生田大和演出・小瀧望主演ミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』、東京・大阪で上演決定 | アイデアニュース

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生田大和演出・小瀧望主演ミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』、東京・大阪で上演決定

筆者: アイデアニュース編集部 更新日: 2024年6月22日

2024年9⽉28⽇(⼟)から10⽉20⽇(⽇)まで東京・東急シアターオーブで、11⽉5⽇(⽕)から11⽉16⽇(⼟)まで大阪・梅⽥芸術劇場で、ミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』が上演されることが、2024年6月22日に発表されました。

原作は、イタリアの劇作家、アルバート・カゼッラによる戯曲『La morte in vacanza』(1924)に基づき、ウォルタ ー・フェリスが 1929 年に『Death Takes A Holiday』として英語で戯曲化されました。その後、同タイトルで 1934 年にフレドリック・マーチ主演で映画化され(邦題︓明⽇なき抱擁)、1998年にはブラッド・ピット主演で『ミート・ジョ ー・ブラック(邦題︓ジョー・ブラックをよろしく)』としてリメイクされました。オフ・ブロードウェイミュージカル版は、『TAITANIC』で成功を収めたピーター・ストーン(脚本)とモーリー・イ ェストン(作詞・作曲)のコンビにより産み出され(2003年ピーター没後、トーマス・ミーハンが執筆を継承)、オフ ・ブロードウェイで 2011年6⽉から9⽉に初演、その後2017年1⽉から3⽉にはオフ・ウエストエンドのチャリングクロス劇場で上演されました。⽇本では 2023 年に宝塚版が上演され、⼤きな話題を呼びました。

今作の主演は、「WEST.」のメンバーとして活躍するのみならず、2021 年には舞台『エレファント・マン』での演技が評価され、第28回読売演劇⼤賞の杉村春⼦賞を受賞した⼩瀧望さんです。⼩瀧さんは死神/サーキ役を演じます。ヒロインのグラツィア役には、ドラマ、CM など多くの映像作品に出演しつつも、近年ではコンスタントに舞台出演を果たし、活躍の場を広げている⼭下リオさんと、宝塚歌劇団⽉組トップ娘役として活躍後、⼤学院に進学、退団後初の舞台出演となる美園さくらさんが Wキャストで演じます。さらに、エリック役には東 啓介さん、コラード役に内藤⼤希さん、アリス役に皆本⿇帆さん、デイジー役に斎藤瑠希さん、ヴィットリオ役に宮川 浩さん、ステファニー役に⽉影 瞳さん、ダリオ役に⽥⼭涼成さん、エヴァンジェリーナ役に⽊野 花さんと、実⼒派の俳優が名を連ねています。演出は、宝塚歌劇団での活躍のみならず、劇団外ではミュージカル『ドン・ジュアン』(2019,2021)で好評を博した気鋭の演出家、⽣⽥⼤和さん(宝塚歌劇団)が宝塚版に引き続き務めます。

生田さんと小瀧さんのコメントを紹介します。

⼩瀧 望さん
⼩瀧 望さん


<コメント>
■演出:⽣⽥⼤和(宝塚歌劇団)さん
明⽇が来なくても、愛は消えない――
⽣きる事。愛と死。そして命とは何か。敬愛するモーリー・イェストン⽒の楽曲にのせて、死神の視点で⼈⽣の意味を問いかける、このミュージカルを、主演・死神(と、東欧からやってきたチャーミングなプリンス︕)役の⼩瀧さんをはじめ、個性と技量、それぞれの経験豊かな俳優の皆様、この作品を愛するクリエイター・スタッフ陣と共に創ることができる事に、喜びと幸せを感じています。この「出会い」によって起きるであろうケミストリーに、私⾃⾝、ワクワクしています。どうぞ、ご期待ください︕

■主演:死神/サーキ役 ⼩瀧望さん
まさか死神という、⼈間ではない役を演じる事になるとは思ってもいませんでした。元々この作品の映画(リメイク版)が好きで、ブラッド・ピットさんが演じられた役ですので、同じ役に挑める事にプレッシャーを感じつつも興奮しています。死神が⼈間の⼒や姿を借りて下界に降りてくるというファンタジーであり、難しい役どころを、⼿探りで進めていくことになると思いますが、とても楽しみです。ありふれた役じゃないだけに役者冥利に尽きます︕頑張りたいと思います。

<あらすじ>
知りたいんだ。生きる意味を、命とは何か——
これは、⼈類が史上未曾有の“死”に取り憑かれた第⼀次世界⼤戦の悪夢から覚め、“狂乱の”1920 年代が始まって間も無い頃の物語……
深夜、イタリア北部の⼭道を“⾶ばして”⾛る⼀台の⾞があった。
乗っているのはランベルティ公爵⼀家。⼀⼈娘グラツィアの婚約をヴェニスで祝った帰りなのだ。だが⼀家を乗せた⾞を悲劇が襲う。突如現れた“闇”にハンドルを取られた⾞がスピンし、グラツィアは夜の闇へと投げ出されてしまうのだった……!
……⼤事故に遭ったにもかかわらず、まるで何事も無かったかのようにグラツィアは無事だった。彼⼥の無事に安堵する⼀同。
しかしグラツィアは、⾃⾝に“何かが”起こったと感じていた。
同じ夜遅く、死神がランベルティ公爵の元を訪ねる。
⼀⼈孤独に、死せる魂を“あちら側”へと導き続ける事に疲れ果てた死神は、⼆⽇間の休暇を公爵⼀家と共に過ごす事にしたのだが……︕


<ミュージカル『DEATH TAKES A HOLIDAY』>
【東京公演】2024年9⽉28⽇(⼟)〜10⽉20⽇(⽇) 東急シアターオーブ
【大阪公演】2024年11⽉5⽇(⽕)〜11⽉16⽇(⼟) 梅⽥芸術劇場メインホール
公式サイト
https://www.umegei.com/deathtakesaholiday/

<キャスト>
死神/サーキ:⼩瀧 望

グラツィア(W キャスト):⼭下リオ 美園さくら
エリック:東 啓介
コラード:内藤⼤希
アリス:皆本⿇帆
デイジー:斎藤瑠希

ヴィットリオ:宮川 浩
ステファニー:⽉影 瞳
ダリオ:⽥⼭涼成
エヴァンジェリーナ:⽊野 花

フィデレ:宮下雄也 ロレンツォ/⾶⾏教官:⻄郷 豊
伊藤彩夏 井上弥⼦ 岡 施孜 蟹々々エミ 上條 駿 熊澤沙穂 篠崎未伶雅
鈴⽊亜⾥紗 ⾼瀬育海 ⻑澤仙明 丹⽻⿇由美 武藤 寛 安井 聡 吉井乃歌 (五⼗⾳順)

<スタッフ>
作詞・作曲︓モーリー・イェストン
潤⾊・演出︓⽣⽥⼤和(宝塚歌劇団)
主催︓梅⽥芸術劇場・東京グローブ座
企画・制作︓梅⽥芸術劇場
協⼒︓宝塚歌劇団

<チケット>
⼀般発売:2024年8⽉17⽇(⼟)
チケット:S 席 15,000円 A 席 10,000円(全席指定・税込)

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