2026年2月7日(土)から3月8日(日)まで東京・銀座 博品館劇場で、3月13日(金)から16日(月)まで大阪・サンケイホールブリーゼで上演されるミュージカル『最後の事件』に、アーサー・コナン・ドイル役で出演される加藤和樹さんと、シャーロック・ホームズ役の渡辺大輔さんのインタビュー後編です(アーサー・コナン・ドイル役:加藤和樹さん、矢崎広さん、髙橋颯さん、シャーロック・ホームズ役:渡辺大輔さん、太田基裕さん、糸川耀士郎さん、それぞれトリプルキャスト)。「下」では、演出のソン・ジェジュンさんの稽古のこと、稽古場がとても良い現場であるというお話、この作品の音楽の魅力や作品そのものの魅力について伺った内容などを紹介します。

ーー演出のソンさんとご一緒されていて、韓国でご自身で作っていらっしゃる方から演出を受けて作るというのは、また新しいご経験かと思います。その演出の面白さ、この作品ならではの面白さなど、感じていらっしゃることを伺えますか?
渡辺:一番は、ソンさんが作られて、これまでにも韓国で上演されている作品だから、「自分のオリジナルの作品はこうだ、こう動いてほしい」というところなどが、譲れない作家としてのドイルそのものというか。
加藤:そうだね。それはすごく感じる。
渡辺:ご本人もおっしゃっていたのですが、作家ってその役になりきって本を書く人もいて、ソンさんご自身はそのタイプだと。自分で一回ドイルやホームズをやってみたりして書いていくこともあったと伺いました。だから、ホームズ側から見ていると何を言っても譲らないというのが、まさにドイルだなと。
作家として、そして演出家としての確固たるものがあるので、そう言ってもらえると間違いないんだなということが明確にわかるので、とても信頼しています。僕は韓国の演出の方は二人目なので、そこまで経験として多くはないですが、全てをポジティブに捉えてしてくださる印象があります。
まず、間違っているというような否定をせず、「これも良かったけれど、これはどうですか」と提案もしてくださるんです。だから「ダメだったんだ…」という感じにならないというか。「これも引き出しの一つとして」とポジティブに捉えて言ってくださることもあるので、集中が途切れることなく稽古がポンポン進んで、ソンさんもびっくりするぐらいの早さで通したとおっしゃっていました。
加藤:今回は日本のキャストなので、韓国で上演された時とはもちろん違うものになっていると思うんですね。今、大ちゃんも言ったように、まず否定をしないというところで、こういうところもあるよとおっしゃるので、「じゃあこういうものはどうだろう」とこちらからもアイデアが出しやすい方です。
「一回それでやってみましょう」と、まずトライさせてくださるのは、役者からするととてもありがたいです。実際にやってみて、やっぱりこっちのほうがいいよねというようなディスカッションもできているので、一緒に作品を作っている感覚がすごく大きいです。
ソンさんご自身が作られている物語なので、やはり彼の譲れないこだわりみたいなものはものすごく感じますし、疑問に思うことももちろんありますが、実際に流れでやってみると、確かにその感情が正しいかもしれないと感じたりします。もちろん芝居に正解はないですが、ある意味、正解を一番熟知している方なので、そこは大ちゃんと同じで、絶対的な信頼があります。照明や舞台セットの感じなどは、まだ今はソンさんの頭の中にしかないので、そこをどれだけ信じて舞台上に持っていけるかという感じですかね。
渡辺:多分役者も大変だけど、役者以上に大変なのは照明さんや音響さんだと思います。きっかけが本当に多いんですよ。
加藤:こんなに細かい作品はなかなかないと思う。
<取材協力>
■加藤和樹さん
ヘアメイク:村田樹
スタイリスト:立山功
衣装クレジット:ジャケット¥572,000-、ニット¥37,400-、ベルト¥27,500-、 靴¥99,000-/Yohji Yamamoto POUR HOMME(ヨウジヤマモトプレスルーム tel 03-5463-1500)、パンツ¥101,200-/Y’s for men(ワイズプレスルーム tel 03-5463-1540)
■渡辺大輔さん
ヘアメイク:高橋純子
スタイリスト:吉田ナオキ
※アイデアニュース有料会員限定部分には、稽古場がとても良い現場であるというお話、この作品の音楽の魅力や作品そのものの魅力について伺った内容などインタビューの後半の全文と写真を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)
■渡辺:ソンさんは必ず「やりにくくない?大丈夫?」と聞いてくれる 加藤:すごくいい現場
■渡辺:バックで流れている音楽も含め、すべてが音楽の中に組み込まれ、紡がれていくような作品
■渡辺:いろいろなバリエーションの音楽。9パターン以上に、自分なりのストーリーを紡げるのでは
■加藤:どんな結末を迎えるのかという、ミステリー小説を読んでいるようなドキドキ感、ワクワク感
<ミュージカル『最後の事件』>
【東京公演】2026年2月7日(土)~3月8日(日) 銀座 博品館劇場
【大阪公演】2026年3月13日(金)~3月16日(月) サンケイホールブリーゼ
公式サイト
https://finalproblem.jp
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衣装のお値段見てビビりました(←そこ?!)
お二人ともお似合い。カッコいいッスねぇ。
お二人の、心情の乗った演技楽しみデス。