鎌倉幕府を倒した皇子と側室の悲恋を描く歴史ミュージカル『大塔宮物語』上演へ | アイデアニュース

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鎌倉幕府を倒した皇子と側室の悲恋を描く歴史ミュージカル『大塔宮物語』上演へ

筆者: アイデアニュース編集部 更新日: 2023年8月8日

鎌倉幕府と対立して隠岐に流された後醍醐天皇に代わって倒幕の綸旨を出し、楠木正成らとともに鎌倉幕府を倒した大塔宮(おおとうのみや)護良(もりよし)親王と、幕府打倒後に陰謀に巻きこまれて鎌倉の土牢に閉じ込められて殺された大塔宮に最期まで寄り添った側室・雛鶴姫の愛と涙を描いた新作歴史ミュージカル『大塔宮物語 ~悲劇の皇子と雛鶴姫~』が、2023年9月3日(日)に兵庫県宝塚市市内の宝塚市立東公民館ホールで、上演されます。

上演するのは2022年9月に旗揚げ公演『龍起伝 ~楠木正成と久子~』を上演した男性を主体とする宝塚市内のミュージカル劇団「ミュージカル・バディーズ」で、今回は『大塔宮物語』初演と第21回目となる『龍起伝』上演の2本立て。料金は500円(12歳以下無料)です。

『大塔宮物語』大塔宮役は今回がミュージカル初主演となる「masa」、雛鶴姫役は大阪大学ミュージカルサークル「みーあキャット」で数々の男役を務めてきた「みーしゃん」、雛鶴姫に付き添う馬場小太郎役と後醍醐帝と対立する西園寺寧子役の2役を演じるのは「古米祐太」。『龍起伝』 は楠木正成役が日本ミュージカル研究会(劇団JMA)で数々のミュージカルに出演してきた「山階真魚」、正成の妻の久子と武将・赤松円心役の2役はミュージカル・バディーズ代表の「橋本正人」が演じます。

公演ではオリジナルの人物イラスト(画・庵時)を舞台の大型スクリーンに映し出し、後醍醐天皇、足利尊氏、新田義貞らはイラストと影声で登場。音楽はドラマティックなメロディーに定評のある甘茶さんの曲にオリジナルの歌詞をつけて表現します。

『大塔宮物語』『龍起伝』公演のチラシ=(C)ミュージカル・バディーズ

<『大塔宮物語』ストーリー>
元寇で疲弊した鎌倉幕府が各地の反乱を容赦なく弾圧していた時代、後醍醐天皇の息子、大塔宮・護良親王は、地方武士たちに声をかけて反幕勢力を作ろうとしていた。大塔宮は楠木正成を味方につけることに成功し、雛鶴姫と出会う。倒幕の動きが鎌倉方に漏れて後醍醐帝は捕縛されて隠岐に島流しとなり、大塔宮は雛鶴姫とともに吉野に逃れる。大塔宮は後醍醐帝に代わって倒幕の綸旨を各地の武将に送り、鎌倉幕府は崩壊した。しかし、大塔宮は後醍醐帝への謀反の疑いで捕縛され、鎌倉に送られて土牢に閉じ込められる。大塔宮の子を宿した雛鶴姫は、馬場小太郎に付き添われて鎌倉まで赴き、土牢で大塔宮と再会するが……。

<『龍起伝』ストーリー>
大塔宮の呼びかけに呼応して討幕の旗をあげた武将・楠木正成は、播磨の武将・赤松円心を味方につけ、金剛山に数々の城を築いて鎌倉幕府の大軍を引き付けて戦う。円心は摩耶山に築いた秘密の城から鎌倉方の都の拠点・六波羅に波状攻撃をかけ、崩壊させる。鎌倉幕府崩壊後、円心は播磨の土地を新政権に奪われそうになり、後醍醐帝に反旗を翻した足利方につく。円心は正成も足利方に呼び込もうとするが、正成は動かない。正成はどうして足利方につかないのか。湊川の戦いに出陣する直前、正成はその想いを息子、楠木正行に語る。正成の大好物をたくさん用意して正成の帰りを待っていた妻・久子は……。

こちらは2022年9月の劇団旗揚げ公演時に神戸新聞記者の取材を受けて掲載された記事の一部です。全文はウェブサイト「神戸新聞NEXT」に掲載されています。
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202208/0015572018.shtml
https://www.kobe-np.co.jp/news/hanshin/202210/0015693403.shtml

『大塔宮物語』『龍起伝』チラシの裏面

<歴史ミュージカル『大塔宮物語 ~悲劇の皇子と雛鶴姫~』『龍起伝 ~楠木正成と久子~』>
【会場】宝塚市立東公民館ホール(兵庫県宝塚市山本南2-5-2、阪急山本駅徒歩8分 )
【料金】500円、12歳以下無料(当日ホール受付で支払い、予約された方優先で入場)
【予約】観劇お申込みフォーム:
https://musicalbuddies.com/yoyaku
【問い合わせ】090-5096-2488(ミュージカル・バディーズ、橋本)

<『大塔宮物語』キャスト>
大塔宮:masa
雛鶴姫:みーしゃん
馬場小太郎・西園寺寧子:古米祐太
<『龍起伝』キャスト>
楠木正成:山階真魚
久子・赤松円心:橋本正人
<スタッフ>
原作・脚本:橋本正人
演出・振付:西田義範
イラスト:庵時
<音楽>
甘茶
<主催>
ミュージカル・バディーズ

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