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「『ピアフ』は、初演の方がプレッシャーが無かった」 碓井将大インタビュー(下)

筆者: 達花和月 更新日: 2017年2月28日

 

英国の女優で劇作家のシャーロット・ジョーンズ作の舞台『The Dark』が、2017年3月3日から、東京の吉祥寺シアターで上演されます。この舞台に出演する碓井将大さんとプロデューサーの綿貫凜さんのインタビュー、「下」です。有料会員限定部分には、碓井さんがこれまで出演された『ピアフ』や『CRESSIDA』などについてうかがったお話も掲載しています。

 

碓井将大さん=撮影・達花和月

碓井将大さん=撮影・達花和月

 

 

■6部屋で、同じタイミングで同時に違う人が動いていたり、いろんなお芝居が一斉に起こっている

 

――それでは作品の見どころは、どんなところでしょう?

 

お客さんの視点で言うと6部屋の中で、同じタイミングで違う人が動いていたりとか、フォーカスするポイントが結構あったりして、こっちの人が喋っているけど、こっちの人が何か作業があったりとか、こっちの人が喋っているけど、まだこっちの人はテレビ観ているとか、いろんなお芝居が、いろんな所で一斉に起こっているので、勿論確かに観ていて、こっちちょっとうるさいな、というのが絶対あると思うんですけど、そういうストレスも結構日常だと起こる事だから、一回観たときに例えばこっちの人の家族にフォーカスを置いて観たっていう人も多分出てくるだろうし。例えば1度観て、あ、面白かったなって思ったら、もう1回観に来て、例えばこっちの人がどういう風なことをしているのかな?とか。いろいろなところに視点を置いてもらえると、この作品『The Dark』のもっとコアな部分を知ることができるかなぁ、と思いますね。

 

――3家族それぞれの視点で観ることによって、いろんな角度から物語を観ていろいろわかることもありますよ、という感じでしょうか。

 

そうですね。高橋さんがそういう細かいところに気を配って演出しているので。例えば「そのタイミングで入ってこないで」とか「そのタイミングではまだちょっと待っといて」とか「そのタイミングで動かれるとちょっと、もうちょっとそっちも観たい」とか。その喋っている人だけじゃなくて。この空間の同時に生きている人たちはやっぱ、皆正確に切り取ろうとしているから。何回も何回もやらないと、こっちの家族はちょっと繋がってない、とか。こっちの家族だけが繋がっている、みたいになってしまうので。だからその辺は結構何回観ても、面白いかなっていう感じですかね。

 

――例えるなら、舞台上のワンシーンを切り取ったとき、スポットライトが当たっているような物語のメインは、普通はひとつですが、この芝居に関しては、3つスポットライトが同時に当たっているような。

 

 

■オープニングの面白さ、僕は演ってるから、あまりこう完全には見れないけど~

 

そうですね。同時に3つがこう、動いているような状態になるので。

 

――なおかつ、それぞれが芝居の主役を演じるんだけれども、それぞれの芝居の邪魔をしない。しないけれども…、

 

綿貫:リンクもしていくんですね。会話もリンクしていくし。最初のオープニングは、音と明かりがものすごく変化するので、そういうのを体感する意味でも、お客さんは楽しめるんじゃないかなと思います。(碓井さんに向かって)オープニング、ね、面白いよね。

 

うん、うん。ちょっと僕は演ってるから、あまりこう完全には見れないんですけど~。

 

綿貫:あ、そうか(笑)。面白いんですよ。あちこちで(照明が)スイッチングされていくんですよ。

 

――役者あるあるですね(笑)。観客としては、演じられてる方に「照明が綺麗ですね!」って観た感動をお伝えするんだけれど、「いや、演じてるから分からないんですよー」って、伝わらない(笑)。

 

そうそう(笑)。分からなかったです。

 

綿貫:そうなんですよ、役者さんは分からないんですよ。特に今回も割と皆が出突っ張り、ま、ちょっと居なくなったりするところもあるんですけど、ほぼほぼ全員が出突っ張りなので、多分観られないですね、こちら(客席側)からは、なかなか。

 

――舞台袖から観る機会もほとんどなさそうですね。

 

綿貫:観られないですね。

 

そうそう。それが残念なんですけど(笑)。

 

 

※有料会員限定部分には、碓井さんがこれまで出演された『ピアフ』や『CRESSIDA』などについてうかがったお話を掲載しています。

 

<有料会員限定部分の小見出し>

 

■『ピアフ』はライフワークみたいになってきて…。うれしいですね。こういう作品があるって

 

■映画は“本物に見せる”ために10億とかかけてる。それと全く同じものを魅せて(観せて)くれるのが、大竹さんの凄さ。

 

■演技と本人との境が、なんかもう、分からないですよ。どこにそのスイッチがあるのか分からない

 

■平幹二朗さんは、最期にシェイクスピアを若手に教えて、…凄いよね

 

 

<オフィス コットーネプロデュース『The Dark』>
【東京公演】2017年3月3日(金)~ 12日(日) 吉祥寺シアター
http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/the_Dark/

 

<関連サイト>
オフィスコットーネ http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/
碓井将大 ツイッター https://twitter.com/masahiro_usui
碓井将大 オフィシャルブログ http://ameblo.jp/masahiro-usui-we
碓井将大(ワタナベエンターテインメント) http://www.watanabepro.co.jp/mypage/10000026/

 

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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 不朽の名作少女漫画の金字塔「ベルサイユのばら」がきっかけで、2次元沼にハマり、二次創作界をほんのり揺蕩っていたが、某俳優さんとの出会いによって、3次元復帰なるも、今度は演劇沼にドップリ浸かる。ミュージカルからストレートプレイ、能楽堂と小劇場、日比谷・新宿・池袋・下北界隈に滞留多し。慢性金欠病の為、歌舞伎に手を出したくても出せないのがジレンマ~(>_<)な、今日この頃。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. yuri より:

    「ピアフ」「CRESSIDA」は深い感銘を受けた作品でしたのでこうしてまたお話を聞けたことがとても嬉しいです。

    偉大なる先輩方と大きな作品を作り上げた経験をとても大事にしていることが伝わってきましたし、これからも大きく成長を続けていく碓井さんを応援し続けて行きたいと思いました。
    素敵な写真、また素敵な話を引き出してくださいましてありがとうございました。
    大切に読ませていただきました。

  2. YUI より:

    碓井くんが言ってることが、当時ピアフを観た私の気持ちと同じでした。本当に大竹さんの役になりきる気持ちが素晴らしくて、ピアフにしか見えない!というよりかはピアフだ!と思わせてくれる演技が凄いなと思いました。平さんもクレシダで拝見させて頂きましたが、とてもキラキラした素敵な方でした。碓井くんにもいつまでも現役でいてほしいなと感じました。

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