2015年のトニー賞で、ミュージカル作品賞、ミュージカル脚本賞、オリジナル楽曲賞、ミュージカル主演男優賞、ミュージカル演出賞の5部門を受賞した『ファン・ホーム』が、2018年2月7日(水)から「A NEW BROADWAY MUSICAL『FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』」として東京、兵庫、愛知で上演されます。アイデアニュースでは、この作品に主人公の漫画家、アリソン役で主演する瀬奈じゅんさんにインタビューしました。瀬奈さんのインタビュー記事は1月29日(月)に「上」を1月30日(火)に「下」を掲載しますが、まずは公演の内容をご紹介します。
<公式ページの「ABOUT」より>
主人公・アリソンはペンシルベニアの葬儀屋(Funeral Homeを略してFun Home)の長女として生まれ、今は漫画家として活躍しています。彼女は今、43歳。父ブルースが亡くなった時と同じ年齢に差し掛かっています。アリソンとブルースにはいろんな共通点がありましたが、一番は……アリソンはレズビアンで、ブルースはゲイだったこと。そしてアリソンはそれを受け入れ、父は隠し通す道を選び、自らの命を絶ったのでした。なぜ父は自らの命を絶たなければいけなかったのでしょうか? セクシャルマイノリティとして、そして文学や芸術を愛する者として、共感しあいながらもすれちがい続けた父と娘。現在、大学生、幼少期それぞれのアリソンが、父との思い出をたどりながら、父の本当の想いに迫っていく、家族の再生の物語です。
こちらは「A NEW BROADWAY MUSICAL『FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』」の公式ページに掲載されている「2015 Tony Awards Show Clip: Fun Home」の動画です(The Tony Awardsのチャンネルより)。
こちらは日本版のプロモーション映像です。
この作品で特徴的なのは、3人の女優が1人の人物を演じ分ける劇構造と、ストーリーが現在のアリソンの描く“漫画”という形で展開していくところ。日本版では、父が亡くなった年齢(43歳)になった漫画家のアリソンを瀬奈じゅんさんが演じ、大学生のアリソンを大原櫻子さんが、小学生のアリソンをWキャストで笠井日向さんと龍杏美さんが演じます。
アリソンの父のブルースを演じるのは、吉原光夫さん。アリソンの母は、紺野まひるさんが演じます。そして、かつてのブルースの教え子を上口耕平さんが、アリソンの大学の友人であり恋人を横田美紀さんが演じ、アリソンの1歳下の弟は楢原嵩琉さんと若林大空さんがWキャストで、アリソンの4歳下の弟を阿部稜平さんと大河原爽介さんがWキャストで演じます。
演出を担当するのは、数々の演劇の話題作を手掛けてきた気鋭の演出家・小川絵梨子さんで、小川さんが演出を担当する初ミュージカル作品としても注目されています。
<A NEW BROADWAY MUSICAL『FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇』>
【東京公演】2018年2月7日(水)~2月26日(月) シアタークリエ
【兵庫公演】2018年3月3日(土)~3月4日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
【愛知公演】2018年3月10日(土) 日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
公式サイト
http://www.tohostage.com/funhome/
<関連リンク>
瀬奈じゅんオフィシャルウェブサイト
http://www.jun-sena.jp/
瀬奈じゅん東宝芸能オフィシャルサイト
https://www.toho-ent.co.jp/actress/profile.php?id=6872
瀬奈じゅんマネージャーtwitter
https://twitter.com/senajunmg
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