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フィリピンからメリークリスマス、幸運のお菓子「ポルボロン」を有料会員10名にプレゼント

筆者: 松中みどり 更新日: 2016年12月23日

 

2016年12月初めにフィリピン・サンバレス州に行ってきました。フィリピンは、スペイン植民地時代に広まったカトリック教徒が人口の8割を占めると言われている「世界で一番クリスマスの長い国」。今回は、アジアの中でもっともクリスマスを大切に祝っている国の12月の様子と、アイデアニュースからのクリスマスプレゼントのお菓子についてです。(このプレゼント応募は終了しました)

 

フィリピンの一般的な家庭の居間=撮影・松中みどり

フィリピンの一般的な家庭の居間=撮影・松中みどり

 

今回の訪問の主目的は、1991年6月に大噴火をおこしたピナツボ火山の最大の被災者、山岳先住民族「アエタ」の人々に会いに行くことでした。筆者が主催していた「ピナツボ・アエタ教育里親プログラム」(1994年~2014年)の元奨学生たちと、同窓会兼クリスマス会をやってきたのです。噴火がおきるまで、自給自足に近い生活を送ってきたアエタの人々は、この20世紀最大の自然災害によって大きな影響を受けた先住民です。先住民として固有の文化を守りつつ、新しい時代に対応する力を身につけるため、日本の心ある人々に支援を受け、高等教育を受けたのが、“元奨学生たち”というわけです。20年の間に延べ300名近いアエタの若者たちが学校教育を受け、高校や大学、専門学校を卒業して若きリーダーとなっています。国家試験に受かった正式な教職員、エンジニア、ホテル職員、運転手、助産師など、これまで例のなかった職について活躍しているのです。

 

久しぶりに集まった元奨学生とスタッフたち=スタッフTessie. F 提供

久しぶりに集まった元奨学生とスタッフたち=スタッフTessie. F 提供

 

例えば、奨学金プログラムで自動車整備の職業訓練を受け、今は車のメカニックをしているベルナルドはこう語ってくれました。

 

  • 「もう奨学金プログラムは終わってしまったから、こんなふうに集まる機会はないと思ってたのに、またみんなで集まれて本当に嬉しいです。マム・みどり、来てくれてありがとうございます。僕は車の整備士をやってます。アエタのメカニックなんて、大丈夫なのかと言われることもまだあるけど、仕事をちゃんとやればお客さんは分かってくれます。今ではチーフになって、後輩の指導をしています」

 

久しぶりに集まった元奨学生たち。真ん中のちょんまげのような髪型の青年がベルナルドです=撮影・松中みどり

久しぶりに集まった元奨学生たち。真ん中のちょんまげのような髪型の青年がベルナルドです=撮影・松中みどり

 

元奨学生のアナリンは、「ピナツボ・アエタ教育里親プログラム」の支援で大学の教育学部を卒業、代用教員として働いた後、難関の国家試験に合格。正式な資格をもった教師として、町の私立学校で働いていました。しかし、彼女の夢は、自分と同じアエタの子どもたちが多い山の小学校で教えること。ピナツボ火山噴火後の再定住地域・カナイナヤンで2016年6月の新学期から教え始めました。

 

カナイナヤンの小学校へは、最寄りの町から車で30分ほど行って、その後1時間近く徒歩が続きます=撮影・松中みどり

カナイナヤンの小学校へは、最寄りの町から車で30分ほど行って、その後1時間近く徒歩が続きます=撮影・松中みどり

 

カナイナヤンの小学校へは、最寄りの町から車で30分ほど行って、その後1時間近く徒歩が続きます=撮影・松中みどり

カナイナヤンの小学校へは、最寄りの町から車で30分ほど行って、その後1時間近く徒歩が続きます=撮影・松中みどり

 

乾季で条件の良い時期でも、1時間かけて山道を行き、また降りて家に帰る毎日はどれほど大変なことでしょう。雨季になれば山道を滝のように水が流れてくることもあり、月に何度か通勤を断念することもあるといいます。それでも、自分のバイクを運転して山道を行き、「この学校で教えられて嬉しい」と語るアナリンを、心から誇りに思い、尊敬しています。

 

トライシクルと呼ばれるサイドに人用の荷台がついたバイクを運転するアナリン=撮影・松中みどり

トライシクルと呼ばれるサイドに人用の荷台がついたバイクを運転するアナリン=撮影・松中みどり

 

村の小学校=撮影・松中みどり

村の小学校=撮影・松中みどり

 

ピナツボ山の精霊を信じて、アニミズム的な宗教観をもっているアエタの人々の中にも、キリスト教は広く浸透しています。日本人には理解しやすいと思いますが、イエス・キリストを信じつつ、聖なる山への信仰を同時に持っているのがアエタの人々なのです。

 

小学校の建物にもクリスマスの飾りがありました=撮影・松中みどり

小学校の建物にもクリスマスの飾りがありました=撮影・松中みどり

 

小学校の建物にもクリスマスの飾りがありました=撮影・松中みどり

小学校の建物にもクリスマスの飾りがありました=撮影・松中みどり

 

村にある教会ではアエタの牧師が日曜日の礼拝を式しています=撮影・松中みどり

村にある教会ではアエタの牧師が日曜日の礼拝を式しています=撮影・松中みどり

 

先祖代々ピナツボ山麓に住み、ピナツボ山を聖なる山としてきたアエタの人々は、教育によって新しい時代を生き抜く力を身につけています。キリスト教の信仰もまた、そのひとつです。一方、豊かな自然の中で、物やお金に執着せず、素朴に穏やかに暮すことをよしとする懸命な民族であり続けています。彼らから学ぶことはまだまだ多いと感じた短い訪問でした。

 

アイデアニュース有料会員10名様に、フィリピンの伝統的なお菓子「ポルボロン」をプレゼントいたします。16世紀に入り、スペインの植民地となったフィリピンは300年以上、スペインの統治下にありました。そのためフィリピンにはスペインの影響が残っています。例えば通貨の単位の「ペソ」。挨拶の「クムスタ?お元気?」はスペイン語の「コモエスタ?」から来ています。前述のキリスト教も、スペインがもたらしたもの。そのためにカトリック教徒が多いというわけです。ポルボロンも、もともとはスペインのお菓子でした。今では、フィリピン人の好みに合うように、本家スペインのポルボロンとはひと味違うお菓子になっています。

 

フィリピンで人気のお菓子・ポルボロン=撮影・松中みどり

フィリピンで人気のお菓子・ポルボロン=撮影・松中みどり

 

フィリピンで人気のお菓子屋さん「goldilocks ゴルディロックス」のポルボロンは、ウベ(紫芋)、クッキー&クリーム、コーヒー、ピーナッツ、カシューナッツなどのフレーバーがあり、どれもとても美味しいのです。すぐにほろっとくずれる食感は、柔らかめのショートブレッドか、ちんすこうのような感じです。お土産に渡した家族、友人たちの全員が「おいしい」という感想でした。

 

このお菓子は幸せをもたらすお菓子で、クリスマスに特に人気です。口に入れて「ポルボロン、ポルボロン、ポルボロン」と3回唱えて、口からこぼさなければ幸運がやってくるというおまじない。新しい年を迎えるにあたり、運を占ってみませんか?有料会員の方がログインすると、下記に応募フォームがあらわれますので、ふるってご応募ください!当選された会員様には、3種類のフレーバーを組み合わせてお送りいたします。応募締め切りは、1月9日(月)です。(このプレゼント応募は終了しました)

 

フレーバーの組み合わせはお任せ下さい=撮影・松中みどり

フレーバーの組み合わせはお任せ下さい=撮影・松中みどり

 

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<筆者プロフィール>松中みどり(まつなか・みどり) フィリピン支援ボランティア/英語講師/ライター 初めて行った外国がフィリピンで、以来かの国の人々の明るさ温かさに魅せられ、様々なNGOや支援活動に関わる。1994年からは山岳先住民アエタの教育支援主催。コミュニケーションツールとしての英語を各地で教えている。動物好きの自称「ケモノバカ」。飼い猫は黒猫で親バカ度も加速中。 ⇒松中みどりさんの記事一覧はこちら

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  1. K より:

    クリスマス 過ぎちゃったけど、興味深く読めました。

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