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「暗闇ってすごく面白い」、舞台『The Dark』出演 碓井将大インタビュー(上)

筆者: 達花和月 更新日: 2017年2月27日

 

英国の女優で劇作家のシャーロット・ジョーンズ作の舞台『The Dark』が、2017年3月3日から、東京の吉祥寺シアターで上演されます。アイデアニュースでは、この舞台に出演する碓井将大さんとプロデューサーの綿貫凜さんにインタビューし、作品の内容や碓井さんの役どころなどについてうかがいました。インタビューは「上」「下」2回に分けて掲載し、「下」には、碓井さんがこれまで出演された『ピアフ』や『CRESSIDA』などについてうかがったお話も掲載します。

 

碓井将大さん=撮影・達花和月

碓井将大さん=撮影・達花和月

 

『The Dark』は、2004年にロンドンで上演され、ウエストエンドの話題をさらった注目作。日本での上演は、今回が初めてとなります。同じ間取りの3軒のテラスハウスに生活している3つの家族。突然訪れた「闇(The Dark)」を境に、それぞれの秘密が明るみに出て…という物語。

 

翻訳は、小田島恒志さんと小田島則子さんで、演出は高橋正徳(文学座)さん。プロデューサーは綿貫凜さん。キャストは、中山祐一朗、小林タカ鹿、松本紀保、碓井将大、ハマカワフミエ、福士惠二、山本道子(文学座)のみなさんです。

 

では、ここから、碓井将大さんとプロデューサーの綿貫凜さんのインタビュー、「上」です。

 

 

■同じ間取りの家に住んでいる3家族。突然訪れた「闇」を境に、問題が浮き上がってくる

 

――シャーロット・ジョーンズの「The Dark」は、日本初演だそうですが、どのようなお話でしょうか?

 

これ自体は、同じような間取りのテラスハウスに住んでいる3家族の話で、突然訪れた「闇」を境に、それぞれの家族が持っている、向き合わなきゃならない問題とかが浮き上がってくる、っていうような話だと思うんですが、(綿貫プロデューサーに向いて)合ってるのかな?(笑)

 

綿貫:合ってます(笑)ミソとしては、3家族が同じ間取りの家に住んでいるということで、舞台上に6部屋があって、そこに7人が全員居るんですよ。それは、もう自分の家に居る、っていう体で、すれ違ったりはするんですけど、反応しない訳ですよね。皆自分の家に居るっていう状態なんです。

 

 

■碓井さんは、ひきこもりで、誰とも会話しないし部屋から出てこない

 

――では、全員が登場しているけれども、全員が絡むお芝居ではなく?

 

綿貫:そうです。最初は絡まないんです。この3家族が、例えば三十代の夫婦は子供が産まれたばかりで、ちょっと奥さんが育児ノイローゼで旦那さんが困っている、とか、碓井くんの家族は、彼がひきこもりで、誰とも会話しないし部屋から出てこないので、両親がそれを持て余しているっていう。それで、もう一つの家族は、独身の40くらいの息子と、過干渉の母親っていう。日本の今、現代で起きている問題が凝縮されている家族であるんですけど、そういう問題は表面的には見えないですよね、隣同士だけど。だけど、それが突然訪れる「闇」で、ある一家族の家に集まって全員が出会って。そこで、家族には話せなかった思いとかを、自分の悩みを他人に吐露していくっていう、そんな話なんですね。

 

――前半は客席からは3家族が全員見えているんだけれども、それぞれの生活を行っていると。

 

綿貫:そうです。ただ、面白いのが、例えばそれぞれの家族が、1階と2階で同じニュースを見ていて、1階のリビングの会話と、上の寝室の会話とが、まるで4人で話しているみたいになるんです。そういう風に、奇妙に混じり合っていくっていうところが、このお芝居の面白さですね。

 

 

■五感が一個無くなると、違う五感に頼ろうとする。そういうのが、すごく実験的

 

――では、そんなお稽古はどんな感じで進んでいらっしゃるのでしょうか?

 

それぞれの役が抱えている問題は結構大きいものが多いと思いますけど、日常の世界に、普通の現実世界にもあるような問題ばっかりだから…。僕らも昨日、電気を消して、本当に「闇」の状態で、稽古にあたったんですけど、そうするとなんか、こう…。人って五感が一個無くなると、違う五感に頼ろうとするっていうか。視覚がなくなったら聴覚とか嗅覚とか、あと触覚とか。そういうのが、すごく実験的な作品なんだなって、僕は思いますね。日本初演だから正解もないし、これから皆でこう、それこそ「闇」の中にあるものを皆でこう手探りしていって、何か一個の形をつくっていくっていう作業なのかなと思うな。

 

 

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分には、インタビューの全文を掲載しています。

 

<有料会員限定部分の小見出し>

 

■小劇場、劇団、文学座…互いが持ち寄るものの料理を楽しんで

 

■正味2時間ぐらいの話。前後に起こったことを、かっちり考える必要が無くて観やすい

 

■人間って明るい中で生活しているから、暗闇だと、普段思わないことを思っちゃう

 

■画面との会話じゃなく、演劇は実際に人を見て、人から何かを自分の人生に持って帰る“体験”

 

<オフィス コットーネプロデュース『The Dark』>
【東京公演】2017年3月3日(金)~ 12日(日) 吉祥寺シアター
http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/the_Dark/

 

<関連サイト>
オフィスコットーネ http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/
碓井将大 ツイッター https://twitter.com/masahiro_usui
碓井将大 オフィシャルブログ http://ameblo.jp/masahiro-usui-we
碓井将大(ワタナベエンターテインメント) http://www.watanabepro.co.jp/mypage/10000026/

 

 

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※2月28日に掲載する予定の碓井将大さんインタビュー「下」では、この作品の見所のほか、碓井さんがこれまで出演された『ピアフ』や、『CRESSIDA』などについてうかがったお話を掲載します。

 

※アイデアニュース有料会員3名さまに抽選で、碓井将大さんのサイン色紙と写真1カットをプレゼントします。有料会員がログインすると、この記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは3月14日(火)です。(このプレゼントは終了しました。応募くださったみなさま、ありがとうございました)

 

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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 不朽の名作少女漫画の金字塔「ベルサイユのばら」がきっかけで、2次元沼にハマり、二次創作界をほんのり揺蕩っていたが、某俳優さんとの出会いによって、3次元復帰なるも、今度は演劇沼にドップリ浸かる。ミュージカルからストレートプレイ、能楽堂と小劇場、日比谷・新宿・池袋・下北界隈に滞留多し。慢性金欠病の為、歌舞伎に手を出したくても出せないのがジレンマ~(>_<)な、今日この頃。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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最近の投稿・コメント

  1. YUI より:

    今までは大まかに3つの家族がシェアハウスしてて、闇を抱えてるってことしか分からなかったのですが、この記事で同じ時間にそれぞれの生活をしている、まるで本当の日常のような舞台が観れることをすごく楽しみになりました!!うまく言えないですが、現代の問題、それぞれ家族の闇がどう他の家族と関わってくるのか注目したいと思います。

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