舞台『ゲゲゲの鬼太郎』が、2022年7月29日(金)から8月15日(月)まで明治座で、8月19日(金)から8月28日(日)まで梅田芸術劇場メインホールで上演されます。水木しげる作の漫画『ゲゲゲの鬼太郎』は、1965年の週刊少年マガジンの連載に始まり、漫画、アニメ、映画、小説、ドラマ、ゲームなど、半世紀以上にわたり多くの人に愛され続けてきた作品ですが、水木しげる生誕100周年の2022年夏、舞台になります。
アイデアニュースでは、「天邪鬼-リン」役の七海ひろきさんにインタビューしました。上、下に分けてお届けします。「上」では、作品や役への印象、原作がある作品に出演するときのやりがい、宝塚時代から変わらない想い、今の環境ならではのこと、退団後初めて出演した舞台『RED & BEAR~クィーンサンシャイン号殺人事件』で共演された西岡德馬さんを始めとするみなさんとのLINEグループのことなどについて話してくださった内容を紹介します。「下」では、配信を利用しながら宝塚歌劇団や共演者の方々の作品を観劇されているというお話や、明治座という劇場空間で感じること、コロッケさんとの稽古のこと、西岡さんやコロッケさんとの共演で感じたことなどについて話してくださった内容と、お客さまへのメッセージを紹介します。
――この作品や役の印象はいかがですか?
『ゲゲゲの鬼太郎』は、誰もが知っている作品だと思いますので、それが舞台になると聞いた時に、どういう風になるんだろうと、ワクワクドキドキしました。小さい時に見ていた作品に自分が出演させていただけるというのも、嬉しかったです。どんな役なのだろうと思っていたのですが、「天邪鬼」という役をやらせていただくそうです。ストーリーの中で天邪鬼がどう関わるのか、台本もこれからなので詳しいことは分からないのですが、今回舞台になるからには、「リアルだからこそ」という部分を出していけたらいいなと思います。
――七海さんは、宝塚時代はもちろん、ご卒業後も、2.5次元や、オリジナル作品など、たくさんの舞台に出演されています。「知っている、好きな作品」が舞台になる時の、テンションは、また違うものですか?
オリジナル作品ももちろん面白いのですが、原作がある場合、お客様にとっても「どういう風になるんだろう」という楽しみがあると思います。原作の素晴らしさ、また、舞台だからこそというものを表現できるよう、精一杯頑張りたいと思います。そして、原作が好きな方に「観に来てよかった」と思えるものにするのが、こういう作品をやらせていただく私たちの務めというか、やりがいだと思います。
『ゲゲゲの鬼太郎』の中での天邪鬼と、舞台の中での天邪鬼がどこまで一致するのかはまだ分からないですが、観に来てくださった皆さんが楽しめるエンターテイメントにしたいです。
――主演の荒牧慶彦さんを筆頭に、キャストの皆さんも豪華ですね。
荒牧さんをはじめとする出演者の皆さんとても活躍されている方々なので、ご一緒できるのがすごく嬉しいですし、お稽古場もすごく楽しみです。
――それぞれの役もすごくハマっていますね。
本当にそう思います。役と出演者の方が発表されるのを見て、「ぴったり!」と思っていました。
※アイデアニュース有料会員限定部分には、宝塚時代から変わらない想い、今の環境ならではのこと、退団後初めて出演した舞台『RED & BEAR~クィーンサンシャイン号殺人事件』で共演された西岡德馬さんを始めとするみなさんとのLINEグループのことなど、インタビュー前半の全文と写真を掲載しています。16日掲載予定のインタビュー「下」では、配信を利用しながら宝塚歌劇団や共演者の方々の作品を観劇されているというお話や、明治座という劇場空間で感じること、コロッケさんとの稽古のこと、西岡さんやコロッケさんとの共演で感じたことなどについて話してくださった内容やお客さまへのメッセージなど、インタビューの後半の全文と写真を掲載します。
<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)
■舞台をお客様にお届けし、楽しんでいただきたい。この気持ちは退団後も変わらない
■「初めまして」の方々とご一緒する今の環境。できるだけ自分から話しかけたり
■特に皆さんに助けてもらった『RED & BEAR~クィーンサンシャイン号殺人事件』
■西岡德馬さんもいらっしゃるグループLINE。今もみんなの誕生日などに盛り上がる
<舞台『ゲゲゲの鬼太郎』>
【東京公演】2022年7月29日(金)~8月15日(月) 明治座
【大阪公演】2022年8月19日(金)~8月28日(日) 梅田芸術劇場メインホール
公式サイト
https://gegege-stage.jp
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七海さんは陰で多くの努力をしていらっしゃると常々思っていましたがなかなかその姿はお見せにならない印象でした。
今回のインタビューは一期一会の座組での苦労点を聞き出しどのように対処されているかを知ることができ新たな魅力に触れることができました。そのお人柄の素晴らしさが共演者の方々との素敵な関係に繋がっているのだろうと伝わる記事でした。