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ミュージカル「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」、2016年9月に日本版初演へ

筆者: 橋本正人 更新日: 2016年5月6日

 

“炎の画家”とも言われ、『星月夜』『ひまわり』『オーヴェルの教会』『自画像』など2,000点以上の絵画を残し、37歳の若さで自ら命を絶ったオランダ生まれの画家、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853-1890)。彼を支え続けた弟テオと交わした約700通にもおよぶ書簡をベースに、ヴィンセントとテオの愛と葛藤の半生を描き出した2人芝居、韓国創作ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』の日本版が、2016年9月に東京で初演されることが決定し、2016年5月6日正午に情報が解禁されました。なにやら随分面白そうですので、主催者からアイデアニュースに届いたプレスリリースの情報を、いち早く掲載します。

 

ゴッホ作品「星月夜」

ゴッホ作品「星月夜」

 

2014年2月、ソウル・忠武(チュンム)アートホール中劇場で初演され、2015年6月・11月、2016年1月と再演を重ねた今作は、ヴィンセントとテオの書簡を軸に、数々の名画にまつわるエピソードも交えながら、彼らの波乱に満ちた半生を辿ってゆく。

 

2014年韓国大衆音楽賞で「今年の音楽人賞」を受賞した女性シンガーソングライターのソヌ・ジョンアが音楽を担当。彼女が生み出した独特のメロディーラインを持つ楽曲は、2人芝居を一層豊かで濃密なものにしている。更に、プロジェクション・マッピングを駆使した舞台美術も話題となった。ヴィンセントが各地を放浪し描き続けた絵画の数々が、舞台上に映写され舞台美術の一部となり、まるで観客も彼の絵の世界入り込み、彼の心情にシンクロするかのような錯覚さえ覚える。音楽と映像が生の芝居と効果的に融合し、観る者の感性を揺さぶる珠玉の作品である。

 

ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』に出演する橋本さとし(左)と岸祐二

ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』に出演する橋本さとし(左)と岸祐二

 

日本版初演のキャストには、ヴィンセント役に橋本さとし、テオ役に岸祐二という、ミュージカル界屈指の実力俳優がコンビを組む。更に、泉見洋平(ヴィンセント)、野島直人(ヴィンセント)、上山竜治(テオ)、入野自由(テオ)、の4名が出演。橋本&岸ヴァージョンに加え、泉見・野島、上山・入野がそれぞれペアを組む4つの多彩なヴァージョンが上演される。また、テオ役の俳優はテオ以外の劇中に登場する様々な人物も演ずる。組み合わせごとに、バリエーション豊かなヴィンセントとテオの物語が紡がれるに違いない。

 

上演台本・演出には河原雅彦。河原は、2015年演劇界の話題をさらった、歌謡ファンク「いやおうなしに」(パルコ劇場他)や、残酷歌劇「ライチ☆光クラブ」(AiiA 2.5 Theater Tokyo)の演出を手掛けるなど、芝居と音楽を見事に融合させた演出で高い評価を得ている。今回はどんな化学反応を産み出すのか。また訳詞は森雪之丞。ミュージカル『シャーロック ホームズ』シリーズや、来年1月上演『フランケンシュタイン』などの訳詞も手がけ、ドラマティックな韓国ミュージカルの楽曲には馴染み深い森雪之丞による訳詞にも期待が募る。

 

韓国版「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」公演より

韓国版「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」公演より

 

今回の日本初演に向けて、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ役の橋本さとしは、「出演が決まった時はとても嬉しかったです。僕も俳優という総合芸術の中に身を置く者として、超有名なゴッホという芸術家を演じることは、光栄でもあり、プレッシャーも大きいです。今まで舞台で、ジャン・バルジャンやシャーロック・ホームズなど、誰もが知る、皆さんが明確にイメージを持つ存在を演じることもありましたが、実在の人物を演じるのは、ほとんど初めてに近いと思います。皆さんの中にもイメージがある人物だと思うので、自分なりに模索にしながら、誰が見ても、「ここにヴィンセント・ヴァン・ゴッホが立っている」という人物像を創り上げ、演じていきたいと思います。それは僕のチャレンジでもあるし、決意でもあるし、覚悟でもあります。」と、語った。

 

また、テオ役の岸祐二は、「お話を頂いた時から、これは間違いなく自分のミュージカル人生のターニングポイントになる作品に違いないと感じました。ある意味運命的な作品になるのではないかと思っています。二人芝居ということ、韓国ミュージカルであるということ、河原雅彦さんとご一緒すること含め、全てが挑戦ですが、自分が育んだものを全て出し尽くすためにこの作品に出会えたんだと思っています。それくらいの意気込みを持って挑みたいと思います。」と、熱い想いを述べた。

 

そして、上演台本と演出を担当し、今年1月には韓国版をソウルで観劇した河原雅彦は、「韓国で観させて頂いて、とても斬新な舞台で感銘を受けたので、日本人キャストならではの魅力や味を加味しながら、日本版のオリジナリティを出した良い舞台に仕上げたいと思います。」と意気込みを述べた。

 

韓国版「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」公演より

韓国版「ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ」公演より

 

 

<ミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』>

 

【スタッフ】
作:チェ・ユソン 音楽:ソヌ・ジョンア
上演台本・演出:河原雅彦
訳詞:森雪之丞

 

【出演】
橋本さとし 岸祐二
泉見洋平 野島直人 上山竜治 入野自由

 

【公演日程】(予定)
<プレビュー公演> 2016年9月2日(金) かめありリリオホール
<本公演> 2016年9月7日(水)~24日(土) 新宿・紀伊國屋サザンシアター

 

【主催】
キューブ、シーエイティプロデュース

 

【詳細】
キューブ公式サイト
http://www.cubeinc.co.jp/

 

<筆者プロフィール>橋本正人(はしもと・まさと) 1986年、産経新聞社入社。写真部員をへて記者となり、兵庫県警捜査一課などを取材。1990年、朝日新聞社に移り、宝塚歌劇を扱う「朝日新聞デジタル・スターファイル」などを担当。2015年、アイデアニュース株式会社を設立し、編集長に。趣味は声楽(テノール)。 ⇒橋本正人さんの記事一覧はこちら

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