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118年の歴史を持つ武田尾温泉「マルキ旅館」が一時閉館へ

筆者: 橋本正人 更新日: 2015年11月15日

 

アイデアニュース編集長の橋本です。アイデアニュースのアプリ制作などの仕事が一段落したことから、たまにはのんびり温泉につかりながら、ついでに紅葉見物も出来る良い場所がないかということで、近所の「武田尾温泉」に行ってきました。訪ねたのは、118年の歴史を持つ老舗温泉旅館「マルキ旅館」ですが、この11月28日から3年間閉館すると宿の人にうかがい、歴史あるレトロな温泉旅館の姿を、アイデアニュースで紹介することにしました。

 

ご存じの人はご存じですが、「武田尾温泉」は、兵庫県の西宮市と宝塚市の間にある切り立った渓谷にあり、宝塚駅からJRの各駅停車でわずか8分の「武田尾駅」の最寄りと便利な場所でありながら、絶海の孤島に降り立ったような、秘湯感覚を味わえる温泉郷です。武田尾温泉郷の中央を流れる武庫川は、夏の台風シーズンになると水害被害をもたらすことが多いため、堤防工事が行われることになり、工事が終わるまで「マルキ旅館」は3年間閉館することになったというのです。

 

JR武田尾駅へと続く小さな吊り橋「武田尾橋」の上から見た風景。写真中央部に「マルキ旅館」がみえる。写真の川の左側が西宮市、右側が宝塚市=2015年11月13日、撮影・橋本正人

JR武田尾駅へと続く小さな吊り橋「武田尾橋」の上から見た風景。写真中央部に「マルキ旅館」がみえる。写真の川の左側が西宮市、右側が宝塚市=2015年11月13日、撮影・橋本正人

 

マルキ旅館の玄関先の道、奥に見えているのは川向うの宝塚側の山=2015年11月13日、撮影・橋本正人

マルキ旅館の玄関先の道、奥に見えているのは川向うの宝塚側の山=2015年11月13日、撮影・橋本正人

 

私は、マルキ旅館を利用するのは初めてでしたが、連れ合いは、主宰している「がん患者の会」のメンバーらと、この旅館を利用したことがあり、貸し切りの露天風呂があって「ぼたん鍋」が美味しくて、とても良い旅館だと知っていたので、私を誘ってくれたのでした。

 

昼食として食べた「名物ぼたん鍋コース」。猪の肉を特製の味噌を溶かしたスープで煮込みます。上の方の皿に乗っているのは、鯉のあらい(刺身)と、ごま豆腐=2015年11月13日、撮影・橋本正人

昼食として食べた「名物ぼたん鍋コース」。猪の肉を特製の味噌を溶かしたスープで煮込みます。上の方の皿に乗っているのは、鯉のあらい(刺身)と、ごま豆腐=2015年11月13日、撮影・橋本正人

 

この日、利用したのは「名物ぼたん鍋コース」をランチとして食べる日帰りコースで、1人8000円。食事をとる部屋は3時間利用できて、大浴場はもちろん、貸し切り露天温泉にも30分入れるので、とてもお値打ちの価格だと思いました。ぼたん鍋は、地元のイノシシ肉を使った料理で、「秘伝の味噌」を使った味付けが素晴らしく、とりわけ、ダシがたっぷり出たお汁を、最後にご飯にかけて食べた時の美味しさといったら、とんでもないものでした。家族で露天の温泉にのんびり入り、紅葉の進む武庫川周辺の切り立った山々をながめながら野鳥の声を聞くのは、本当に気持ちの良いものでした。

 

露天の貸し切り温泉(家族風呂)。植木の向こう側は武庫川で、その奥に見えているのは川向うの宝塚市側の山です=2015年11月13日、撮影・橋本正人

露天の貸し切り温泉(家族風呂)。植木の向こう側は武庫川で、その奥に見えているのは川向うの宝塚市側の山です=2015年11月13日、撮影・橋本正人

 

パノラマ撮影で写した男湯の内部。中央に大きな浴槽があり、左側に「岩窟風呂」がありました=2015年11月13日、撮影・橋本正人

パノラマ撮影で写した男湯の内部。中央に大きな浴槽があり、左側に「岩窟風呂」がありました=2015年11月13日、撮影・橋本正人

 

男湯の「岩窟風呂」上部の飾り。なんだかレトロです=2015年11月13日、撮影・橋本正人

男湯の「岩窟風呂」上部の飾り。なんだかレトロです=2015年11月13日、撮影・橋本正人

 

男湯には「岩窟風呂」と呼ばれる岩に穴を掘って作ったコーナーもあり、その周辺のレトロな装飾が時代を感じさせてくれました。マルキ旅館は創業明治30年で、2015年で満118歳となります。宝塚歌劇は2014年に100周年を迎えましたが、この旅館はその宝塚歌劇が始まる20年近く前から営業しているんですね。(女湯は見ていませんので、写真はありませんが、連れ合いによると「岩窟風呂」は、女湯にはなかったそうです)

 

マルキ旅館の客室「杉の間」の窓から見た武庫川の風景=2015年11月13日、撮影・橋本正人

マルキ旅館の客室「杉の間」の窓から見た武庫川の風景=2015年11月13日、撮影・橋本正人

 

JR武田尾駅とマルキ旅館の間の道沿いの風景=2015年11月13日、撮影・橋本正人

JR武田尾駅とマルキ旅館の間の道沿いの風景=2015年11月13日、撮影・橋本正人

 

今はちょうど紅葉のシーズンで、マルキ旅館前の道にも、リュックサックを背負ったハイキングの人たちが何人も歩いていました。旅館の営業は11月27日までですが、もしお時間のある方がいらっしゃいましたら、118年の歴史ある建物と風景を、紅葉の中での貸し切り露天風呂で楽しまれてみてはいかがでしょうか。3年後にマルキ旅館が再オープンしたら、またぜひ行きたいと思っています。

 

<マルキ旅館の情報>

 

マルキ旅館の予約・問い合わせ電話  :  0797-61-0221

 

マルキ旅館のホームページ → http://marukiryokan.jp/index.html

 

日帰りプランの案内ページ → http://www.489pro.com/asp/489/menu.asp?id=28060031&ty=ser,duse

 

 

<ここからはアイデアニュース有料会員向け部分です>

 

さらに詳しいマルキ旅館の内部、男湯の洗い場の中にあった「赤い兜の絵」や「ダルマの絵」、旅館周辺の光景などを写真で紹介します。

 

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<筆者プロフィール>橋本正人(はしもと・まさと) 1986年、産経新聞社入社。写真部員をへて記者となり、兵庫県警捜査一課などを取材。1990年、朝日新聞社に移り、宝塚歌劇を扱う「朝日新聞デジタル・スターファイル」などを担当。2015年、アイデアニュース株式会社を設立し、編集長に。趣味は声楽(テノール)。 ⇒橋本正人さんの記事一覧はこちら

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