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浦井健治「一回一回が、みんなでつかみ取る奇跡」、『オトコ・フタリ』インタビュー

筆者: 岩村美佳 更新日: 2020年11月16日

2020年12月12日(土)に東京のシアタークリエで開幕し、2021年1月15日(金)から大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで、1月23日(土) から愛知の刈谷市総合文化センターアイリスで上演される『オトコ・フタリ』。脚本はNHK大河ドラマ「篤姫」「江~姫たちの戦国~」などの脚本を担当し、コメディ作家でもある田渕久美子さんの書き下ろしで、演出はミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』『ローマの休日』などの山田和也さんが担当する作品です。2020年11月12日には製作発表に続いて、出演する山口祐一郎さん、浦井健治さん、保坂知寿さんにインタビューする合同取材会が開かれました。アイデアニュースとして質問させていただいた部分を紹介します。

山口祐一郎さん(写真中央)、浦井健治さん(同右)、保坂知寿さん(同左)=撮影・岩村美佳
山口祐一郎さん(写真中央)、浦井健治さん(同右)、保坂知寿さん(同左)=撮影・岩村美佳

■保坂:しゃべっているやりとりの内容は面白いので、そこをどれだけリアルにできるか

――コメディ作品について大事にされていることは?

保坂:私は、コメディだと思わないでやることだと思っています。面白くしようとか役者があざといことを考えると、お客様にわかってしまう。しゃべっているやりとりの内容は面白いので、それをどれだけリアルにできるか。自分が面白いことをするのではなく、一生懸命生きている人が、あるシチュエーションで追い詰められたり、窮屈になっていくのを見て、楽しくなるのがコメディだと思います。

浦井:頑張ります! (シェイクスピアの『マクベス』に出てくるセリフ)「綺麗は汚い、汚いは綺麗」じゃないですけど、「シリアスは楽しい、楽しいものはシリアス」ということなのかなと思います。

山口:演じる本人が喜劇だと思ってやるんじゃなくて、本人にとっては悲劇。それが、ご覧になっている方にとっては喜劇になる。冷静に、一生懸命やって、その結果がお客様には喜劇に見える。いい作品を、そのままストレートに演じることだと思っています。

山口祐一郎さん(写真中央)、浦井健治さん(同右)、保坂知寿さん(同左)=撮影・岩村美佳
山口祐一郎さん(写真中央)、浦井健治さん(同右)、保坂知寿さん(同左)=撮影・岩村美佳

■山口:100年に一度のドラマをみなさんが持ってこられて、舞台上のドラマが展開していく

――『オトコ・フタリ』の東京公演は年末、2020年の最後のタイミングで上演されますが、今、この作品でしか観られないものがあるとしたら、それは何でしょうか?

山口:100年に一度のコロナによって、劇場を取り囲む社会全体の中で、それぞれの人が、いろんな状況を抱えてらっしゃる。そのみなさんが、それぞれのドラマを劇場の客席に持ってこられて、みなさんのドラマとともに、舞台上のドラマが展開していく。それは、100年に一度しかできないことです。こんな時期だからこそできる作品だと思います。

浦井:一回一回が、みんなでつかみ取る奇跡だと思います。以前、ある公演で千秋楽を迎えた時に、東宝の方が「『千秋楽おめでとうございます』という単語を、今、言えたことが、とても大きいです」と話されていました。お客様も含めてみんなが、かかわっている。今しかできない、生きる上で意味のある奇跡の公演になると思います。

保坂:もし、本番の日の朝に、誰かが起きて38度の熱があったら、その日のマチネ公演はできなくなってしまうんですよね。明日からできないかもしれない、いつ千秋楽になるかわからないという毎日の積み重ね。その中で、お客様に来ていただいて空間を共有するので、すごく特別な時間になると思います。

※この記事にアイデアニュース有料会員限定部分はありません。

<『オトコ・フタリ』>
【東京公演】2020年12月12日(土)~12月30日(水) シアタークリエ
【大阪公演】2021年1月15日(金)~1月17日(日) 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ
【愛知公演】2021年1月23日(土) ~1月24日(日) 刈谷市総合文化センターアイリス
公式サイト:
https://www.tohostage.com/otokofutari/

<キャスト>
禅定寺恭一郎役:山口祐一郎
須藤冬馬役:浦井健治
中村好子役:保坂知寿

<スタッフ>
脚本:田渕久美子、演出:山田和也、音楽監督:江草啓太、美術:伊藤雅子、照明:服部基、音響:山本浩一、衣裳:前田文子、ヘアメイク:川端恵理子(スタジオAD)、舞台監督:山本圭太、演出助手:末永陽一、制作:渡邊隆、制作助手:上村幸穂/渡辺桃子、プロデューサー:服部優希/馬場千晃、宣伝美術:菅沼結美(TOHOマーケティング)、宣伝写真:村尾昌美

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<筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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