12月4日(土)・12月11日(土)20時から生配信される、オンラインの体験型演劇「イマーシブミステリー『アウフヘーベンの牢獄』」のゲネプロ公演が、12月2日(木)に開催されました。主演は、2.5次元ミュージカルなどで活躍する北川尚弥さん。本格的な謎解きの世界にお客様を誘い、案内人を務めるのは、声優・エッセイストで(一社)日本SF作家クラブ会長の池澤春菜さんです。参加するには、ZoomとLINEのオープンチャットの準備が必須です。主催者によると、参加者の反応によって、12月4日と12月11日の両日で結末が変わることもあり得る構成になっているとのことです。私自身も、体験後に真っ先に感じたのは「別の結末を見てみたい」ということでした。「あそこの反応を変えてみたらどうなるのだろう」と、つい気になってしまいます。以下では、当日の様子を写真を交えて少し紹介しましょう。公演全体についての詳しい記事はこちらです。→https://ideanews.jp/archives/122598
まずは、参加する前に、Zoomを開いてLINEのオープンチャットに入ります。オープンチャットのQRコードは、Zoom画面で紹介されています。開始時にはオープンチャットへの入場も完了しておくとスムーズに参加できます。余裕を持ってZoomに入るのがおすすめです。
参加中は、次々と謎が提示されます。リアルタイムに北川さん演じられる「彼」が、オープンチャットに書き込まれた内容をリアルタイムに見ながら反応し、物語が進んでいきます。北川さんが「彼」という役として、オープンチャット内に表示されている名前を読み上げてくださることも。リアルタイムのコミュニケーションによる臨場感も、この作品の面白さのひとつだと思います。
謎解きが得意な方がいらっしゃると、チャット上でどんどん謎のヒントをもらえます。私自身も「ここがわからない!」と発言すると、すでに謎を解いた方から、ヒントなどを即レスしていただきました。個人プレイではなく、一緒にみんなで「謎を解く」ため、「謎解きは難しそう」と思っていらっしゃる方も安心して参加できるでしょう。
謎そのものもさることながら、世界観もストーリーもとても凝った作りになっており、文字通り「イマーシブ(没入感)」たっぷりの経験をできました。主人公を演じられる北川尚弥さんの、さまざまな表情も見どころです。
企画・製作:「イマーシブミステリー『アウフヘーベンの牢獄』」製作委員会
原作・総合監修:イシイジロウ
ゲーム制作:よだかのレコード((株)stamps)
演出:岡本貴也
脚本:岡本貴也、イシイジロウ
配信・テクニカルプランニング:ノーミーツテック テクニカルディレクター 藤原遼
ミステリー監修:(一社)日本SF作家クラブ
宣伝美術・衣装協力:変身写真館 ミニーナ
演劇制作:松竹(株)
<イマーシブミステリー『アウフヘーベンの牢獄』>
【配信公演】2021年12月4日(土)・12月11日(土)オンライン生配信 20:00開演
公式サイト
https://yodaka.info/event/2112aufheben
<チケット料金>(税込)
Go Toイベント適用で2割引になります。
前売券:4,400円⇒3,520円
当日券:4,600円⇒3,680円
<チケット購入>
https://t.livepocket.jp/e/ty48c
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