「捜査官とダンサーと観客の3役を」、『ボディガード』青山航士インタビュー(上) | アイデアニュース

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「捜査官とダンサーと観客の3役を」、『ボディガード』青山航士インタビュー(上)

筆者: 達花和月 更新日: 2020年3月18日

【2020年4月8日、編集部追記】ミュージカル『ボディガード』東京公演は、4月13日(月)~26日(日)まで東急シアターオーブでの上演が予定されていましたが、新型コロナウイルスに関する政府による緊急事態宣言の発令、及び地方自治体の自粛要請を受け、全公演を中止することが4月8日に発表されました。当初4月3日(金)~19日(日)を予定しておりましたが、このうち、4月3日(金)~12日(日)の公演を中止し、一部の公演を4月19日(日)~26日(日)に振り替えて上演させていただく予定でした。作品の製作委員会は「公演を楽しみにしてくださっていた皆様にはご迷惑とご心配をお掛け致しますこと、心よりお詫び申し上げます。お客様と、出演者・スタッフの安全確保を最優先に考え、大変心苦しい限りではございますがこの度の決定と致しました。主催者といたしましては、一刻も早い終息を願い感染抑止に努めて参りたいと存じます」としています。中止となった公演の払い戻し方法につきましては、公演のホームページでご案内しております。
公式ページ
http://bodyguardmusical.jp/

ミュージカル『ボディガード』日本キャスト版が、2020年3月24日(火)から大阪・梅田芸術劇場で、4月3日(金)から東京・東急シアターオーブで上演されます。この作品に、レイチェル・マロン(柚希礼音さんと新妻聖子さんのダブルキャスト)のボディガードとなるフランク・ファーマー(大谷亮平さん)の元仕事仲間で、現役FBI特別捜査官のレイ・コート役などで出演する青山航士さんにインタビューしました。上下2回に分けて掲載し、「上」では作品について、レイ・コートとフランクの関係などについて伺ったお話を紹介します。

青山航士さん=撮影・NORI

青山航士さん=撮影・NORI

――『ボディガード』の映画版は?

ホイットニー世代というのもありまして、学生時代に観ました。ちょうどアメリカに留学していた時期で、とても人気で話題作だったので。ホイットニーのその頃の曲もよく聴きましたし『ボディガード』ももちろん見てました。出演が決まってからも1回見ました。感無量でした。

――今回の日本キャスト版は新演出だそうですね。

台本のあらすじというのは変わらないんですが、今回ジョシュアが振付・演出ということで、俳優の動かし方で、絵的に違う風に見えたりします。セットも来日したUKツアー版とは違って、お客様の想像を働かせるようにシンプルになっているので、セットが邪魔したり、セットで説明するというのは無いですね。だから、いかに芝居でそういうところを表現できるか、演じる側としては本当にやりがいがあるかなぁとは思ってます。見た目的な演出も含め、大きな違いはそこかなと思います。

――青山さんの演じられるレイ・コートは、どんな人物なのでしょう?

現役のFBIの特別捜査官という役です。簡単に言うと、FBIの仕事というのは、アメリカ全土の犯罪組織の捜査をできる。だから、軍の警察でも州の警察でもない、州を越えての犯罪とかテロから市民の安全を守ったりということの権限があって、国家から雇われているっていう役どころなんです。調べてみると、意外とデスクワークの任務が多いんだなぁと思って。どっちかというと日本だとSWATとか、なんか特殊攻撃部隊みたいなイメージがあるんですけど、意外と違って。捜査官ということは、資料を調べたり、プロファイリングしたりとか、部署がいっぱいあるらしいんです。台本には僕はどこの部署だとは書いてないんですけど、たぶん犯罪組織課だろうと。でもその中にもいろんな分野が分かれていて、たとえばサイバー組織課っていうのかな、IT、コンピューターのテロの分野に特化した課とか、プロファイルの行動分析課とか、いろんなチームが入ってディスカッションをしたり。多方面の知識もないといけないところで、もちろんプロファイリングもできなくちゃいけない、弁護士並の法律の知識も必要で、肉体的にも知的にも良くなくちゃいけないって役なんです。大変な仕事ですよね。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、レイ・コートとフランクの関係や、青山さんがレイ・コート役以外に担当する役などについて伺ったインタビュー前半の全文と写真を掲載しています。3月19日(木)掲載予定のインタビュー「下」では、アメリカ留学時代のお話やダンスリーダーについて話してくださったインタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>

■少ない台詞の中でお互い信頼し合ってて、友人だっていう空気が一瞬でも出れば

■フランクに頼まれたら、しょうがない。でも見つかったら、自分のクビも危ない

■普段バックダンサーをしている人もいる。とにかくエネルギーを出してパワフルに

■「女子大生がInstagramに上げている」という台詞があって、そういう時代設定です

<ミュージカル『ボディガード』日本キャスト版>
【大阪公演】2020年3月24日(火)~3月29日(日) 梅田芸術劇場メインホール
※3月19日(木)~3月22日(日)の公演は中止
【東京公演】2020年4月3日(金)~4月19日(日) 東急シアターオーブ
※新型コロナウイルスの影響で中止
http://bodyguardmusical.jp/

<関連リンク>
『ボディガード』公式 Twitter
https://twitter.com/BodyguardNIPPON
青山航士 ブルーマウンテン Cafe
http://aoyamakoji.jugem.jp/
F-spirit 青山航士
http://www.f-spirit.co.jp/f_artist_04aoyama.html

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青山航士さん=撮影・NORI

青山航士さん=撮影・NORI

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<筆者プロフィール>達花和月(たちばな・かずき) 遠方の友人を誘って観たお芝居との出会いをきっかけとして演劇沼の住人に。ミュージカルからストレートプレイ、狂言ほか、さまざまな作品を観劇するうち、不思議なご縁でライターに。自らの仕事を語る舞台関係者の“熱”に、ワクワクドキドキを感じる日々。 ⇒達花和月さんの記事一覧はこちら

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最近のコメント

  1. すぅ より:

    気になるニュースの見出しがたくさんで、毎回気にはなってきましたが、主役の人だけでなく作品を支える他のキャストさんにもスポットを当ててくれるので、今回有料会員になりました。
    これからも読むのが楽しみな記事を期待しています!

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