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ナチス占領下のパリを描いた萩尾望都作品を初舞台化、『エッグ・スタンド』製作発表

筆者: 宮川 舞子 更新日: 2017年2月11日

第二次世界大戦中、ナチスドイツ占領下のパリを舞台にした萩尾望都さんのコミックス作品「エッグ・スタンド」を、劇団「スタジオライフ」が初めて舞台化した『エッグ・スタンド』が、2017年3月1日から東京と大阪で上演されます。2月7日に、東京で製作発表が開かれましたので、その様子を動画で撮影してご紹介します。

<公式ページに書かれたストーリー>
第二次世界大戦中、ナチスドイツ占領下のパリ。キャバレーの踊り子ルイーズと少年ラウル、レジスタンスのマルシャンが出会い、孤独を抱える三人の共同生活が始まる。その中でマルシャンとラウルは、ルイーズが二年前にドイツから逃亡してきたユダヤの血をひく者と知ることとなる。ルイーズの秘密に寄り添うように自分の秘密を打ち明けてゆく少年ラウル……。それは少年が抱えるには、あまりにも重すぎる秘密だった。

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、この日の製作発表で行われた萩尾望都さんと倉田淳さんの対談の様子を宮川舞子さんが撮影した動画を、9分30秒にまとめて掲載しています。

<エッグ・スタンド>
【東京公演】2017年3月1日(水)~3月20日(月・祝) 新宿 シアターサンモール
【大阪公演】2017年3月24日(金)~3月26日(日) ABCホール

上演は、「Noir(ノワール)」チームと「Rouge(ルージュ)」チームのWキャストで行なわれます。

<キャスト>「Noir(ノワール)チーム」:ラウル 松本慎也、ルイーズ 曽世海司、マルシャン 岩﨑大、「Rouge(ルージュ)チーム」:ラウル 山本芳樹、ルイーズ 久保優二、マルシャン 笠原浩夫。全キャストはこちらをご覧ください。
http://www.studio-life.com/stage/eggstand2016/cast.html

<関連サイト>
『エッグ・スタンド』公式ページ
http://www.studio-life.com/stage/eggstand2016/index.html
劇団スタジオライフ
http://www.studio-life.com/
Amazon:萩尾望都作品集 (〔第2期〕-16) エッグ・スタンド

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※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、萩尾望都さんと倉田淳さんの対談の様子を、9分30秒にまとめた動画を掲載しています。萩尾さんがこの作品を書こうと思ったきっかけ、萩尾さんの創作活動はどんな風に行われているのか、卵を乗せる「エッグ・スタンド」の意味、どこかの大統領が今、卵の殻を固く強くしようとしていることなどについてのお2人のお話を、ゆっくりご覧ください。

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<筆者プロフィール>宮川 舞子(みやがわ・まいこ) 神奈川県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。 舞台写真家・瀬戸秀美氏の専属アシスタントを経て、東京を拠点にフリーランスフォトグラファーとして活動中。 演劇・ミュージカル・ダンス・ライブコンサート・フェスティバルを主に撮影。日本舞台写真家協会会員。⇒宮川舞子さんの記事一覧は、こちら

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