『オペラ座の怪人』『キャッツ』など世界中で愛され続けているミュージカルを生み出した英国の作曲家、アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲。『ジーザス・クライスト・スーパースター』や『エビータ』を作り上げた作詞家、ティム・ライスが作詞。そして『イン・ザ・ハイツ』などの振付を担当し、2016年6月13日に発表されたトニー賞ではミュージカル『ハミルトン』で「最優秀振付賞」を受賞した、アンディ・ブランケンビューラーの演出・振付によるミュージカル『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』(Joseph and the Amazing Technicolor Dreamcoat)が、2016年7月13日(水)から、東京・渋谷ヒカリエの東急シアターオーブで上演されます。
「ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート」は、1967年、当時学生だったロイド=ウェバーとティムが初めてコンビを組んで作ったミュージカルで、初公開は1968年。最初は15分程のポップ・カンタータとして上演されました。その後、ウェストエンドの劇場でミュージカルとして上演され、1982年には、ブロードウェイで初上演。これまで13か国で上演されています。
このミュージカルは、旧約聖書のヨセフの物語をベースにしたもの。12人の息子を持つヤコブは、一番お気に入りの息子ヨセフだけに、カラフルなコート(テクニカラー・ドリームコート)を授けますが、残る11人の兄弟からの妬みが高じ、策略によってヨセフは家を放り出されてしまいます。苦難に見舞われながらもエジプトの地にたどり着いたヨセフは、“夢を解き明かす能力”を生かして……というストーリー。
アンディ・ブランケンビューラー版では、作品に使用される楽曲をハイライト的に約8分間にわたってキャストが歌い踊る「メガミックス」がフィナーレに盛り込まれています。
<公演情報>
ミュージカル「ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート」
【東京公演】 2016年7月13日(水)~24日(日) 東急シアターオーブ
出演: アメリカ・カンパニー(生演奏/英語上演/日本語字幕付)
公式サイト⇒http://www.joseph2016.jp/
問い合わせ: Bunkamura 03-3477-3244(10:00~19:00)