「色褪せない演劇を」、『血の婚礼』安蘭けい(下) | アイデアニュース

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「色褪せない演劇を」、『血の婚礼』安蘭けい(下)

筆者: 岩村美佳 更新日: 2022年9月13日

2022年9月15日(木)から10月2日 (日)までBunkamuraシアターコクーンで、10月15日(土)と10月16日(日)に梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される舞台『血の婚礼』で、母親を演じる安蘭けいさんのインタビュー後編です。下では、今回の「母親」役のこと、 久しぶりのストレートプレイへの想い、芝居のこと、この作品の魅力などについて伺った内容と、読者の方へのメッセージを紹介します。

安蘭けいさん=撮影・NORI
安蘭けいさん=撮影・NORI

――『ジェイミー』の取材でも伺いましたが、これまで何度か母親役をされてきました。その中でも今回はお名前がなくて「母親」という役名ですが、今回のこの母親役は、 どんな風に組み立てていらっしゃいますか?

すごく不幸な設定の役ではありますが、その不幸な出来事を生きる糧にしていく、とても強い、生きるエネルギーに満ちた女性だなと思っています。

母性がすごく強いというよりも、『血の婚礼』という題名でもあるように、古い因習や血筋などにすごくこだわっている田舎の女性、という感じですね。

――「母親」というのは個人というより属性に当たると思うのですが、演じる時に意識されるものでしょうか。人物を組み立てる時に、「母親」という肩書きが付いてくるのは、どのような感覚でしょうか?

ただ「母親」と書いてあり名前がないだけなので、名前がないことにはこだわりはないですね。今回の「母親」は、もしかするとスペインに多い女性像なのかもしれません。作家のロルカは、かなりマザコンだったので、彼のお母さんをモデルに描いたのだろうと田尻さんがおっしゃっていました。彼が理想としている母親像なのかもしれないですし。登場人物のうち、「花婿」はロルカ自身、唯一具体的な名前があるレオナルドは、ロルカにとっての理想の男性と解釈しています。

私たちには、スペイン人がどのような感覚を持っているのかなどは、実際のところ、よく分からないじゃないですか。何となく、スペインは暑くて乾燥していて、闘牛士やフラメンコのイメージ。人もすごく熱くて、日本人とは全然違うのかなぁという感じですよね。そんな我々が、いざスペイン人を演じるとなると、本当に自分たちが思い描いている通りの熱い人間像が正しいのかどうか、はっきり分かりません。そういう感覚を持ちながら、母親という役名ならば、 スペインの「ザ・母親」なのかなと想像して、キャラクターを作っています。

※アイデアニュース有料会員限定部分には、 久しぶりのストレートプレイへの想い、芝居のこと、この作品の魅力について伺った内容や読者の方へのメッセージなど、インタビューの後半の全文と写真を掲載します。

<有料会員限定部分の小見出し>(有料会員限定部分はこのページの下に出てきます)

■演じる「母親」は、古い因習や血筋から逃れられず、自らの人生を壊していった人物

■久々のストレートプレイが嬉しい。ミュージカルも芝居がしっかりとした作品が好き

■ミュージカルはアウトプットで、演劇はインプット。全ての経験が役作りに活きる

■古い時代の戯曲だが、今の時代でもあること。「女性は強いな」と思われるかも

<『血の婚礼』>
【東京公演】2022年9月15日(木)~10月2日(日) Bunkamura シアターコクーン
【大阪公演】2022年10月15日(土)~16日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ 
公式サイト
https://horipro-stage.jp/stage/chinokonrei2022/

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安蘭けいさん=撮影・NORI
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<筆者プロフィール>岩村美佳(いわむら・みか)  フォトグラファー/ライター ウェディング小物のディレクターをしていたときに、多くのデザイナーや職人たちの仕事に触れ、「自分も手に職をつけたい」と以前から好きだったカメラの勉強をはじめたことがきっかけで、フォトグラファーに。「書いてみないか」という誘いを受け、未経験からライターもはじめた。現在、演劇分野をメインに活動している。世界で一番好きなのは「猫」。猫歴約25年。 ⇒岩村美佳さんの記事一覧はこちら

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