真風涼帆「地元の皆も喜んでくれています」、2019年2月から博多座で宝塚宙組公演 | アイデアニュース

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真風涼帆「地元の皆も喜んでくれています」、2019年2月から博多座で宝塚宙組公演

筆者: アイデアニュース編集部 更新日: 2018年11月14日

2019年2月2日(土)から福岡・博多座で、宝塚歌劇宙組公演「ミュージカル・プレイ『黒い瞳』-プーシキン作「大尉の娘」より-」「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA! in HAKATA』」が上演されます。熊本出身の宙組トップスター、真風涼帆さんにとって、今回の博多座公演は地元・九州での凱旋公演となります。11月12日に福岡市内で行われた記者取材会のレポートが博多座から届きましたので、ご紹介します。

真風涼帆さんと星風まどかさん=写真提供・博多座

真風涼帆さんと星風まどかさん=写真提供・博多座

来年2月に福岡・博多座にて上演される、宝塚歌劇宙組公演「ミュージカル・プレイ『黒い瞳』-プーシキン作「大尉の娘」より-」「スーパー・レビュー『VIVA! FESTA! in HAKATA』」の記者取材会が11月12日(火)に福岡市内で行われ、宙組トップスターの真風涼帆と、トップ娘役の星風まどかが登壇した。

『黒い瞳』は、ロシアの文豪プーシキンの「大尉の娘」をモチーフとしたミュージカル。1998年に真琴つばさを中心とした月組で初演、2011年には音月桂を中心とした雪組が再演し大好評を博した名作だ。

青年将校のニコライを演じる真風は「ロシア独特の雰囲気の中で、人間関係がドラマテックに描かれる作品です。ニコライは貴族出身の青年将校。意識的ではなく潜在的な育ちの良さなどを切り口に、役を作っていきたい。歴代の諸先輩方が演じてこられたお役ですので、いろいろ勉強させていただきたいと思っています」、ニコライと身分を越えた恋に落ちる大尉の娘・マーシャを演じる星風も「マーシャはニコライを一途に思い続ける素敵な女性。空気感を毎回新鮮に感じながら、お芝居、歌、踊りでしっかり表現できるようお稽古に励みたいです」と名作に向き合う意気込みを語った。

ショー『VIVA! FESTA! in HAKATA』は2017年に上演された作品に、新場面を加え博多座公演バージョンとして上演。リオのカーニバルや、中欧・北欧に伝わるヴァルプルギスの夜、日本のYOSAKOIソーラン祭りなど、世界各地の“FESTA”をテーマに展開する。2017年の宝塚大劇場・東京宝塚劇場上演時には「ソーラン宙組!」の掛け声でファンにも愛された人気レビューが、新たな“FESTA”として生まれ変わる。「前回の公演の際はプロローグから客席降りもさせていただきましたし、初めての方にも楽しんでいただける作品。YOSAKOIソーランのシーンは日本人でしたら血が騒ぐのではないでしょうか!?(笑)九州のお客様と一体となって盛り上がれたら嬉しいです!」と見どころを語った真風。熊本出身の真風にとって今回の博多座公演は地元・九州での凱旋公演となる。「博多座には地元熊本から観劇に来たり、(星組時代に)『ロミオ&ジュリエット』で公演をさせていただいたりと、劇場にも思い出があります。九州で公演させていただけるということで地元の皆も喜んでくれていますし、私自身も今からワクワクしております」と笑顔を見せた。

今年、誕生20周年という記念の年を迎えた宙組。「今年は宙組20周年ということで式典などもあり、20年の歴史を肌で感じました。これからも宙組の一員として、その先の未来へどんどん繋げていけるように、身を引き締めて博多座公演にも臨みたいと思います」とこの1年を振り返って語った星風。今年1月よりトップスターとして組を率いてきた真風も「自分の宝塚人生にとって忘れられない瞬間、忘れられない1年になりました。皆さまが繋いでこられた次へ繋いでいくバトンというものを、自分自身もしっかりと受け継いで繋いでいかなければ。20年分の宙組の思い、伝統や歴史…そのたくさんの思いを胸に博多座公演に向けて一丸となってがんばりたいと思っています」と決意を新たにした。公演は博多座で来年2月2日(土)から25日(月)まで。12月8日(土)よりチケット一般発売開始。

真風涼帆さんと星風まどかさん=写真提供・博多座

真風涼帆さんと星風まどかさん=写真提供・博多座

<【博多座2019年2月公演】宝塚歌劇宙組公演>

2019年2月2日(土)~2月25日(月)

一般前売 2018年12月8日(土)

座席料金…A席8,800円 特B席7,800円 B席6,200円 C席4,000円

ミュージカル・プレイ『黒い瞳』-プーシキン作「大尉の娘」より-

脚本/柴田侑宏 演出・振付/謝 珠栄

ロシアの文豪プーシキンの「大尉の娘」をモチーフとしたミュージカル。1998年に真琴つばさを中心とした月組で初演、2011年には音月桂を中心とした雪組により全国ツアーで再演され大好評を博しました。ロシア帝国の圧政に喘ぐコサック民族が起こしたプガチョフの反乱という歴史的事実を背景に、その動乱に巻き込まれた貴族出身の青年将校ニコライと大尉の娘マーシャとの身分を越えた純粋な恋、そしてコサックの首領プガチョフとの男同士の友情を描いた浪漫溢れる名作に、宙組博多座公演メンバーが挑みます。

スーパー・レビュー『VIVA! FESTA! in HAKATA』

作・演出/中村 暁

祈り、感謝、願いなど、生きる為に大切な想いが集約され、人々が非日常の世界に集うFESTA(祭り)。リオのカーニバル、中欧・北欧に伝わるヴァルプルギスの夜や日本のYOSAKOIソーラン祭りなど、世界各地のFESTAをテーマにしたスーパー・レビュー。2017年宙組で上演されたパワー漲るショーを、博多座公演バージョンとして新場面を加えてお届け致します。真風涼帆を中心とした宙組の新たなFESTAに、ようこそ!

<博多座公式ホームページ>
https://www.hakataza.co.jp/lineup/201902/takarazuka/

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