寺山修司さんが「天井棧敷」結成前の1963年に書いた未上演の音楽劇『海王星』が、2021年12月6日(月)から12月30日(木)まで、新生PARCO劇場で初演を迎えます(大阪・富山・仙台・青森・愛知公演あり)。演出は眞鍋卓嗣さんが担当。曲は寺山修司さんの影響を大きく受け、かつて「毛皮のマリーズ」として活動した志磨遼平さん(ドレスコーズ)が全曲を書き下ろし、生演奏でも参加します。キャストは、父の婚約者を愛してしまう主人公・猛夫に山田裕貴さん、父の婚約者・魔子に松雪泰子さん、父・彌平にユースケ・サンタマリアさん、悪魔的少女そばかすに清水くるみさん、猛夫を慕う那美に伊原六花さん、そのほか中尾ミエさん、大谷亮介さんらが出演します。
こちらは、志磨さんの書き下ろし曲「酔いどれ船」(作詞:寺山修司)とキャストによる音楽劇『海王星』ティザームービーです。
<志磨遼平さん(ドレスコーズ)のコメント>
十九か二十の頃の僕は《寺山修司》という作家を発見したばかりで、その影響を隠そうともしない真似事のようなパフォーマンスに夢中になっていました。こともあろうに上げた名乗りが「毛皮のマリーズ」ですから、若さとは恐ろしいものです。あれから二十年近くが経って、とうとう寺山修司の幻の音楽劇を任せていただくことになりました。まるで進んだ時間が円環を描いてぴたり、と始点に戻ったような心地です。今の僕が持ちうる全てのアイデアを今作に捧げます。それは僕の腹心のバンドと素晴らしいキャストの方々、そして眞鍋卓嗣さんの手によって幾倍にも昇華されることでしょう。寺山が遺した未上演作品、その初演を我々がお目にかけます。
<PARCO PRODUCE 2021 音楽劇『海王星』>
【東京公演】2021年12月6日(月)~12月30日(木) PARCO劇場
【大阪公演】 2022年1月8日(土)~ 2022年1月10日(月) 森ノ宮ピロティホール
【富山公演】 2022年1月15日(土)・11月16日(日) オーバード・ホール
【宮城公演】 2022年1月19日(水) 東京エレクトロンホール宮城(宮城県民会館)
【青森公演】 2022年1月23日(日) 弘前市⺠会館大ホール
【愛知公演】2022年1月27日(木) 日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
※チケット一般発売:2021年10月9日(土)
公式サイト
https://stage.parco.jp/program/kaiousei
<スタッフ>
作:寺山修司
演出:眞鍋卓嗣
音楽・音楽監督:志磨遼平(ドレスコーズ)
企画・製作:パルコ2
<キャスト>
山田裕貴 松雪泰子 清水くるみ 伊原六花
佐藤誓 冨永竜 山岸門人 澤魁士 眼鏡太郎 野々山貴之
内田慈 坪井木の実 白木原しのぶ
小山雲母 片桐美穂 金井美樹 島ゆいか 吉井乃歌
大谷亮介 中尾ミエ ユースケ・サンタマリア
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