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映画が最大の娯楽だった時代のファンタジック・コメディ、「キネマと恋人」11月15日開幕

筆者: 達花和月 更新日: 2016年11月13日

 

ウディ・アレン監督・脚本の映画「カイロの紫のバラ」(1985年)に着想を得て、ケラリーノ・サンドロヴィッチさんが翻案した新作の舞台「キネマと恋人」が、2016年11月15日から東京・大阪・愛知・長野で上演されます。映画が最大の娯楽だった時代、映画に恋する一人の女性をめぐるKERA流ファンタジック・コメディを、ご紹介します。

 

『キネマと恋人』より

『キネマと恋人』より

 

 

 

■映画の登場人物がスクリーンから抜け出してきて

 

ではまず、今作の着想のもとになった「カイロの紫のバラ」はどんなお話なのか、プレスリリースによると…。

 

舞台は1930年代、アメリカのニュージャージー州。失業中の夫モンクに代わり、ウェイトレスをして家計を支えるセシリア。彼女のささやかな楽しみは映画館に通うこと。今は上映中の映画「カイロの紫のバラ」に夢中になって通い詰めています。

 

そんなある日、映画の登場人物トムは、突如セシリアに語りかけます。さらにあろうことかモノクロのスクリーンから抜け出て、カラフルな現実の世界へと降り立ったことで、映画館やハリウッドを巻き込んだ大騒動になります。

 

そこにトムを演じた俳優ギル(二役)も現れて、セシリア、トム、ギルは不思議な三角関係に陥り、事態はますます混乱していき…。

 

 

■場所を「日本の架空の港町」に移し代え、架空の方言を話す

 

今回の公演では、時代は映画「カイロの紫のバラ」と同じ1930年代半ば。場所を「日本の架空の港町」に移し代え、登場人物たちは、架空の土地の架空の方言を話すそうです。

 

映画から抜け出た「登場人物」と、その登場人物を演じる「映画俳優」の二役を演じるのは、妻夫木聡さん。夫との貧しい生活の中で、映画を見ることが唯一の楽しみという健気な女性役に、緒川たまきさん。緒川さん演じる女性の妹役に、ともさかりえさん。このほか、三上市朗さん、佐藤誓さん、橋本淳さん、尾方宣久さん、廣川三憲さん、村岡希美さん、崎山莉奈さん、王下貴司さん、仁科幸さん、北川結さん、片山敦郎さんが出演します。

 

東京公演の会場となる「シアタートラム」は、客席数は約200で、舞台と客席の距離が近い、居心地の良い空間です。この劇場では、先鋭的な海外戯曲や、劇作家や演出家の自由な発想による舞台など、「小劇場」ならではの見応えのある作品が、次々と上演されてきました。

 

銀幕の登場人物が現実の世界に降り立つという奇想天外なファンタジー要素あり、その登場人物を演じている俳優も交えての三角関係というロマンスも感じられる新作が、シアタートラムの濃密な空間でどのように上演されるのか楽しみです。

 

 

<世田谷パブリックシアター+KERA・MAP#007「キネマと恋人」>
【東京公演】2016年11月15日(火)~12月4日(日) シアタートラム
https://setagaya-pt.jp/performances/201611kinema.html
【大阪公演】2016年12月7日(水)~12月8日(木) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
http://www.umegei.com/schedule/592/
【長野公演】2016年12月11日(日)~12月12日(月) まつもと市民芸術館 実験劇場
http://www.mpac.jp/event/drama/17242.html
【愛知公演】2016年12月15日(木)~12月18日(日) 名古屋市芸術創造センター
http://cte.jp/wp_detail/161215/

 

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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 二次元二次創作界の住人から、ひとりの俳優さんとの出会いをきっかけに演劇沼の住人に。ミュージカルからストレートプレイ、狂言ほか、いろんな作品を観劇するうち、不思議なご縁でライターに。熱っぽく自らの仕事を語る舞台関係者の“熱”に、ワクワクドキドキを感じる日々。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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