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「帰れない故郷にして欲しくない」 熊本出身者、原発停止求める10万人署名提出

筆者: 橋本正人 更新日: 2016年4月21日

 

大きな地震が続くなか、日本で唯一、稼働を続けている九州電力の川内原発(鹿児島県薩摩川内市)に対して、熊本県出身者1人がネット上で呼びかけた「川内原発を止めてください。」署名に対する賛同者が10万人を超え、2016年4月21日午前9時すぎ、安倍首相、林経済産業大臣、丸川原子力防災担当大臣に賛同者名簿が提出されました。この署名は高木さんが個人として「Change.org」で呼びかけたもので、2016年4月16日午前7時ごろに開始してからわずか4日間で、約10万人の署名が集まりました。この日は一次集約分として2016年4月20日午前11時までに集まった98,889人分を高木さんが半日がかりで印刷して綴り、東京の内閣府に持参しました。⇒「川内原発を止めてください。」署名のページはこちら

 

署名提出について説明する、左から近藤昭一議員、高木博史さん、小川幸子さん、阪上武さんと、内閣府の担当者(右端)=写真提供・FoE Japan

署名提出について説明する、左から近藤昭一議員、高木博史さん、小川幸子さん、阪上武さんと、内閣府の担当者(右端)=写真提供・FoE Japan

 

賛同者名簿提出には、与野党の超党派の議員らでつくる「原発ゼロの会」(詳しくは⇒こちら)が協力し、「原発ゼロの会」共同代表の近藤昭一衆議院議員(民進党)らが内閣府に同行。2016年4月21日午前9時すぎに内閣府で、内閣官房内閣総務官室請願担当主査に手渡されました。

 

提出された賛同者名簿には賛同者の名前だけを印刷し、住所やメールアドレスなどは書かない形で提出されました。また賛同者名簿とは別に、寄せられた約2万人分のコメントも提出されました。提出にあたっては高木さん、近藤議員、近藤議員の秘書の方のほか、福島老朽原発を考える会(フクロウの会)代表の阪上武さん、原子力規制を監視する市民の会の小川幸子さん、国際環境NGO「FoE Japan」理事の満田夏花さん、「FoE Japan」気候変動・エネルギー担当の深草亜悠美さんが参加しました。

 

高木さんによると、提出の際に「この重みを受け止めてください」と高木さんが話したことに対して、賛同者名簿を受け取った請願担当主査は「伝えておきます」と応えたそうです。

 

約10万人の賛同者名簿提出について説明する高木博史さん=2016年4月21日、衆議院第二議員会館第二会議室で、撮影・橋本正人

約10万人の賛同者名簿提出について説明する高木博史さん=2016年4月21日、衆議院第二議員会館第二会議室で、撮影・橋本正人

 

賛同者名簿提出後、衆議院第二議員会館第二会議室で「『川内原発を止めて』署名提出・報告会」が開かれ、高木さんはメディア関係者らに賛同者署名提出について説明しました。

 

高木さんは「原発に賛成とか反対とかの以前に、まず川内原発を止めてほしいという思いが強いです。政権批判ということではなく、私自身の思いを強調させていただいたことに共感いただいたことで10万人を超えたのではないかと考えています。熊本・九州在住の方、全国にいらっしゃる出身者の方、その全国のみなさんが、やはり今だけでも原発を止めるべきではないかと考えていると思います。一番の思いは『帰れない故郷にしてほしくない』というところなんです」と話しました。

 

この日の「報告集会」は、連絡不足があったのかもしれませんが、大手メディアの方は取材に来ていませんでした。4日間で10万人の署名が集まって首相らに提出されたということですから、もう少し来ても良いのになと思いました。

 

「『川内原発を止めて』署名提出・報告会」で話す高木博史さんとFoE Japanの満田夏花さん(右端)=衆議院第二議員会館第二会議室で、撮影・橋本正人

「『川内原発を止めて』署名提出・報告会」で話す高木博史さんとFoE Japanの満田夏花さん(右端)=衆議院第二議員会館第二会議室で、撮影・橋本正人

 

与党がどう、野党がどう、ということではなく、生命と故郷を守るために、冷静に考えたうえで、川内原発を一時的に停止していただきたいと思います。

 

 

<関連サイト>
「川内原発を止めてください。」署名のページ

 

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<筆者プロフィール>橋本正人(はしもと・まさと) 1986年、産経新聞社入社。写真部員をへて記者となり、兵庫県警捜査一課などを取材。1990年、朝日新聞社に移り、宝塚歌劇を扱う「朝日新聞デジタル・スターファイル」などを担当。2015年、アイデアニュース株式会社を設立し、編集長に。趣味は声楽(テノール)。 ⇒橋本正人さんの記事一覧はこちら

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