「愛で満開になった蕾ちゃんは、さらに美しく」、當間ローズ(下) | アイデアニュース

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「愛で満開になった蕾ちゃんは、さらに美しく」、當間ローズ(下)

筆者: 岩村美佳 更新日: 2022年1月15日

2022年1月21日(金)から1月22日(土)まで、渋谷区文化総合センター大和田 さくらホールで開催される『Music is Beautiful ~song & danceで綴るラブストーリー』に出演する當間ローズさんのインタビュー、後編です。「下」では、「ローズ」という名前の由来、大黒摩季さんのこと、2021年にミュージカル『ピーターパン』に出演されたときのこと、初挑戦のミュージカルで感じたこと、演出の森新太郎さんに教えていただいたこと、これから挑戦してみたいこと、ファンのみなさまや「蕾ちゃん」というファンへの呼び名に込められた思いなどについて話してくださった内容、コンサートを楽しみにしている方へのメッセージなどを紹介します。

當間ローズさん=撮影・岩村美佳
當間ローズさん=撮影・岩村美佳

――お名前を「ローズ」とされたのは、どうしてですか?

それまでは本名で活動していたんです。変えたのは5年ほど前で、ラテンの貴公子としてデビューすると決まった時に、自分のルーツを最大限に出したいと思って、名前を「ローズ」に変えようと。

――「ローズ」以外の候補はありましたか?

ありますよ。一番笑えたのは「當間ウルフ」。僕のキャラじゃないな、みたいな候補がいろいろありました。

――一番納得されたのが、「ローズ」だったのですか?

皆さんが会議でいろいろ候補を挙げられる中で、「ローズがいいです」と言いました。「ローズ」には性別がない。言語によって、男性名詞だったり女性名詞だったりしますし、ラテンの花で、情熱や愛を表すラテン人のシンボルは「ローズ」だと。「これ以上に、僕に合う名前はありません」と言って、それが通りました。

――ご自身で考えられたのですね。

はい。娘が生まれたら「ローザちゃん」なんて可愛いなと思っていたんです。元々好きな名前ではありました。

――バラは、私も一番好きな花です。

ありがとうございます、僕が褒められている気がします。

――でも、なかなか太刀打ちできない花でもありますよね。エネルギーが強いなと思います。

そうですね。僕はお花の中で一番人間味がある花だと思っています。たくさん愛情を注いであげないとすぐ枯れてしまうし、どこかトゲがあって、表情がある。愛されようと思って咲いているわけではなく、ただ「私は私」という感じがして、人間味をすごく感じます。(たくさんのバラの写真を示して)これは、僕の家なんです。

――孤児院に届けるお花ですか?

これは違います。ストーリーがあるのですが、大黒摩季さんのお母さまが亡くなって、摩季さんが葬儀の花を全部バラにされたのです。「この子たち全員捨てられるのよ。私、心苦しくて、どうにか生かしてあげられないの?」とおっしゃったので、「じゃあ、僕が全部もらいます」と言いました。

――いろんな色がありますね。

意味合いもそれぞれ違いますし、人にあげる時の本数によっても変わってきます。本当に愛を伝えるためのお花なんだなと思います。

***

――2021年はミュージカル『ピーターパン』に出演されていましたが、いかがでしたか?

舞台は大変ですね。皆さんをすごく尊敬します。例えば、小西遼生さんは、1年に何本も出られているじゃないですか。毎回、台詞を入れて、キャラクターを変えて、演じる。そんなの僕にはとてもじゃないけれどできないと思いました。歌も、ダンスも覚えなければいけない。いい経験をさせていただきましたし、楽しかったです。

――海賊は、チーム戦でしたね。

不思議と、みなさん仲よくなるんです。

――みなさんは、経験者でしたか?

そうです。僕だけが初めての素人でした。

――新しい体験は、大変というのを置いておいたらいかがでしたか?

出るタイミングとか、なかなか覚えられませんでした。歌をやっている時は、自分の好きなタイミングで結構自由に動けるんです。アーティストさんは、その時の気持ちをぶつけるじゃないですか。でも舞台は、周りと気持ちを合わせて、みんなでひとつのものを届けるので、「本当はこの台詞でこう行きたいんだけど…」という葛藤とずっと戦いながらやっていました。

みんなが「ローズ、もうちょっとこっちだよ」とこっそり言ってくれたり。人形劇のところで、上から操っていて、僕が歌に合わせて揺れると「ローズ、揺れすぎだよ」と教えてくれたり。つい、音楽に乗ってしまうんですよね。でもそうじゃなくて、ミュージカルは出すところは出す、抑えるところは抑えるというところが、とても大事だなというのは分かりました。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、演出の森新太郎さんに教えていただいたこと、これから挑戦してみたいこと、ファンのみなさまや「蕾ちゃん」というファンへの呼び名に込められた思いなどについて話してくださった内容、コンサートを楽しみにしてくださっている方へのメッセージなど、インタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■森新太郎さんに、優しく丁寧に教えていただいた。最初の舞台が森さんでよかった

■歌が一番好き。「俺たちは海賊」が楽しくて「ビール持って来い!」と思ってしまった

■ファンのみんなの顔を想像して、いつもウキウキ。でも、どんな時も謙虚さを忘れずに

■コンサートではいろんな愛に触れて、その日ずっと心を美しくしていて欲しい

<『Music is Beautiful~song & danceで綴るラブストーリー~』>
【東京公演】2022年1月21日(金)~1月22日(土) 渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール
公式サイト
http://www.jpma-jazz.or.jp/concert/2201/220121_1.html

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當間ローズさん=撮影・岩村美佳
當間ローズさん=撮影・岩村美佳

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<筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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