作曲家 ジョルジュ・ビゼーの人生と、オペラ「カルメン」の登場人物を重ね合わせた舞台、劇団「THE REDFACE」(ザ・レッドフェイス)の『Carmen Operacomic』(カルメン・オペラコミック)が、2019年4月13日(土)に、神奈川の横浜市開港記念会館で上演されます。オペラの中にフラメンコや芝居を融合させ、「オペラコミック」(歌以外の台詞を含むオペラの一形態)として独自の世界観を創り上げたこの作品の上演は、今回で3回目の再演となります。
「THE REDFACE」は、脚本家・榊原玉記さんによるオリジナル作品を中心に上演している劇団で、8名の出演者のみで繰り広げられる戦国物の活読劇「七慟伽藍(しちどうがらん)」は19回目上演されているほか、2006年の旗揚げから10年となる2016年には、アイデアニュースでも紹介した、江戸時代の日本で活動した宣教師、ジョバンニ・バチスタ・シドッチを主人公にした舞台『羅馬(ローマ)から来た、サムライ』を上演しています。
『Carmen Operacomic』は2016年に初演された作品で、オペラ・フラメンコ・ピアノ・フルート・カホーンと芝居が融合した舞台で、「THE REDFACE」主宰の榊原利彦さんがストリーテラーのサー・トーマスとして登場する分かりやすい「オペラコミック」。2019年1月14日に愛知県芸術劇場 小ホールで上演されたのに続いて、4月13日(土)に、神奈川の横浜市開港記念会館で上演されます。
<公演についての説明>(愛知公演のCoRichのページより)
ジョルジュ・ビゼー作曲のオペラ・カルメンを、オペラと芝居のコラボレーションで新たなコミック形式に創り上げました。今日、カルメンはオペラで最も有名な作品となりました。しかし、その作者であるジョルジュ・ビゼーの人生はあまり知られていません。ビゼーはこのカルメンをコミック形式で発表しましたが、初演ではあまり評価を得られず失意の内に37歳という短いその生涯に幕を下ろしました。今日の成功の立役者は、彼の妻であるジュヌビエーヴなのです。彼女は遺作となったカルメンに編曲者を迎え、新たに世に出し称賛とその成功を手に入れました。私たちの『オペラコミック・カルメン』は、ビゼーの人生の物語とカルメンのストーリーが重なり合って繰り広げられていきます。笑いあり、涙ありの新たなオペラカルメンに仕上がっています。オペラファン・舞台ファンの壁を越えて大絶賛されたこの作品を、皆さまどうぞご期待ください。
<『Carmen Operacomic』(カルメン・オペラコミック)>
【愛知公演】2019月1月14日(月) 愛知県芸術劇場 小ホール(この公演は終了しています)
【神奈川公演】2019年4月13日(土) 横浜市開港記念会館
出演:新宮由理、五東由衣、月野進、内田吉則、芦沢真理、影山奈緒子、朱雀はるな、伊集院史朗、仲間知子、三井伸介、今若孝浩、新宮明日香、榊原利彦
作曲:ジョルジュ・ビゼー、編曲/芦沢真理
脚本:榊原玉記、演出:榊原利彦
料金(1枚あたり)5,555円 ~ 8,888円
サイト(CoRich)
http://theredface.stage.corich.jp/
<関連ページ>
榊原利彦オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/sakaki-blog/
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