(日) 明治座
公式ページ:
https://www.meijiza.co.jp/info/2021/11_1/
<キャスト>
柄本明 花總まり
渡辺大輔 能條愛未・中島早貴(ダブルキャスト)
佐藤B作 松金よね子 ベンガル/笹野高史
伊藤裕一 佐渡稔 魁三太郎 有薗芳記 谷川昭一朗 菅原大吉
宮下今日子 稲村梓 かんのひとみ 星野園美 仲坪由紀子 ただのあっ子
西村喜代子 上原奈美 西本竜樹 諫早幸作 附田瑞姫
<料金>
S席12,000円 A席6,000円 6歳以上有料/5歳以下のお子様のご入場はご遠慮ください
チケット発売:電話先行予約:10月9日(土)10:00~17:00
一般販売:10月10日(日)10:00~
チケットお問合せ:明治座チケットセンター:03-3666-6666(10:00~17:00)
明治座営業部団体課:03-3660-3941(10名様以上のグループ観劇)
会場:明治座(東京都中央区日本橋浜町2-31-1)
<スタッフなど>
原作:見川鯛山「田舎医者シリーズ」
脚本:水谷龍二
演出:ラサール石井
出演:
スタッフ:
〔美術〕堀尾幸男 〔音楽〕玉麻尚一 〔照明〕宮野和夫 〔音響〕石神 保 〔衣裳〕宮本宣子 〔ヘアメイク〕鎌田直樹
〔演出助手〕山﨑総司・加藤由紀子 〔舞台監督〕瀬﨑将孝 〔大道具・照明・音響〕明治座舞台
〔宣伝美術〕榎本太郎 〔宣伝写真〕尾嶝 太 〔公式サイト〕ディップス・プラネット 〔宣伝〕君川博哉・伊沢 忍
〔制作〕佐藤 駿 〔プロデューサー〕渡邊俊也
〔企画・製作〕明治座
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