「虚構の劇団」で出会った三上陽永さん、渡辺芳博さん、杉浦一輝さんが2013年に立ち上げ、高橋玄太さんと坂本健さんが加わって5人で活動中の演劇ユニット「ぽこぽこクラブ」の舞台『光垂れーる』が2019年11月29日(金)から12月8日(日)まで、東京の阿佐ヶ谷アルシェで上演されます。この作品は、愛媛県の内子町アーティスト・イン・レジデンス初年度の参加作品で、ニュースリリースと内子座での公演の写真が届きましたので、ご紹介します。
愛媛県の内子町アーティスト・イン・レジデンス初年度参加作品、ぽこぽこクラブvol.6『光垂れーる』の東京公演が、2019年11月29日(金)~12月8日(日)阿佐ヶ谷アルシェにて上演されます。
■あらすじ
1993年、台風13号で壊滅的な被害を受けた御能村は、多くの犠牲者を出し、ほぼ廃村の状態となった…。それから26年が過ぎ、数年ぶりに故郷である御能村を訪れた男は、死んだはずの両親と再会を果たす。彼がかつて暮らしていた村では「神様」と呼ばれる者が死者を蘇らせ、死者と生者が共に暮らす村となっていた。しかし蘇った死者達は、自分達がなぜ蘇ったのかを問い始める。神様とは一体何者なのか? 死者達が出した決断とは!? ぽこぽこクラブ1年ぶりの長編は…。「生きてるって何だろ? 生きてるってなに?」
■ぽこぽこクラブとは
虚構の劇団(鴻上尚史主宰)で出会った三上陽永、渡辺芳博、杉浦一輝が2013年に立ち上げた演劇ユニット。その後、高橋玄太、坂本健を加え、現在5人で活動中。演出は三上が担当。脚本は公演ごとに三上、杉浦、渡辺の誰かが中心となり、共同で執筆。作風は、力強くスピーディーを持ち味とし、人の持つ喜怒哀楽だけでは括れないような感情を探し続け、メンバーだけでなく、信頼をおく俳優やスタッフも巻き込み、議論を重ね合いながら、「演劇」で演れる事をとことんやり尽くす。2016、17年、日韓公演(主催:上野ストアハウス)の日本代表として選出、18年に青森演劇祭に招致されるなど活躍の場を広げ、19年11月には愛媛県内子町の重要文化財の内子座でアーティストインレジデンスとして公演。
<ぽこぽこクラブvol.6『光垂れーる』>
【東京公演】2019年11月29日(金)~12月8日(日) 阿佐ヶ谷アルシェ
【作・演出】三上陽永
【出演】渡辺芳博、杉浦一輝、高橋玄太、坂本健、
磯部莉菜子(エンパシィ)、内田敦美、小河智裕、北村海(ジャパンアクションエンタープライズ)、
小山あずさ、都倉有加(シープラス)、湯浅くらら(ノックス)、
特別出演:柏進
【チケット料金】
一般:3,500円
平日グループ割:3,000円(平日回限定・2名様以上で1枚につき)
大学生・専門生:3,000円(25歳以下の学生適用・要学生証提示)
高校生以下:1,000円(学生証・もしくは年齢のわかるものを当日受付にて提示)
平日リピート割:2,800円(平日回限定・要チケット提示)
全席自由席/当日、受付順に整理券を配布
公演オフィシャルサイト
https://www.pocopoco.club/
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