清潔で安全なトイレが使えるかどうかは、特に女性にとって大問題です。震災などで避難生活をされたり、自宅でもライフラインが止まるという経験をされた方は、トイレでは困ったことでしょう。
「電気の設備がない難民キャンプでは、夜暗くなってからトイレに行った女性が性的暴行を受けるというケースがあり、危険」と、国際支援NGOオックスファム・インターナショナルの担当者は語ります。そこで、尿を使って携帯電話の充電をする技術を開発した西イングランド大学の研究チームが再び立ち上がりました。尿の力で発電し、難民キャンプや被災地域のトイレを明るく照らそうという試みです。(オックスファム・インターナショナル プレスリリース2015年3月5日)
西イングランド大学の男子学生やスタッフは、研究のために作られた男子用のトイレで用を足すように求められています。オックスファムが難民キャンプに設置するトイレにできるだけ似せて作られた小さなトイレブースです。
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