「まだ見ぬ何かへの期待、希望を」、ライブツアー『Voyager』藤岡正明 | アイデアニュース

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「まだ見ぬ何かへの期待、希望を」、ライブツアー『Voyager』藤岡正明

筆者: 達花和月 更新日: 2024年10月18日

藤岡正明さんの3年ぶりとなるライブツアー『Voyager』が、2024年11月2日(土)に横浜・Yokohama mint hall、11月10日(日)に福岡・ROOMS、11月16日(土)に名古屋・名古屋 LION LIMITED、11月17日(日)に大阪・Soap opera classics-Umeda-、11月23日に(土)東京・浅草花劇場で開催されます。ツアー開催にあたり、藤岡さんのソロインタビューをお届けします。

アルバムのタイトル「Voyager」に込められた思い、アルバムに収録予定の新曲のこと、一人でアルバム制作を行う孤独、6月に行われた単独ライブ『ZERO Gravity』で感じたこと、ライブツアー『Voyager』に向けての思いなどについてお話ししてくださった内容と、お客さまへのメッセージを紹介します。

藤岡正明さん=撮影:NORI
藤岡正明さん=撮影:NORI

――アルバムとツアーのタイトルの『Voyager』には、どのような想いが込められているのでしょうか?

今回、自分の中で「宇宙」をテーマに考えていたので、NASAの無人探査機「Voyager1号」と「Voyager2号」から取りました。アルバムの中には、「宇宙」がテーマには思えないような曲も全然ありますけど。

――「ZERO Gravity」で披露された新曲もそうですか?

あれは「Lazy Sunday Morning」で、朝の歌。だから全てのテーマが「宇宙」というわけじゃないんです。夜をテーマにした「夜 君想う」という曲や、「マネキン」という曲もあります。

――夜がテーマで、「マネキン」というのはどういうことでしょうか?

『トイ・ストーリー』みたいに、ショッピングモールが閉まった夜、マネキンが動き出すというイメージです。「今この時間だけは、私は自由」というテーマで作った曲です。今の現代社会において、マネキンじゃなくても、そういう人はいるんじゃないかと。「不自由だったり、生きづらさを感じていたりする人って、いるじゃん」という感じですね。

――「人目のないところ、光の当たらないところでやっと息がつける」というような感じですか?

自分自身がやっと出せるという人もいるでしょうし、そういった部分を込めて、閉店後の無人のショッピングモールのマネキンというところからの曲なので、「夜」です。

――たしかにそうですね。

「宇宙」については、いろんなことがわかっていないですよね。自分のテーマの中に、何か「わかっていないもの」が欲しかったんです。「この生き方や、この社会は、こういう決まりです。こういう方程式です」とはなっていないもの、そうはなっていない「何か」でありたいという思いがあって。

無人探査機の「Voyager」は、NASAとの通信がもうすぐ完全に途絶えてしまうらしいです。地球から遠く離れて太陽系を出て、誰とも通信がない状態で「Voyager」1号と2号は、これからもずっと旅を続けていくんですよ。そこに、僕は怖さと寂しさと、そしてなぜか希望みたいなものを見た気がしたんです。

「わかっていないもの」というのは、すごく厨二病っぽい話で「誰か大人の敷いたレールには乗りたくない!」という言葉に近いことを、40代になったおじさんが言っているみたいな(笑)。この社会の生きづらさに「こういう時は、こうしないといけないんだよ」ということではなく、まだ見ぬ何かがあるはずだし、それを期待したいという僕自身の願望が込められたタイトルです。

――アルバム「Voyager」の発売日は決まりましたか?

まだ確定はしていないんですが、リアルな話をすると、ここから数日で8曲全て録れるんじゃないかなと思います。あと1曲か2曲ぐらい入れたいなと思いつつも、デッドラインがありますし…。ミックスなどに時間がかかるので、次の工程に行かないとヤバいんです。

――ちょうど『Musical Lovers 2024』の準備も重なりますね。

そうなんです。『Brand New Musical Concert 2024』をやって、『Musical Lovers 2024』の準備を進めつつ、並行してレコーディングして。『Musical Lovers』の稽古やリハーサルの時期になったら、たぶん逆に落ち着きます。

――以前のインタビューで、今回のアルバムは楽器もジャケット撮影もすべてお一人で手がけられるとお話されていましたね。

それはこれまでにも、何度もあるんです。でも「アルバム全曲を一人で」というのは経験がないんですよ。全ての工程を自分1人でやるというのが、今回初めてです。

――実行されてみて、いかがですか?

やっぱり孤独ですね。要は答え合わせができないので。誰にも、相談も一切していないです。ある意味、これは自分自身のリハビリとか、トレーニングの部分でもありますから。だから、アドバイスとはいえ誰かに入ってもらうと「今までの自分との決別」みたいなことには繋がらないと思っていて。答え合わせができなくて自問自答したり、不安になったりみたいなこと自体を、自分自身の成長に変えていこうと思っています。「なんでこんなことやるって決めたんだろうな」って思いますけどね(笑)。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、6月に行われた単独ライブ『ZERO Gravity』で感じたこと、ライブツアー『Voyager』に向けての思いなどについてお話ししてくださった内容やお客さまへのメッセージなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■「ZERO Gravity」では、「本当にライブをしばらくやっていなかったんだな」と実感

■オロオロとライブを…。自分自身の覚束なさ感も含めて「しっかりしなきゃ」と

■「継続は力なんだな」と。マルチタスクのライブで、テンパって行く感じがあった

■「新しい曲を引っ提げて」がすごく楽しみ。過去一番最高の「藤岡正明」を

<藤岡正明ライブツアー『Voyager』>
【横浜公演】2024年11月2日(土) Yokohama mint hall
【福岡公演】2024年11月10日(日)  ROOMS 
【名古屋公演】2024年11月16日(土) 名古屋 LION LIMITED
【大阪公演】2024年11月17日(日) Soap opera classics-Umeda-
【東京公演】2024年11月23日(土) 浅草花劇場 
公式サイト
https://masaaki-fujioka.com/contents/765253

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藤岡正明さん=撮影:NORI
藤岡正明さん=撮影:NORI

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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 遠方の友人を誘って観たお芝居との出会いをきっかけとして演劇沼の住人に。ミュージカルからストレートプレイ、狂言ほか、さまざまな作品を観劇するうち、不思議なご縁でライターに。自らの仕事を語る舞台関係者の“熱”に、ワクワクドキドキを感じる日々。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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