密室を舞台に「彼」と刑事の濃厚な会話から紡ぎ出される「真実」を描いた舞台『Being at home with Claude ~クロードと一緒に~』が、2019年4月13日(土)から4月28日(日)まで、横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホールで上演されます(4月13日と14日はプレビュー公演)。カナダのルネ=ダニエル・デュボワの戯曲によるこの作品の上演は、2014年の初演から4度目。2015年の再演と2016年の3度めの上演に「彼」役で主演した松田凌さんが、今回新たに「彼」役に加わる小早川俊輔さんとW主演(Wキャスト)で「彼」役を演じます。
この作品は、2014年にZu々プロデュースで日本で初上演されて以来、形態を変えながら上演回数を重ねてきました。初演(2014 年・青山円形劇場)でWキャストの主役の「彼」を演じたのは、相馬圭祐さんと稲葉友さん。再演(2015年・シアタートラム)では、主演の松田凌さんを中心に「刑事」「速記者」が交互に役を入れ替わるスウィッチキャスティングの形式で上演され、3回目の公演(2016年・新国立劇場小劇場)は映像と生演奏を取り入れた「Lecture-Spectacle」<読み聞かせ>として上演され、主演の「彼」を松田凌さんが務めました。
4回目の上演となる今回は、新たな「彼」に小早川俊輔さんを迎え、3度目の主演となる松田凌さんとのWキャスト。さらに、二人の演出家による、Blanc(ブラン)チームと、Cyan(シアン)チームの、Wチーム上演となります。
【Blanc(ブラン)チーム】
演出:田尾下哲
出演:松田凌、石橋祐、福澤重文、鈴木ハルニ
こちらは公式ページに掲載されている、松田凌さんのコメント動画です。
【Cyan(シアン)チーム】
演出:保科由里子
小早川俊輔、根本正勝、川野直輝、澤田拓郎
こちらは公式ページに掲載されている、小早川俊輔さんのコメント動画です。
<スタッフ>
原作:ルネ=ダニエル・デュボワ
翻訳:イザベル・ビロドー/三宅優
総合演出:田尾下哲
上演台本・演出:保科由里子
演出補:木村孔三
<ストーリー>(公式ページより)
1967年 カナダ・モントリオール。裁判長の執務室。殺人事件の自首をしてきた「彼」は、苛立ちながら刑事の質問に、面倒くさそうに答えている。男娼を生業としている少年=「彼」に対し、明らかに軽蔑した態度で取り調べを行う刑事。部屋の外には大勢のマスコミ。被害者は、少年と肉体関係があった大学生。インテリと思われる被害者が、なぜ、こんな安っぽい男娼を家に出入りさせていたか判らない、などと口汚く罵る刑事は、取り調べ時間の長さに対して、十分な調書を作れていない状況に苛立ちを隠せずにいる。殺害後の足取りの確認に始まり、どのように二人が出会ったか、どのように被害者の部屋を訪れていたのか、不貞腐れた言動でいながらも包み隠さず告白していた「彼」が、言葉を濁すのが、殺害の動機。順調だったという二人の関係を、なぜ「彼」は殺害という形でENDにしたのか。密室を舞台に、「彼」と刑事の濃厚な会話から紡ぎ出される「真実」とは。
<舞台『Being at home with Claude ~クロードと一緒に~』>
【東京公演】2019年4月13日(土)~4月28日(日) 横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
※15歳未満入場不可(映画のR-15 と同程度のセクシュアルな表現があるため)
公式サイト
https://www.zuu24.com/withclaude2019/
公式ツイッター
https://twitter.com/withClaude
公式フェイスブック
https://www.facebook.com/withclaude
<チケット>
【一般】全席指定 8,300円
【学生】当日引替券(各回20席限定) 3,900円
【プレビュー公演】(Cyan 4月13日/Blanc 4月14日) 3,900円
カンフェティ
https://www.confetti-web.com/search_result.php?search_text_post=withclaude
イープラス
https://eplus.jp/sf/detail/2885280001
チケットぴあ
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=1906859
- 「この作品はラブレター」『Being at home with Claude~クロードと一緒に~』松田凌(下) 20230715
- 「これが最後だと…」『Being at home with Claude~クロードと一緒に~』松田凌(上) 20230714
- 『 Being at home with Claude~クロードと一緒に~』、松田凌が4度目の「彼」 20230220
- 「この作品はラブレター」『Being at home with Claude~クロードと一緒に~』松田凌(下) 20230715
- 「これが最後だと…」『Being at home with Claude~クロードと一緒に~』松田凌(上) 20230714
- 『 Being at home with Claude~クロードと一緒に~』、松田凌が4度目の「彼」 20230220
- 「周りの人が支え、愛してくれるから」、『SERI~ひとつのいのち』合同取材会より 20220802
- 2020年末上演『忠臣蔵 討入・る祭』の第一部舞台映像と座談会特番、2月7日から配信 20210127
- 年末恒例「る・ひまわり」明治座タッグ10周年は『忠臣蔵 討入・る祭』、全公演配信 20201021