「新しい形を繋げられたら」、『アウフヘーベンの牢獄』北川尚弥インタビュー(上) | アイデアニュース

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「新しい形を繋げられたら」、『アウフヘーベンの牢獄』北川尚弥インタビュー(上)

筆者: 村岡侑紀 更新日: 2021年12月9日

2021年12月4日(土)・12月11日(土)20時から生配信されるオンラインの体験型演劇、「イマーシブミステリー『アウフヘーベンの牢獄』」に出演する北川尚弥さんにインタビューしました。「上」では、この作品に、お客さまの立場で参加した時に感じたこと、作品を楽しむポイント、この作品への想いなどを紹介します。「下」では、2021年という1年間を振り返っての想い、「ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』〜KAWAII Evolution〜」で感じられたこと、来年の舞台『魔法使いの約束 第3章』アーサー役に取り組む思い、『アウフヘーベンの牢獄』を楽しみにされているファンの方々へのメッセージ、難問に直面したときの解決法などインタビュー後半の内容を紹介します。

北川尚弥さん=撮影・長澤直子
北川尚弥さん=撮影・長澤直子

(※このインタビューは2021年11月末に実施したものです)

ーー「アウフヘーベンの牢獄」を、本日はお客さまサイドで体験されたと伺いました。いかがでしたか?

お客さま側が、どういう風に参加できるのかを知ることができました。本番に向けて、まずは一歩目を踏み出せたのかなと思います。今日、僕自身は謎解きや問題の内容などについては、何も分からない状態で始まったんですよ。今日が初めてでしたが、「いやあ、これは面白くなるな」と確信できました。

ーー初めてだったのですね。では、ここから更に準備を、という感じですか?

自分がこの物語を引っ張っていかなくてはいけない部分もたくさんあると思うので、ここからお芝居も含めて、いろいろ詰めていけたらと思います。今日は、お客さま側で参加して、問題に挑戦して謎解きもさせてもらって、「凝っているな」と感じました。これは目に見えて面白くなるなと思ったので、すごくいい作品になるんじゃないかなと、とても楽しみです。

ーー凝っているんですね。具体的には、どのようなところでそう感じられましたか?

物語はもちろん、出される問題も凝っているんです。問題を解いていると、物語にすぐに引き込まれて、どんどん次に進みたくなりました。ここまで考えられるんだ。人間ってすごいなと改めて思いました。

ーー人間ってすごいなと。

はい(笑)。

ーーこの作品は、北川さんが演じられる主人公「彼」を救い出すため、お客さまが問題を解いて謎を解決していくという構造になっていますよね。

そうです。みなさんからもらう答えと、僕が少しずつ出すヒントを組み合わせながら物語が進んでいきます。僕は、そこをうまくリードできたらいいなと思っています。

ーー北川さんが、物語をリードされるんですね。

そうです。でも、「自分が誰なのか」が分からない設定になっているので、僕が自分を探す旅でもあるんですよ。皆さんに僕が誰なのかを、一緒に探してもらいながら物語が進んでいきます。お芝居をしながらお客さまと直接会話をするという経験は今までにはありませんでした。オンラインという形ですが、「お客さまと会話をしながら物語が進むお芝居」は、今までにもありそうでなかったものなので、本当に新しいことに今挑戦しているなとすごく感じています。

ーーお客さまとは、どのような形でコミュニケーションされるのですか?

Zoom画面には、僕と池澤さんが映るんですよね。皆さんには、LINEのオープンチャットで参加していただきます。みなさんからのコメントで僕がヒントを得ながら物語が進んでいく形になっています。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、『アウフヘーベンの牢獄』を楽しむポイント、この作品に出演する思いなどインタビュー前半の全文と写真を掲載しています。12月10日(金)11時0分掲載予定のインタビュー「下」では、「ミラクル☆ステージ『サンリオ男子』〜KAWAII Evolution〜」で感じられたこと、来年の『魔法使いの約束 第3章』アーサー役に取り組む思い、『アウフヘーベンの牢獄』を楽しみにされているファンの方々へのメッセージ、普段、難問に直面したときの解決法などなどインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■みなさんと協力し合って作り上げていけたら。公演のエンディングが違ってくるかも

■謎解きはもちろん、お芝居や物語に入り込んで世界観も楽しんでいただけたら

■『アウフヘーベンの牢獄』を成功させて、新しい形として次に繋げたい

■ゲームをやるつもりで気軽に参加できる。肩の力を抜いて楽しんで


<キャスト>
出演:北川尚弥
案内人:池澤春菜

<スタッフ>
企画・製作:「イマーシブミステリー『アウフヘーベンの牢獄』」製作委員会

原作・総合監修:イシイジロウ
ゲーム制作:よだかのレコード((株)stamps)

演出:岡本貴也
脚本:岡本貴也、イシイジロウ

配信・テクニカルプランニング:ノーミーツテック テクニカルディレクター 藤原遼

クトゥルフ監修:林譲治
宣伝美術・衣装協力:変身写真館 ミニーナ

演劇制作:松竹(株)

<イマーシブミステリー『アウフヘーベンの牢獄』>
【配信公演】2021年12月4日(土)・12月11日(土)オンライン生配信 20:00開演
公式サイト
https://yodaka.info/event/2112aufheben

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北川尚弥さん=撮影・長澤直子
北川尚弥さん=撮影・長澤直子

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<筆者プロフィール>村岡侑紀(むらおか・ゆき) 広告制作会社に入社し、企業ブランディングやコピーライティングを経験。その後、化粧品メーカーのマーケティング担当として多くのブランドを育成し、ベンチャー企業で広報も。ミュージカルや舞台作品そのものの魅力はもちろん、そこに携わる方々のことを伝えたい。 ⇒村岡侑紀さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. より:

    4日に参加しました!
    自分自身謎解き自体をやったことがなかったため、どんなものかすごいワクワクしながら参加することができました。
    謎解き自体も面白く、わからないところはオープンチャットで皆さんがサポートしてくれたり、自分で解けた時の爽快感もあって2時間があっという間でした。
    北川さんも引き込まれる熱い演技をしてくれたため、彼を絶対助けなきゃ!という気持ちになりました。
    またリアルタイムで演者さんとやりとりをしてストーリーが進んでいくことによって、自分自身も作品を一緒に作り上げれたと感じることができて嬉しかったです。

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