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世界全体は変えられなくても1人の世界は変えられる、5月12日は国際看護師の日

筆者: 松中みどり 更新日: 2015年5月8日

 

近代看護の基礎を作ったナイチンゲールのお誕生日が5月12日。国際看護協会はこの日を「国際看護師の日」としています。そしてこの日を含む1週間を看護週間として、さまざまなイベントや啓蒙活動が行われます。以前もアイデアニュースで取り上げた海に浮かぶ大型病院船「マーシーシップス」は、この時期、看護師さんたちに感謝を捧げ、彼女たちの活躍にスポットライトを当てます。(PRWEB 2015年5月6日より)

 

 

ビデオに登場する病棟看護師メリンダ・ケニーさんは、7万8千回の無料手術をおこない、18万3千人に基本的な健康管理について教え、アフリカの看護師たちを指導し、患者の術前・術後ケアを担ってきた何千人という看護師のひとり。1978年から、「マーシーシップス」には多くのボランティア看護師が乗船して、世界最大級の民間病院船の中で大きな役割を果たしてきました。メリンダさんもそのひとりなのです。

 

ビデオの中でメリンダさんは、シエラレオネで出会ったひどい内反膝の男の子ジョンのことを語っています。「あまりに脚が曲がっているので学校にも行けず、サッカーも出来なくて、友だちがいない少年でした。彼が手術後初めて自分のまっすぐになった脚を見て、目を大きくしたこと。立ってみた時に ”僕って、背が高いね!”って言ったこと。本当に素晴らしかったです。セラピーとリハビリでどんどん変化していって、性格も明るくなって、生きることを楽しみ始めたんです」 そして彼女は続けます。「マーシーシップスでの経験をひと言で語るのは難しいです。他の人の役に立ちたいと思って乗り込んだけれど、経験を通して成長させてもらったのは私の方でした。看護師にはぜひ、あなたもやってみてと言いたいです」

 

患者のモナを見守るアナ・イラジ看護師

患者のモナを見守るアナ・イラジ看護師

 

もうひとり、マーシーシップスのボランティア看護師で、マダガスカルで6か月を過ごしたアナ・イラジさんは語っています。 “I’ve learned to focus on their eyes instead of their deformity. Their eyes show a lack of hope. Their eyes communicate sadness and despair. Then they have surgery, and the tumor is suddenly gone, or the cleft is now closed … over the next few days, the hope and joy grow … their eyes slowly start to smile, and then their whole face smiles! 「患者さんの変形した部分じゃなくて、目に集中することを学びました。彼らの目には、希望の欠如が現れています。悲しみと絶望を伝えているのです。マーシーシップスで手術を受けて、彼らを苦しめていた腫瘍が突然なくなり、口唇裂が閉じられると、続く2~3日で希望と喜びが芽生えてきます。目が笑いはじめ、それから顔全体を使ってスマイルを見せてくれるのです!」

 

アナさんの患者のモナちゃんは口唇裂をもっていたため、生まれてすぐ捨てられました。小さかったモナちゃんを引き取った女性が、少女となったモナちゃんをマーシーシップスに連れてきて、無料の手術を受けられることになりました。

 

“During her recovery period, I saw a shy, withdrawn girl transform into a bright, bubbly, excited young woman who was ready to begin her new future!” Iraggi continued, “Through being here, my eyes have been opened to the fact that we cannot change the whole world, but we can change the world for one person. Each transformation has meaning and purpose. 「回復期、私が見たのは、シャイで引きこもりだった女の子が、明るくて陽気で、新しい未来への期待にワクワクしている若い女性に変わっていく姿でした!」 イラジさんは続けます。「この船の上で、私は気づかされたのです。世界全体を変えることは出来なくても、ひとりの人間のために、その人の世界を変えることは出来るんです。どの人の変容も本当に意義深くて価値があるものでした」

 

イラジさんは、これまでマーシーシップスで希望と癒しを与えてきた数えきれないほどたくさんの優れた看護師のひとりです。この病院船の活動で250万人の人たちが希望を手にしました。

 

1978年から活動を続けるマーシーシップスについては、ホームページを参照してください。日本語のページもあります。

 

Mercy Ships ホームページ http://www.mercyships.org.au/japan.html

 

 

☆2015年3月9日にアイデアニュースに掲載した「マーシーシップス」の記事はこちら

 

「死と病の場所を希望と癒しの場所へ」、世界最大級の病院船の女性クルーが語る
https://ideanews.jp/archives/1111

<筆者プロフィール>松中みどり(まつなか・みどり) フィリピン支援ボランティア/英語講師/ライター 初めて行った外国がフィリピンで、以来かの国の人々の明るさ温かさに魅せられ、様々なNGOや支援活動に関わる。1994年からは山岳先住民アエタの教育支援主宰。コミュニケーションツールとしての英語を各地で教えている。動物好きの自称「ケモノバカ」。飼い猫は黒猫で親バカ度も加速中。 ⇒松中みどりさんの記事一覧はこちら

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