「ひとりひとりが何かのマイノリティ。音楽で励ましたい」、清貴インタビュー(下) | アイデアニュース

新着 予定 プレゼント 動画

「ひとりひとりが何かのマイノリティ。音楽で励ましたい」、清貴インタビュー(下)

筆者: 川戸翔子 更新日: 2019年8月4日

新曲『虹の向こうへ』をリリースし、2019年11月10日(日)に池袋オペラハウスでワンマンライブを開く清貴さんのインタビュー、後半です。高校生だった2000年に東芝EMIからシングル『No No No』でデビューし、3rdシングル『The Only One』は40万枚のヒットとなるなど、順風満帆と言われて『ミュージックステーション』に出演するなどしていた清貴さんは、『あの上目遣いはホモだ』などというインターネットへの書き込みなどで疑心暗鬼になり、人前で歌うのが怖くなってしまったと言います。インタビュー後半では、清貴さんのデビューから、アメリカでの活動、帰国、カミングアウトについて、新曲『虹の向こうへ』に込めた想いと、今後目指すものなどについて伺いました。

清貴さん=撮影・橋本正人

清貴さん=撮影・橋本正人

――その中で、プロの歌手になろうと思われたのは?

ひとつのきっかけとしては、小学校2年生の時と中学校1年生の時に、大きな手術をしたんです。その時、病室でずっと音楽を聴いていた時に、本当に音楽が自分を救ってくれるような、そんな感覚だったんです。まあ、2割くらいの方が死んでしまうかもしれないと言われているような病気で。

――そんな大病だったんですか

はい。だったので、どうなっちゃうんだろうっていうのが、本当に。

――小学校2年の時も、中学校1年の時も、同じ病気で?

同じ病気です。再発してしまいました。そういったことがあって、病室で真っ暗で動けないような状態になってしまって。その時に音楽をずっと聴いてたんですけど、それが、その時の自分の状況を全部忘れさせてくれるというか。音楽を聴いてる時だけは、怖いこととか、余計なこと考えなくていいっていうのが、本当に救いだったんです。

――ちなみに、その時に聴いていた音楽のジャンルは?

色んなものを聴いていたんです。ラジオからだったり、本当に多種多様な音楽を。

――特定の曲ではなくて、『音楽』を聴いていたんですね。

そうやって聴いてて、すごく音楽に救われたというところがあって。それまではサッカーが好きで、サッカー少年だったので、サッカー選手になりたいと思ってたんです。でも、中学1年生の時に再発して入院して音楽を聴いていた時、音楽への想いが溢れてきて。それからサッカーももちろん続けてたんですけど、どちらかというと音楽のほうに、がっと傾倒して、自分で曲を作り始めたり、友達とバンド組んだりだとか、色んなことをやり始めて。高校生の時に自分が作ったデモテープが、レコード会社に認められてデビューしました。

――デビュー当時はどうでしたか?

本当に僕の場合、大変ありがたいことに、デモテープを送ってからデビューが決まって、とんとん拍子で半年ぐらいでデビューしてしまったんです。仙台から東京に通って、スタジオに行って歌って、そういうことを繰り返してたので、いつの間にかデビューしていて、『ミュージックステーション』に出させていただいて。高校生がもういきなり生放送です。

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、デビューしてテレビに出演した清貴さんが、『あの上目遣いはホモだ』などというインターネットへの書き込みなどで疑心暗鬼になり、人前で歌うのが怖くなってしまってから、アメリカでの活動、帰国、カミングアウトについて、新曲『虹の向こうへ』に込めた想いと、今後目指すものなどについて伺ったインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>

■高校生でデビューしてテレビ出演。でも、セクシャリティの部分が表に出てしまう…

■ヒット曲が出て順風満帆と言われていたのが、人前で歌ったり表現することが怖くなった

■今までの人生の中での悩みや葛藤や痛みを、音楽として表現するのが使命だと

■ひとりひとりが何かのマイノリティ。その人たちを音楽で励ましていければ

<『虹の向こうへ』>
各ストアから250円で配信中。画像をクリックするとAmazonのページが開きます(試聴あり)。

配信ストア一覧
https://linkco.re/S77RPH8N

<『SING FOR JOY』>
参加費:一般 3,000円/中学生、高校生 2,000円/小学生以下無料
【大阪】2019年8月4日(日)14:00-16:00 モラッキースタジオ 1階
【仙台】2019年8月10日(土)13:00-15:00  仙台中央音楽センター 地下Aスタジオ
    2019年8月12日(月・祝)13:00-15:00  仙台中央音楽センター 地下Aスタジオ
【東京】2019年8月18日(日)11:00-13:00  Studio RES 4F
【福岡】2019年8月23日(金)19:00-21:00 福岡市民福祉プラザ ふくふくプラザ音楽室
【鹿児島】2019年8月24日(土)9:00-11:00 そらのまち保育園
【名古屋】2019年8月26日(月)19:30-21:30 日本特殊巡業市民会館 地下第二リハーサル室
詳しくは『SING FOR JOY』のページをご覧ください
http://g-glamour.com/kiyo/?page_id=3240

<『清貴ワンマンライブ』>
【東京公演】2019年11月10日(日) 池袋オペラハウス
詳細は決まり次第、清貴さんのホームぺージにアップ
清貴オフィシャルサイト
http://g-glamour.com/kiyo/
twitter
https://twitter.com/Kiyosound?lang=ja
facebook
https://www.facebook.com/kiyotakamusic/
Instagram
https://www.instagram.com/?hl=ja
池袋オペラハウス
https://opera-house.tokyo/

『SING FOR JOY』 関連記事:

⇒すべて見る

清貴 関連記事:

⇒すべて見る

※清貴さんのサイン色紙と写真1カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは9月3日(火)です。(このプレゼントの募集は終了しました)有料会員の方はコメントを書くこともできますので、どうかよろしくお願いいたします。

清貴さん=撮影・橋本正人

清貴さん=撮影・橋本正人

全文が読める有料会員登録にご協力を

アイデアニュースは、有料会員のみなさんの支援に支えられ、さまざまな現場で頑張っておられる方々の「思いや理想」(ギリシャ語のイデア、英語のアイデア)を伝える独自インタビューを実施して掲載しています。ほとんどの記事には有料会員向け部分があり、有料会員(月額450円、税込)になると、過去の記事を含めて、すべてのコンテンツの全文を読めるようになるほか、有料会員限定プレゼントに応募したり、コメントを書き込めるようになります。有料会費は取材をしてくださっているフリーランスの記者のみなさんの原稿料と編集経費になります。良質な取材活動を続けるため、どうか有料会員登録にご協力をお願いいたします。

    
<筆者プロフィール>川戸翔子(かわと・しょうこ) 人生最大の楽しみが音楽で、新旧の洋楽から邦楽、アジアではK-POPまで、様々な音楽に興味を持っています。知識がなくても、音は楽しめる! 『記事を書いてみませんか』との話を受け、未経験からライターに。ジャンルにとらわれることなく、皆様にご興味を持っていただける対象を探していきます。  ⇒川戸翔子さんの記事一覧はこちら

コメント欄

有料会員登録してログインすると、コメントを書き込めます(コメントを送信すると、すべての人が読める形で公開されます)。

最近の記事

■ 2024年3月掲載分
■ 2024年2月掲載分
■ 2024年1月掲載分
■ 2023年12月掲載分
■ 2023年11月掲載分
■ 2023年10月掲載分
 過去記事一覧は⇒こちら 有料会員登録は⇒こちら
お勧め商品
新着商品
Sorry, no posts matched your criteria.