癌サバイバルの物語、シカゴの女性ふたりがニューヨークで上演 | アイデアニュース

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癌サバイバルの物語、シカゴの女性ふたりがニューヨークで上演

筆者: 松中みどり 更新日: 2015年4月13日
BeeFABの新しい舞台の1場面 (PR WEB プレスリリースより)

BeeFABの新しい舞台の1場面 (PR WEB プレスリリースより)

シカゴを拠点にしている劇団 ビーファブ(BeeFAB) http://beefabproductions.com/が、新しい演目「ステージ4の癌物語」をチェルシーのマグネットシアターで上演します。5月4日(月)がニューヨークデビューとなります。(PRWEB 2015年4月12日プレスリリースより)

脚本も出演もふたりの女性、ジュディ・ファブジェンスさんとケリー・ビーマンさんで、ふたりの名前を合わせてビーファブというこの劇団、しゃれが効いています。コメディや即興演劇を上演するマグネットシアターには、ニューヨークの目の肥えた観客がやってくるのですが、彼女たちの劇には驚くことでしょう。Big C 大文字のC、つまりCancer =癌を中心に、新婚カップルが直面する現実を、皮肉と笑いと感動の中で描いています。そして、それは実際に、今まさに俳優ふたりが経験していることなのです。

“Anyone who has been affected by cancer in any way will relate to this show,” says Fabjance. “We’ve had doctors and nurses come to our show and tell us that they now have a better understanding of what their patients go through.” 「どんな形にしろ、癌にかかわりがある人なら、この劇に共感してもらえると思ってる」とファブジェンスさんは言います。「お医者さんや看護師さんに劇に来てもらうんだけど、患者がどんなふうに感じているのがよく分かったって言ってくれるわ」

ファブジェンスさんは2011年に “Are You There, Judy? It’s me, Cancer” 「そこにいるのジュディ?私よ、癌よ」というひとり芝居を作っていますが、その時すでに右胸を摘出して3年の乳癌サバイバーでした。昨年ビーマンさんと結婚。ファブジェンスさんの介護もしています。

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<筆者プロフィール>松中みどり(まつなか・みどり) フィリピン支援ボランティア/英語講師/ライター 初めて行った外国がフィリピンで、以来かの国の人々の明るさ温かさに魅せられ、様々なNGOや支援活動に関わる。1994年からは山岳先住民アエタの教育支援主宰。コミュニケーションツールとしての英語を各地で教えている。動物好きの自称「ケモノバカ」。飼い猫は黒猫で親バカ度も加速中。 ⇒松中みどりさんの記事一覧はこちら

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