演出家の石丸さち子さんが主催する「Theatre Polyphonic 第6回公演 ミュージカル『ボクが死んだ日はハレ』」が、7月12日(水)にシアター風姿花伝で開幕、7月17日(月祝)まで上演されます。石丸さんが今を生きる人達へのエールを込めて、出会う勇気と別れる勇気を描いたオリジナルミュージカルです。この作品に出演している百名ヒロキさんに、オーディションを受けたきっかけや、作品について、さらにご自身についても色々と伺いました。(上)(下)に分けてお届けします。
――この作品のオーディションを受けようと思ったきっかけを教えてください。
以前から石丸さんの演出する舞台を拝見していて、偶然ネットでオーディションがあるのを見かけて、受けるだけでも成長するかもしれないと思って応募しました。
――石丸さんの作品は何を観ていたんですか?
『マブの女王』ですね。石丸さんが脚本原案・作詞を担当された『ダニー・ボーイズ』は残念ながら観られなかったのですが、石丸さんの名前を結構見ていました。応募して初めてお会いしたら、小柄な方なんだとびっくりするぐらい、オーディションからパワフルで、指導が熱くて、すごい方だなと思いました。
――どんなオーディションでしたか?
とても面白かったです。課題の台詞の好きな所を覚えてくださいと言われていたのですが、僕は一文しか覚えていなくて(笑)。
――なるほど、覚える量は書いてなかったんですね(笑)。
ワンフレーズだけだと思ったんです。そうしたら「えっ、終わり? やばいよ、君」と(笑)。それから紙をもらって覚えたり、いきなりフリーダンスをしてと言われて、曲をかけられてフリーダンスをしたり。自分で振付した曲もありましたが、その後に山下達郎さんの曲で踊ったんです。そうしたら「アップテンポの曲も踊ってみて」とか「ラップ歌ってみて」とか。1時間ずっと無茶振りされ放題でした。
――石丸さんと1対1でのオーディションなんですか?
作曲・演奏の森大輔さん、浦嶋りんこさん、小野妃香里さんもいましたが、ずっと石丸さんが喋っていました。アットホームな感じで、すごく素を引き出そうとしてくれて嬉しかったです。
――その後に合格の連絡が来たんですね。
まさかこのメンバーの中に入れると思っていませんでした。しかもとてもいい役を頂いたんです。
――石丸さんに合格の理由は聞きましたか?
理由は聞いていませんが、悲しそうというか、影があると言われました。どういうことだろうと思いましたが、オーディション中の表情を見ていたのかもしれないですね。「頑張ります」とお答えました。
<百名ヒロキ プロフィール>
「Theatre Polyphonic」のオーディションを受け、合格。 石丸さち子演出「ボクが死んだ日はハレ」で、ボク「佐藤ひかる」役で、俳優としてデビュー。百名という苗字には自らのルーツである沖縄南部の地名から力を借りる事と、役者として沢山の顔を持っていきたいという気持ちが込められている。 今後の予定:舞台「ボクが死んだ日はハレ」石丸さち子脚本・演出(2017年7月)
※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、共演者や演出家について、さらに劇中で歌う曲などについて伺ったインタビュー前半の全文と写真を掲載しています。14日掲載予定のインタビュー「下」では、新しい道に進もうと決めた思いや、今後目指すことなどについてなどについて話してくださったインタビュー後半の全文を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>
■石丸さんは一番エネルギッシュ。愛のあるダメ出し
■「お前は格好つけるのが得意だから」って(笑)
■とてもアットホームで、皆さんとても面白い
■持ち曲にしたいくらいのいい歌を1曲頂きました
<Theatre Polyphonic 第6回公演 ミュージカル『ボクが死んだ日はハレ』>
【東京公演】2017年7月12日(水)~7月17日(月・祝) シアター風姿花伝
https://polypho.wixsite.com/harebare
<関連リンク>
百名ヒロキ オフィシャルブログ「yuntaku」 https://ameblo.jp/hiroki-hyakuna/
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ステキな記事と写真をありがとうございました。
こんなにしっかりと取り上げていただけてうれしいです。
また是非よろしくお願い致します!