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「真っすぐなものをなくしたくなくて演劇をやっている」、吉原光夫インタビュー(下)

筆者: 岩村美佳 更新日: 2017年4月14日

 

吉原光夫さんインタビュー後半です。『レ・ミゼラブル』を卒業すると思うときが来るとしたらどんな思いになったときか伺いました。さらに、昨年に出演された『グランドホテル』『ジャージー・ボーイズ』などのお話や、演劇に対する熱い思いなどについて伺いました。

 

吉原光夫さん=撮影・岩村美佳

吉原光夫さん=撮影・岩村美佳

 

 

■『レ・ミゼラブル』が生活のルーティンになったら、やめた方がいいんじゃないかと

 

――お話を伺っていると、ジャン・バルジャンとジャベールはやはり特異な役なんだと思いました。いつか卒業したいと思いますか?

 

毎回思いますよ。

 

――どういうことを感じたら「卒業しよう」と決めるんでしょうか。

 

ボクシングの亀田兄弟がインタビューで「どこかで自分がやめようと言わないといつまででも出来るといえば出来る」と話していたんですよ。似てるなと思いました。良い時にやめたいというのは、何となく分かるような気がしています。製作発表でも少し言いましたが、『レ・ミゼラブル』が生活のルーティンになったら、やめた方がいいんじゃないかと思っています。攻め続けられないとダメだなと思うと、2役やる方が自分にはいいのかなと思います。

 

――自分をこう追い込むような感じですか? 逃げ場をなくすというか。

 

その質問にNOとは言えないですね。近いものはあります。

 

――吉原さん、火中の栗を拾いそうですよね。

 

なるほど。そうですかね。でも、演劇だけは裏切らないようにしてるんです。俺が演劇に助けられたというか、救われた人間なので。その演劇に対して誠実にいようと思うだけなんです。そういう意味で、『レ・ミゼラブル』というものに、実直に、誠実に出来なくなったらやめる時かな。もしくは満足するか。満足することがあるのか分かりませんが。ただ、演劇は『レ・ミゼラブル』だけじゃないと思いますからね。みんな『レ・ミゼラブル』病だと思うんです。『レ・ミゼラブル』に出なくちゃいけないみたいな。もっと素晴らしい作品や、もっと素晴らしい世界が外にあるのであれば、その世界を見た方がいいと自分が強く思うようになったらやめるかもしれません。その時が来たら、きっと理由はたくさんありますね。

 

――ファンの方々も含めて『レ・ミゼラブル』は独特の世界観がありますよね。外から見ると、気軽に足を踏み入れられないというか。

 

そうですね。今日の製作発表も本当にそうでした。お客さんもスタッフもキャストたちも、普段の作品とは全然違う思いでやっているんだろうと感じています。

 

――そのなかで吉原さんは渦中に入り込まずに、何かこう、ちょっと引いている感じがします。

 

そうですね(笑)。

 

 

※アイデアニュース有料会員(月額300円)限定部分では、『グランドホテル』『ジャージー・ボーイズ』での共演者についての印象や、演劇への思いなど、インタビュー後半の全文を掲載しています。

 

<有料会員限定部分の小見出し>

 

■伊礼はすごく誠実にやろうとしてる。藤岡は俳優という職業へのリスペクトが彼を動かしている

 

■人間が好きだから演劇をやってるので、興味ないフリしていますが、実は「超」見てます

 

■「俺、バカなんじゃないの」って思ってイライラしたり。器の大きい人間になりたいですよ

 

■この生きづらい世の中で、演劇とかいうバカ真っすぐなものを一緒の空間で見てほしい

 

 

<ミュージカル『レ・ミゼラブル』日本初演30周年記念公演>
【東京公演】2017年5月21日(日)~7月17日(月・祝) 帝国劇場
【福岡公演】2017年8月1日(火)~8月26日(土) 博多座
【大阪公演】2017年9月2日(土)~9月15日(金) フェスティバルホール
【愛知公演】2017年9月25日(月)~10月16日(月) 中日劇場
http://www.tohostage.com/lesmiserables/index.html

 

<関連サイト>
吉原光夫-カムトゥルー
http://c-true.net/artist/yoshihara-mitsuo/
吉原光夫オフィシャルtwitter
https://twitter.com/mitsuoyoshihara

 

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※吉原光夫さんのサイン色紙と写真1カットを、有料会員3名さまに抽選でプレゼントします。有料会員の方がログインするとこの記事の末尾に応募フォームが出てきますので、そちらからご応募ください。応募締め切りは4月28日(金)です。(このプレゼント募集は終了しました)

 

 

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<筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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  1. あき より:

    吉原さんは、超一流の職人さんのような俳優だと感じています。プリンスではないけれど、舞台に対して強い思い、こだわりがあり、若手俳優を引っ張り、演出家ともとことん議論しながら最高の舞台を作り上げている方かな…と。
    レ・ミゼラブルではバルジャン役、特に吉原さんの歌うBring Him Homeは大好きです。今回も楽しみにしています!

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