「大変だけど、明日はあるよ」、『いつか~one fine day』板垣恭一インタビュー(上) | アイデアニュース

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「大変だけど、明日はあるよ」、『いつか~one fine day』板垣恭一インタビュー(上)

筆者: 達花和月 更新日: 2021年6月7日

ミュージカル『いつか~one fine day』2021が、2021年6月9日(水)から6月20日(日)まで東京・渋谷の CBGK シブゲキ!! で上演されます。この作品の脚本・演出を担当している板垣恭一さんにインタビューし、どのようにしてこの作品が生まれたのか、キャストについて、初演からの変更や、稽古の進め方などについて伺いました。インタビューは上下に分けて2日連続で掲載し、「下」では、2020年の「舞台芸術を未来に繋ぐ基金」と2021年の「一般社団法人 未来の会議」の活動についても伺ったお話を紹介します。

板垣恭一さん=撮影・NORI
板垣恭一さん=撮影・NORI

――ミュージカル『いつか~one fine day』は、韓国映画「ワンデイ~悲しみが消えるまで」を原作として2019年に初演されました。この作品誕生の経緯を教えていただけますか?

プロデューサーの宋元燮さんが「この映画を芝居にしよう」と。でも僕は映画を見て「無理だな」って思ったんです。

――どうしてですか?

言葉が足りないなと思ったんです。映画はそれでもいいかもしれないけど、演劇にした場合はイメージだけでは逃げられない。そこで「台本を創っていいなら」って宋さんに伝えたところ、映画を創った人たちから改作のOKが出たんです。だから映画にはないキャラクターやエピソードを入れてスタートしました。

――演劇にすると言葉が足りないというのは?

演劇にするなら、観た人が「主人公の立場ならそうするかも」というところまでもう少していねいに描かないとと思ったんです。だから、「脚本を変えさせてほしい」「タイトルも変えたい」とお願いしたんです。

――ローカライズの要素もあるのでしょうか?

『One Day』という映画が扱っているのは普遍的な人間の生き死にの話だから、日本と韓国の違いは感じなかったです。そうではなく、作劇術的な手当を補強したいなって思ったんです。

――今回は再演で、初演に出演した藤岡正明さん(夏目テル役)と皆本麻帆さん(樋口エミ役)以外のキャストが初参加となることについては、いかがですか?

再演するとき、メンバーを残してやる方法と変える方法と2択があって、全員を変えようとは宋さんも僕もならなかったんです。この2人は、もう1回演ってもらいたいという流れでした。それと、作品自体を少し大人っぽくしたいという宋さんの意向があったので、それなら大胆に変えちゃいましょう、ということになりました。

――初演からの変更は?

微妙に変えています。一番はっきりと変わったのは、田亀トモヒコ役(西川大貴さん)で、1曲まるまる違う曲にしました。

――新曲を入れたんですね。

ええ。新しい詞を書いて、新しい曲をつけていただいて、キャラクターのとらえ方を少し変えました。タマキ豊(大薮丘さん)が喋る内容も変えているし、長門マドカ(松原凜子さん)というエミのお友達の抱えたエピソードもちょっと変えてます。初演の時、僕はわりと劇場に居たので、観ながら「再演やるならここを直そう」というところが結構あって、知り合いの同業のプロたちに言ってもらった感想をいろいろ書き留めていたので、それを使っています。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、板垣さんがどのようにして台本を書いているかや、稽古の進め方などについて詳しく話してくださった内容を紹介しています。6月8日(火)掲載予定のインタビュー「下」では、2020年の「舞台芸術を未来に繋ぐ基金」と2021年の「一般社団法人 未来の会議」の活動について伺ったインタビューの後半の全文と写真を掲載します。(この記事に有料会員限定のプレゼントはありませんが、有料会員の方はコメントを書くことができます)

<有料会員限定部分の小見出し>

■今まで書いてきた台本は基本的に当て書き。1回しか会ってない人でも当て書きしちゃう

■「どうしよう」って思ってることが解決するのは、だいたい家で朝シャワーの時

■座右の銘は「気がついた人がやれ」。やってくれないときに腹を立てる時間が勿体ない

■『いつか~one fine day』は「みんな大変だけど、明日はあるよー」というお芝居

<ミュージカル『いつか~one fine day』2021>
【東京公演】2021年6月9日(水)~6月20日(日) CBGK シブゲキ!!
公式サイト:
https://www.consept-s.com/itsuka2021/

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板垣恭一さん=撮影・NORI
板垣恭一さん=撮影・NORI

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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 遠方の友人を誘って観たお芝居との出会いがきっかけで、二次元二次創作界の住人から演劇沼の住人に。ミュージカルからストレートプレイ、狂言ほか、さまざまな作品を観劇するうち、不思議なご縁でライターに。熱っぽく自らの仕事を語る舞台関係者の“熱”に、ワクワクドキドキを感じる日々。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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