1964年、東京オリンピックで銅メダルを獲得した円谷幸吉さんと、その4年後にメキシコオリンピックで銀メダルを獲得した君原健二さん。ライバルでもあり友人でもあった二人の物語が『光より前に~夜明けの走者たち~』と題して舞台化され、2018年11月から12月にかけて東京と大阪で上演されることが7月18日、発表されました。
出演は、宮崎秋人、木村了、高橋光臣、中村まこと、和田正人のみなさん。作・演出は、谷賢一さん。企画・製作は、ワタナベエンターテインメント/ゴーチ・ブラザーズで、主催は、ワタナベエンターテインメント/ゴーチ・ブラザーズです。
こちらはプレスリリースに盛り込まれた、総合プロデューサーの渡辺ミキさんと、作・演出の谷賢一さんのコメントです。
【総合プロデューサー 渡辺ミキさん】
本作は、オリンピック、世界陸上、箱根駅伝など、今当たり前に日常の中にある、競技の礎を作った、知られざる若者二人の物語です。
1964年東京オリンピックで銅メダルを獲得したマラソンランナーの円谷幸吉さんは、周囲の期待や制圧の中で、志半ばにその生涯を閉じましたが、円谷さんが未来に遺されたものはあまりにも多く、その想いは、ライバルで親友の君原健二さんによって繋がれ、現代の選手たちに受け継がれる“光”となり、陸上の未来を照らしているように思われます。
命をかけて走った若者達の鳥肌が立つような真剣な生き様を通して、2020年の東京オリンピックを目の前に控えている現代と、1960年代の社会の在り方の変化を浮かび上がらせる作品です。
明日の日本を担う、観客の皆様に向け、とびっきりの勇気をお届けできるよう、カンパニー一丸となって頑張ります!
【作・演出 谷賢一さん】
1964年、東京オリンピックを駆け抜けた二人のマラソンランナー、円谷幸吉と君原健二の人生は、「走る」という共通点だけがあり、それ以外はすべて好対照・正反対でした。しかし二人の間には、孤独に走るマラソンという競技の中で無言のうちに手渡されたバトンがあった。物語のように美しい二人の人生を多くの人に伝えたいと思います。
<舞台『光より前に~夜明けの走者たち~』>
作・演出:谷賢一
出演:宮崎秋人 木村了 高橋光臣 中村まこと 和田正人
【東京公演】2018年11月14日(水)~25日(日) 紀伊國屋ホール
(11月14日はプレビュー公演)
【大阪公演】2018年11月29日(木)~12月2日(日) ABCホール
<チケット>
一般発売日:2018年9月15日(土)AM10時~
料金:一般/7,000円、U-23/3,500円(観劇時23歳以下、要身分証提示、チケットぴあのみ取り扱い、枚数限定)※全席指定・税込 ※未就学児入場不可
公演に関するお問い合わせ:03-5410-1885 ワタナベエンターテインメント(平日11:00~18:00)
<関連サイト>
公式HP
http://hikari.westage.jp/
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